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文と写真=会田 肇
特殊形状のスポークで荷重を支える、空気を使わないタイヤ『エアフリーコンセプト』
右端にあるのが紀元前3000年頃、酒樽の蓋状のものを車輪としたもの。その左側には周囲に鉄を巻いた車輪がある。これが長く続いた。インド・デリー郊外にある「HERITAGE TRANSPORT MUSEUM」にて
試乗に使われたタジマモーターの超小型モビリティ「ジャイアン」。手前がエアフリーコンセプトを履いた車両で、奥が空気入りタイヤを履く
低速域ではやや硬めの印象だったが、20km/hを超えるあたりから空気入りタイヤと比べても差はほとんどわからなくなった
コーナリングでは特殊形状のスポークの剛性が高いせいか、想像を超えるシャープなハンドリングをみせた
路面の突起を乗り越える瞬間のエアフリーコンセプト。スポークが変形して衝撃を吸収しているのがわかる
エアフリーコンセプトの技術。特殊形状のスポークの果たす役割が極めて重要であることがわかる
エアフリーコンセプトの概要。当初はパンクレスをメインに訴求したが、現在は何世代にもわたって使い続けられることを提案している
耐用年数が過ぎたスポーク部分は、粉砕してチップ化して再利用できるように配慮されている
出光興産との実証実験を通じて循環型舎兄への貢献を目指す共創が続けられている
タイヤに使われている材料は化学物質だけでもこれだけ多岐にわたる。これを素材ベースで分解する技術の開発も進む
砂漠に自生する植物「グアユール」を使うことで、天然ゴム産地地域への一極集中の緩和につながっていくことを目指す
「エアフリーコンセプト」について解説してくれたブリヂストン デジタルツイン開発7課主幹、ソリューション開発第2部兼務の筑後知昭氏
超小型モビリティ「ジャイアン」に装着された「エアフリーコンセプト」
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