夏フェス「フジロック」車中泊ガイド! 持ち物リストや暑さ対策、クルマ移動の注意点を解説| KURU KURA(くるくら)

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公開日:2026.07.09

野外フェスはクルマで行くともっと楽しい! 快適さまで持っていける「フジロック」車中泊・ドライブガイド。

(c)宇宙大使☆スター

フジロックをはじめ、多くの野外フェスは自然豊かな場所で開催される。電車やバスでもアクセスできるが、荷物が多くなりがちなフェスでは、クルマ移動ならではのメリットも少なくない。そこで今回は、初めてクルマで野外フェスへ行く人に向けて、メリットや事前に知っておきたいポイントを、アウトドアWebマガジン『Nachu Magazine』編集長で、野外フェスにも精通する森風美さんに教えてもらった。

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文=KURUKURA編集部

アドバイザー=森風美

写真=FUJI ROCK FESTIVAL , 森風美 , KURUKURA編集部

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クルマなら「快適さ」まで持って行ける!

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国内最大級の野外音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL ’26(フジロック)」が今年も開催される。会場となる苗場スキー場は山あいにあり、日中は真夏の暑さでも、夕方以降は冷え込んだり、雨に見舞われたりするなど、天候が変わりやすい。

フジロックに限らず、多くの野外フェスは自然豊かな環境で開催されるため、暑さや寒さ、雨への備えは欠かせない。そんなときに頼りになるのがクルマ移動だ。

手持ちだと、荷物を減らしてできるだけ身軽にしたくなるもの。しかし実際には、汗をかいたり、雨で濡れたり、泥で汚れたりと、着替えや防寒具が必要になる場面は少なくない。クルマ移動なら、防寒着やレインウェア、長靴、着替えはもちろん、折りたたみチェアやクーラーボックス、テント、寝袋など、“使わないかもしれない荷物”まで気兼ねなく積み込める。

荷物に余裕があれば、天候の変化にも柔軟に対応できる。現地で快適に過ごせることは体力の温存にもつながり、最後までフェスを楽しむための大きな安心材料になる。

森さん「野外フェスは天気や気温の変化にかなり左右されます。特にフジロックのような山間部では、夏でも夜は冷えたり突然雨が降ったりすることがあります。クルマなら防寒具や着替え、レインウェアなど“使うか分からないけれど、あると安心”なものまで積んでいけるので心強いですね。以前、フジロックで豪雨に遭ったことがありましたが、車中泊だったことで気持ちにも余裕がありました」

クルマだからこそ持っていきたいアイテムも含め、野外フェスで役立つ持ち物をチェックリストにまとめた。出発前の準備にぜひ役立ててほしい。

▼野外フェスの持ち物チェックリスト

必須アイテム
☐ チケット・駐車券
☐ 身分証
☐ 財布
☐ スマートフォン
☐ モバイルバッテリー
☐ レインウェア
☐ 歩きやすい靴・長靴
☐ 帽子
☐ タオル
☐ 飲み物
☐ 着替え
☐ 防寒着

あると便利
☐ 折りたたみチェア
☐ レジャーシート
☐ テント・寝袋
☐ クーラーボックス
☐ 日焼け止め
☐ サングラス
☐ 虫よけスプレー
☐ ウェットティッシュ
☐ ティッシュ
☐ ゴミ袋
☐ ジップ袋
☐ 救急セット
☐ ライト・ランタン

クルマならでは
☐ マット(寝具)
☐ ポータブル電源
☐ 車載冷蔵庫
☐ サンシェード
☐ ブランケット
☐ 沢山の飲み物
☐ 予備の靴・サンダル
☐ お土産用トートやカゴ

道中も旅になる。寄り道や買い出しのポイント!

アウトドアWebマガジン『Nachu Magazine』編集長の森風美さんと、夫のショーンさん。

アウトドアWebマガジン『Nachu Magazine』編集長の森風美さんと、夫のショーンさん。

クルマ移動なら、会場へ向かう時間そのものが旅になる。サービスエリアや道の駅に立ち寄ってご当地グルメを味わったり、景色のいい場所で休憩したり、温泉へ寄り道したりと、目的地までの道のりも楽しめる。

クルマなら荷物を多く積めるだけでなく、途中で買い物に立ち寄ることもできる。一方で、フェス会場周辺のコンビニや売店は混雑しやすく、必要なものが売り切れることもある。雨具や飲み物、朝食、氷などはできるだけ事前に購入しておき、足りないものを買い足すために“最後に買い出しをする店舗”をGoogleマップなどに保存しておくと安心だ。

また、ガソリンスタンドが少ないエリアもあるため、会場へ近づく前に給油を済ませておきたい。

森さん「私は雨具や日用品、朝ごはんなどは自宅近くで買いそろえて、足りないものだけ途中で買い足すようにしています。フジロックでは、関越道 月夜野ICを降りた先にある“フレッセイ沼田恩田店”によく立ち寄ります。

あと意外と大事なのがガソリンです。山間部ではガソリンスタンドの営業時間が限られることもあるので、会場へ近づく前に満タンにしておくと帰りも安心ですよ!

また、フジロックでは会場周辺の温泉が混雑するので、私は目当てのアーティストがいない午前中に猿ヶ京温泉まで足を延ばすこともあります。フェスだけでなく、その土地ならではの寄り道も楽しめるのはクルマならではですね」

車中泊なら、朝も夜も気ままにフェスを満喫できる

(c)宇宙大使☆スター

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フジロックの魅力のひとつが、キャンプ文化と一体になったフェスであること。車中泊やキャンプを組み合わせれば、朝早くから余裕を持って行動できるだけでなく、ライブ終了後も時間を気にせず余韻を楽しめる。気持ちのいい空気の中で、音楽とともに自然と触れ合える体験は格別だ。

乗用車で車中泊をする場合は、シートをどこまでフラットにできるかを事前に確認し、マットなどで段差を埋めておくと寝心地が大きく改善する。サンシェードやカーテンで目隠しをしたり、ポータブル電源を用意したりすると、さらに快適になる。

また、駐車場やキャンプサイトに傾斜も要チェック。寝る場所が斜めになると想像以上に眠りにくいため、事前に地形やトイレの位置を調べておくと安心。傾斜が気になる場合は、車体を水平に調整できる「レベラー(※)」があると役立つ。

ただし、車中泊が認められている場所かどうかは、事前に確認しておきたい。フジロックでは車中泊用のキャンプサイト「ムーンキャラバン」が利用できるが(2026年の同チケットは完売)、すべてのフェスで可能とは限らないため、事前にルールを確認しておこう。近隣のRVパークなど、民間でも車中泊を許可している施設はあるので要チェックだ。

森さん「ライブが終わったあと、すぐ帰らなくていいのが車中泊の魅力です。最近はキャンピングカーのレンタル業者も増えていますし、普段のクルマで不安なら、フェスのときだけレンタルするのも選択肢のひとつだと思います。

あとはポータブル電源があるとスマホやカメラの充電も安心です。さらにポータブル冷蔵庫があれば朝ごはんを車内で済ませたり、ライブ後に冷たい飲み物やアイスを楽しんだりできます。最近はキャンピングカーの水道設備にも助けられました。混雑したトイレまで行かなくても手洗いや歯磨きができるのは、想像以上に快適ですよ」

※レベラー:カースロープとも呼ばれ、クルマの車輪の下に敷くことで、車体を水平に近づけることができるキャンピングカーユーザー御用達のグッズ。

車中泊|暑さ対策|グッズ|森風美|バモスホビオ|

近年の車中泊では、欠かせない存在となったポータブル電源。

アウトドア用のチェアやテーブルもあると便利。

アウトドア用のチェアやテーブルもあると便利。

クルマだからできる「余裕ある移動」。最後までゆっくり楽しもう

森さんの車中泊グッズとフジロック'22のタペストリー。

森さんの車中泊グッズとフジロック'22のタペストリー。

フェスを最後まで楽しむために忘れてはいけないのが、安全運転だ。前日は十分に睡眠を取り、眠気を感じたら無理をせず休憩することが基本。

また、長距離移動でも、サービスエリアで仮眠を取ったり、時間をずらして出発したりと、自分の体力に合わせて移動計画を立てられるのはクルマならではのメリットだ。

さらに、ライブ終了後は周辺道路が一斉に混雑するため、時間に余裕を持ったスケジュールを組むことも重要だ。無理に帰宅を急がず、時間をずらして翌朝に出発することで、疲労や渋滞を避けやすくなる。

森さん「ライブ後にすぐ長距離運転をするのではなく、仮眠してから出発できるのはクルマの良さです。可能なら翌日も休みを取って、焦らず帰るのがおすすめ。せっかく遠くまで行くなら、最後まで満喫したいですね」

渋滞を避けてスムーズに会場へ向かうには?

フジロッカーお馴染みの苗場スキー場の施設「Nプラトー」

フジロッカーお馴染みの苗場スキー場の施設「Nプラトー」

フェス当日は会場周辺道路が朝から混雑しやすい。前日の夜や早朝にかけて移動し、近くの道の駅やサービスエリアで仮眠を取ってから会場へ向かえば、渋滞を避けながら体力も温存できる。時間に余裕を持ったスケジュールを組むことが、フェスを快適に楽しむいちばんの近道だ。

荷物を自由に積み込み、寄り道を楽しみながら、安心して車中泊まで満喫できるのは、クルマ移動ならではの魅力だ。会場へ向かう道のりから帰宅するまで、そのすべてがフェスの思い出になる。今年初めてフジロックへ向かう人は、ぜひ「クルマで行く楽しさ」にも目を向けてみてはいかがだろうか。

「FUJI ROCK FESTIVAL ’26」は、開催までいよいよ残りわずか。現在も7月24日(金)・26日(日)の1日券、金曜ナイト券、キャンプサイト券、対象日の駐車券などのチケットが販売中だ。

INFORMATION
FUJI ROCK FESTIVAL ’26
開催日:2026年7月24日(金)〜26日(日)
会場:新潟県湯沢町 苗場スキー場
FUJI ROCK FESTIVAL ’26 オフィシャルサイト:https://www.fujirockfestival.com/
チケット情報:https://www.fujirockfestival.com/ticket/index

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