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公開日:2026.06.15

クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #42|フォルクスワーゲン カルマンギア

フォルクスワーゲン カルマンギアと、オーナーのTomさん

みんなの愛車を紹介するコーナーに、フォルクスワーゲン カルマンギアが登場! オーナーのTomさんは、なぜこのクルマを愛車に選んだのでしょうか? モータージャーナリストの瀬イオナさんがインタビューしました。

フォルクスワーゲン カルマンギアと、オーナーのTomさん

文=瀬イオナ

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CAR #42|Volkswagen Karmann Ghia

■愛車:
フォルクスワーゲン カルマンギア(1968年)

■オーナー:
Tomさん

■このクルマはいつ購入しましたか?
2024年9月に購入しました。

■愛車のお気に入りポイントは何ですか?
美しいデザインに惚れました。

■これまでの車歴を教えてください。
・フォルクスワーゲン トゥアレグ
・サーブ93
・サーブ900ターボ
・メルセデスベンツ W124

■普段クルマを使ってどんなところにドライブに行きますか?
街乗りから長距離ドライブまで、どこへでも乗って行きます。

Tomさんは、ご自身でYouTubeチャンネル「Tom's Car Story」を運営しています。クルマの魅力を伝える映像や世界観がとてもオシャレで、思わずマネしたくなります……。

Tomさんは、ご自身でYouTubeチャンネル「Tom's Car Story」を運営しています。クルマの魅力を伝える映像や世界観がとてもオシャレで、思わずマネしたくなります……。

イタリアン・デザインとドイツの実用性が生んだ名作

フォルクスワーゲン・カルマンギアは、イタリアのカロッツェリア・ギアがデザインし、ドイツのカルマン社が生産した合作モデルです。カルマンギアというネーミングも、両社の名前に由来しています。

エンジンは水平対向4気筒の空冷OHVをRRレイアウトで搭載。車高が低くスタイルが良いため、スポーツカー的な感覚を味わえることから「プアマンズ・ポルシェ」と呼ばれ、人気を博しました。

そんなカルマンギアに乗るTomさんの愛車は、純正色ではない、お洒落なボディカラーや、まるで部屋のようにしつらえられたインテリア装飾など、こだわりが詰まった一台になっています。さっそくお話を聞いてみましょう!

ボディは前オーナーさんによってシャンパンゴールドに塗装されています。クラシカルな雰囲気によくマッチしていて、純正色と言われても納得してしまうほど自然な仕上がりですね。

ボディは前オーナーさんによってシャンパンゴールドに塗装されています。クラシカルな雰囲気によくマッチしていて、純正色と言われても納得してしまうほど自然な仕上がりですね。

まるでカフェみたい! ここまでインテリアにこだわる理由とは?

──本日はよろしくお願いします。まずは、Tomさんがクルマを好きになったきっかけから教えてください。

Tomさん 正直、きっかけはハッキリとは覚えておらず、物心ついた頃には、すでにクルマが大好きでした。最初に憧れたクルマは、「メルセデス・ベンツ ミディアムクラス(W124)」と「BMW 3シリーズ(E36)」です。

当時、私はアフリカのザンビアに住んでいました。街にはボロボロの「プジョー504」や、日本から輸入された中古車が多く走っていましたが、この2台は当時の新車で、現地のお金持ちが大切に乗っていました。その姿には独特の威厳があり、「かっこいいな」と感じていたんです。

もしかすると、私がクルマ好きになった原点は、ベンツとBMWだったのかもしれません。ちなみに5歳頃の誕生日に初めて買ってもらった1/18スケールのミニカーも、選んだのは白い「メルセデス・ベンツ 300SL」でした。今思うと、なかなか渋いチョイスですよね(笑)。

そのミニカーは今でも大切に持っていて、リビングの棚に飾っています。

──情報量が多いです! なぜアフリカに住むことになったのかも詳しく聞きたいところですが、先に進みます(笑)。では、カルマンギアを愛車に選んだ理由を教えてください。

Tomさん 「サーブ900ターボ」に乗っていた頃、オーナーズクラブに入っていたのですが、そのつながりでクラシックカーを何台も所有している方と親しくなりました。その方には「サーブ96」や「ロータス・エラン」など、さまざまなクルマに乗せてもらったんです。

そこで体験した旧車特有のエンジン始動の儀式や排気ガスの匂い、エンジン音、そして独特のスタイルに、すっかり魅了されてしまいました。完全に毒されてしまい、「次に乗るなら1960年代のキャブレター車だ!」と考えるようになったんです。

そして買い替えのタイミングが訪れ、本当は「トライアンフ・スピットファイア MkII」を購入する予定でした。ところが、その直前にたまたま立ち寄った空冷VWショップで、この1968年式のカルマンギアを見つけてしまったんです。気が付いたときには、もうハンコを押した後でした(笑)。

フォルクスワーゲン カルマンギア|Volkswagen Karmann Ghia

フォルクスワーゲン カルマンギア|Volkswagen Karmann Ghia

──買い替えのタイミングで運命的な出会いがあって即決! まさに不可抗力ですね(笑)。カルマンギア購入の決め手や、お気に入りのポイントはありますか?

Tomさん ストック車高(メーカー出荷時の車高設定のまま)で雰囲気も良く、ボディカラーも好みでした。しかも予算内だったんです。見た目ももちろんですが、走行中の「バサバサバサバサ」というエンジン音も好きなんですよね。それから、このボディカラーは純正色ではなく、前オーナーさんが塗装したものらしく、この色味もとても気に入っています。

──とてもお洒落な佇まいですよね。内装もとても素敵です!

Tomさん インテリアにこだわると、運転している時も心地良いじゃないですか。自分の部屋みたいな感覚にしたくて、試行錯誤しました。この一輪挿しのお花も飾ってみたんですが、雰囲気に合っていてとても気に入っています。

────(シートに座らせてもらいながら)まるでお洒落なカフェにいるような気分になります! いろいろ手が入っているようにも見えますが、自然な雰囲気も残っていますね。内外装で何かカスタムはされていますか?

Tomさん ライトです。もともとシールドビームだったんですが、ハロゲン色のLEDに変更しました。それと、ネットで7000円で買ったバイク用のヘッドライトを補助灯として取り付けています。

インテリアに使っている小物選びのセンスが、すごいです。私のパジェロミニでは、こうはなりません(泣)。

インテリアに使っている小物選びのセンスが、すごいです。私のパジェロミニでは、こうはなりません(泣)。

──補助灯もご自身で取り付けられたんですか! ということは、暗い夜道もよく運転されるんですね?

Tomさん 街乗りから長距離までバンバン使っていて、夜中に走ることもしょっちゅうありますし、山道なんかも走っちゃいます。このクルマで一番遠くまで行ったのは琵琶湖ですが、最高でしたね。

──とても調子が良いんですね! 古い車体ですがトラブルはありますか?

Tomさん いまのところ大丈夫です。フォルクスワーゲンは丈夫だなと、いつも感心しています。今はメルセデス・ベンツ W124と2台持ちなのですが、最近はこのカルマンギアばかり乗っています。これからもずっと乗り続けたいです!

──ありがとうございました。これからも素敵なカーライフをお過ごしください!

カーミーティング会場に到着してから、丁寧に小物をレイアウトすることが“魅せる”コツなんですね。好きなモノをただ並べるだけではダメなのだと学びました(笑)。

カーミーティング会場に到着してから、丁寧に小物をレイアウトすることが“魅せる”コツなんですね。好きなモノをただ並べるだけではダメなのだと学びました(笑)。

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