夏のドライブにピッタリな「涼しい道の駅」ランキングTOP6! 絶景・グルメ・天然クーラーなど、避暑におすすめのスポットを紹介【道の駅マニアの推し駅ガイド】vol.15
ドライブ中に暑さを感じたら、ひんやりと心地よい避暑を求めて、道の駅に立ち寄ってみませんか? 道の駅に“日本一詳しい芸人”こと「拝啓、道の駅から」が実際に足を運び、「そんな方法で涼むの!?」と思わず驚いたスポットを紹介します。
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目次
個性的な“涼”を感じられる道の駅 TOP6!
いよいよ夏も本番。どこかへドライブに行きたいけれど、クルマを降りた瞬間の暑さを思うと、つい足が遠のいてしまう……という方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、道の駅で“涼”を楽しんでみませんか。涼しい地域まで足を延ばさなくても、全国にはアイデアを生かして、訪れた人を涼ませてくれる“避暑駅”があります。
今回は、全国の道の駅を知り尽くした私スーザンが、この夏立ち寄りたい「涼しい道の駅」をランキング形式でお届けします。
6位:道の駅 あさひまち(山形県朝日町)
道の駅 あさひまち|施設外観
山形県のほぼ中央、西村山地域に位置する「道の駅 あさひまち」は、りんごの栽培が盛んな朝日町にある施設です。
この道の駅の涼しい魅力は、「冷たいご当地グルメ」です。直売所には季節ごとに旬のフルーツが並びますが、8月頃から早くもりんごが登場します。その品種数は、なんと50種類以上!
お食事処でぜひ味わいたいのが、暑い夏にぴったりの「りんご冷麺」です。盛岡冷麺のようなコシの強い麺に、りんご果汁を加えたすっきりとしたスープがよく絡みます。さらに、朝日町産りんごの爽やかな甘みと酸味がアクセントとなり、思わず箸が止まらなくなるおいしさです。暑い夏を乗り切るために考えられたような、爽快感ある一杯で、体の内側から涼を感じられます。
道の駅 あさひまち|りんご冷麺
さらに、りんごを使ったご当地メニュー「引力(いんりょく)バーガー」もおすすめ。りんごのコンポートと照り焼きソース、山形県産豚肉のパテをサンドした、うま味たっぷりの逸品です。
期待以上の清涼感を得られるりんごグルメはありますが、他の施設に比べるとややインパクトに欠けるため、今回は第6位としました。
道の駅 あさひまち
住所:〒990-1442 山形県西村山郡朝日町大字和合2724
https://ringo-no-mori.jp/
5位:道の駅 宮地岳かかしの里(熊本県天草市)
道の駅 宮地岳かかしの里|施設外観
熊本県天草市にある「道の駅 宮地岳(みやじだけ)かかしの里」は、廃校となった小学校の校舎を活用した、懐かしい雰囲気が漂う道の駅です。
ここでは、少し変わった意味で涼しさを体感できます。
道の駅の周辺では、地元民によって作られた「かかし」たちがあちこちに設置されています。教室で授業を受けたり、校庭や畑で作業をしたりと、かつての日常を再現。どこかほっとするかつての日常風景を再現しています。
しかし、夏休みシーズンになると、その穏やかな雰囲気は一変。リアルなかかしを活かした期間限定イベント「かかしのお化け屋敷」が開催されます。
お化け屋敷と化した薄暗い校舎を巡るスリルは、一般的なお化け屋敷とはひと味違う独特の恐怖感。暗闇にたたずむかかしたちの視線を感じるたびに、思わず冷や汗がにじみます。背筋も凍るドキドキ体験で涼しくなれる唯一無二のスポットです。
道の駅 宮地岳かかしの里|道の駅付近に配置されたかかしの数に驚かされます
また、レストランでは天草のブランド地鶏「天草大王」を使ったラーメンや、日本三大ちゃんぽんのひとつとされる「天草ちゃんぽん」も味わえます。背筋をゾクッとさせた後は、ご当地グルメでお腹も満たしてみてはいかがでしょうか。
廃校となった校舎と、今にも動きだしそうなリアルなかかしの組み合わせは、インパクト抜群ですが、小さなお子さんには少し刺激が強いかも……その点を考慮して、今回は第5位としました。
道の駅 宮地岳かかしの里
住所:〒863-1161 熊本県天草市宮地岳町5516-1
https://kakashinosato.jp/
4位:道の駅 おくとろ(和歌山県北山村)
道の駅 おくとろ|北山村観光センター外観
三重県・奈良県・和歌山県の県境に位置し、全国で唯一の「飛び地の村」として知られる北山村。山深い秘境にあるこの村では、夏の暑さを忘れさせるほどダイナミックな涼が待っています。
ここで体験できるのが、かつて木材の運搬で使用された伝統技術を再現した「観光筏(いかだ)下り」です。受付は道の駅 おくとろ内にある北山村観光センターで行います。
何本もの丸太を組んだ筏の上に立ち、船頭の巧みな棹(または竿)さばきで北山川の激流を下る迫力は圧巻。水面がすぐ足元にあるため、川の流れを間近に感じながら、大自然の中を滑るように進むスピード感と清涼感が味わえます。
次々と押し寄せる白い水しぶきを全身で浴びれば、暑さは一瞬で吹き飛びます。スリルとマイナスイオン、そして天然の川の冷たさが五感を刺激する、まさに夏にぴったりのウォーターアクティビティです。
道の駅 おくとろ|大きな筏と川下りを表現したモニュメント
道の駅には温泉施設を併設するほか、全国でも珍しい柑橘類「じゃばら」を使った加工品も充実。アクティビティを満喫した後は、北山村ならではの名産品もぜひチェックしてみてください。
観光筏下りは、水しぶきを全身で浴びながら涼める最高のアクティビティですが、事前予約が必要で、天候によっては実施できないこともあります。立ち寄って気軽に楽しむにはハードルが高いため、今回は第4位としました。
道の駅 おくとろ
住所:〒647-1604 和歌山県東牟婁郡北山村大字下尾井字浦地335
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19502
3位:道の駅 風穴の里(長野県松本市)
道の駅 風穴の里|施設外観
長野県松本市から高山方面へ向かう国道158号沿いにある「道の駅 風穴の里」。ここは、天然のクーラーともいえる「風穴(ふうけつ)」を体感できる、夏にぴったりの道の駅です。
風穴とは、山肌の岩の隙間から一年を通して冷たい風が吹き出す自然現象のこと。天然の冷蔵庫として古くから利用されてきました。
道の駅から緑豊かな遊歩道を少し歩くと、内部を見学できる「岩室風穴」があります。一歩足を踏み入れた瞬間、思わず「涼しい!」と声が出るほどの冷気に包まれ、真夏でも内部の気温は約2~8℃。ひんやりとした空間で、天然の冷蔵庫として種子や酒の保存に利用されてきた歴史にも触れられます。
ここにはエアコンは一切ありません。それでもこれほどの冷気を生み出しているのは、まさに自然の力のなせる業。現在も特産品の稲核菜(いねこきな)漬けや松本の地酒の熟成に活用されており、実際に貯蔵されている様子を見学できます。
道の駅 風穴の里|風穴見学ができる蔵
道の駅では、長野県産そば粉を使った十割そばや、ニンニクとショウガを効かせた自家製ダレに漬け込んだ松本名物の鶏肉料理「山賊焼き」も味わえます。涼を満喫した後は、ご当地グルメもぜひ楽しんでみてください。
天然の冷気を体感できる風穴は、涼しさという点ではトップクラスですが、体験時間は比較的短いため、今回は第3位としました。
道の駅 風穴の里
住所:〒390-1520 長野県松本市安曇3528番地1
https://fu-ketsu.com/wp/
2位:道の駅 ふたみ(愛媛県伊予市)
道の駅 ふたみ|施設外観
愛媛県伊予市の海岸沿い、瀬戸内海(伊予灘)に面した「道の駅 ふたみ」は、「日本の夕陽百選」にも選ばれた絶景スポット。目の前に広がる青い海が一番の見どころです。
道の駅のすぐ隣には、美しい砂浜が広がる「ふたみシーサイド公園」があり、“まいにちが海の日”をキャッチコピーに掲げるように、思い立ったらすぐに海水浴を楽しめます。
コインロッカーやシャワー、更衣室も完備されているため、海水浴目的で気軽に立ち寄れるのもうれしいポイント。また、レンタサイクルも利用でき、瀬戸内海を眺めながら爽快なサイクリングを楽しむのもおすすめです。
道の駅 ふたみ|施設に隣接する海水浴場
夕方には日本の夕陽百選にふさわしい幻想的な夕日を眺められます。海辺で遊んだ後は、揚げたてのじゃこ天やSNS映えするスイーツのほか、ローストチキンや宇和島風鯛めしなどのご当地グルメも堪能できます。
海と道の駅がシームレスにつながるロケーションは、まさに夏を満喫するのにぴったり。海水浴にサイクリング、グルメ、そして夕日まで楽しめる総合力の高さから、今回は第2位としました。
道の駅 ふたみ
住所:〒799-3207 愛媛県伊予市双海町高岸甲2326
https://www.futamiseaside.com/
1位:道の駅 原尻の滝(大分県豊後大野市)
道の駅 原尻の滝|施設外観
最後に紹介するのは、大分県南部の豊後大野市にある「道の駅 原尻(はらじり)の滝」です。
ここでは、敷地内に足を踏み入れた瞬間から、ひんやりとした空気と絶景が迎えてくれます。
目の前に広がるのは、のどかな田園風景の中に突如として現れる、幅120m、高さ20mの壮大な「原尻の滝」。その迫力と美しさから、「東洋のナイアガラ」とも称されています。
滝のすぐ下流には吊り橋が架かっており、正面から滝全体を一望できるほか、川辺まで下りて、迫力のある水の流れを間近に眺めることもできます。
大量の水が流れ落ちることで生まれる涼しい風と、水しぶきを全身に浴びると、思わず真夏の暑さも忘れてしまいます。視覚・聴覚・触覚のすべてで水の恵みを感じながら、贅沢なひとときを過ごせます。
道の駅 原尻の滝|こんな距離まで近寄れます
道の駅では、大分名物のとり天やだんご汁などの郷土料理のほか、地元の新鮮な農産物や特産品も楽しめます。絶景とあわせて、豊後大野ならではの味覚を満喫できるのも魅力です。
滝を間近で眺めながら天然の涼を体感できる満足度は、今回紹介した“避暑駅”の中でも随一です。主要道路からのアクセスも良く、駐車場から徒歩数分でこの絶景に出会える手軽さも評価し、第1位としました。
道の駅 原尻の滝
住所:〒879-6631 大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
https://www.ogatakanko.com/
いかがでしたか?
全国の道の駅には、クーラーの風とはひと味違う、自然の恵みや地域ならではの工夫が生み出す“涼”がたくさんあります。
冷たいご当地グルメや天然の風穴、水しぶきを浴びるウォーターアクティビティ、美しい滝や海辺の絶景まで、その楽しみ方はさまざま。
今年の夏は、お気に入りの“涼”を見つけに、道の駅へドライブに出かけてみませんか。お出かけの際は、こまめな水分補給など熱中症対策も忘れずに、夏ならではの旅を満喫してください。
YouTubeチャンネル【拝啓、道の駅から】より、「道の駅宮地岳かかしの里」の紹介動画




