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最終更新日:2024.11.25 公開日:2024.11.25

ついに首都高八重洲線10年間の通行止めに! 2025年4月上旬から。KK線ともお別れ。【道路のニュース】

首都高速道路(首都高)は2025年4月上旬から、八重洲線を10年間にわたり通行止めにすると発表した。さらに、東京高速道路(KK線)も同時に廃止される。これらは「日本橋区間」の地下化や「新京橋連結路」の整備といった大規模リニューアルに伴うもので、首都高は利用者に代替ルートの利用を呼びかけている。

文=KURU KURA編集部

資料=首都高速道路

首都高リニューアルで八重洲線が長期通行止めに!

八重洲線は2025年4月上旬から10年間の長期通行止めになる。 (c) Hassyoudo - stock.adobe.com

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首都高は2024年11月12日、都心環状線の大規模リニューアルに伴い、八重洲線の長期通行止めを発表した。実施期間は2025年4月上旬から2035年度まで。実に10年に及ぶプロジェクトだ。

今回、八重洲線で長期間の通行止めが実施される理由は、「日本橋区間」の地下化に伴い、都心環状線(C1)と八重洲線を地下トンネルで結ぶ「新京橋連結路」を整備するためだ。都心環状線(C1)では、すでに呉服橋出入口と江戸橋出入口を廃止にしている。

今後、首都高では既設の「八重洲トンネル」の拡幅や造り替えを実施し、「日本橋区間」と「新京橋連結路」のトンネル部と接続する工事を進めるとしている。

長期通行止めとなる八重洲線と廃止となる東京高速道路。

既設の八重洲トンネルや新設の新京橋連結路の整備に10年を要する。

また、これまで首都高のバイパスとして機能していた「東京高速道路(KK線)」も4月上旬に廃止が決定。開通から63年の歴史に幕を閉じることになる。なお、道路下をテナントビルとして運用しているKK線は、道路上を緑豊かな公園に整備する。

首都高によれば、新たな都心環状ルートは2035年度以降の利用開始を見込んでおり、それまでの10年間は代替ルートの利用を呼びかけている。


【INFORMATION】

通行止め(2025年4月上旬~2035年度)
高速八重洲線(北行き・南行き)
・神田橋JCT~西銀座JCT
・八重洲出入口、丸の内出口

廃止(2025年4月上旬)
東京高速道路(KK線)(北行き・南行き)
・京橋JCT~汐留JCT
・新橋出入口、土橋入口、西銀座入口、新京橋出口
(汐留出入口と東銀座出口は、長期通行止め開始後・KK廃止後も利用可能)

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