足元が整うと、愛車はもっと輝く。足回りの洗車方法と注意点|黒木美珠の「ときめく洗車日和」vol.03
手洗い洗車に慣れてくると、次に気になるのがホイールやタイヤなど「足回り」の汚れ。ブレーキダストや泥汚れが溜まりやすく、“落とし方のコツ”が必要な部分です。自動車ライター・黒木美珠さんの連載第3回は、足回り洗車の基本をご紹介。はじめてでも取り入れやすい道具や洗い方のポイントを教えてもらいました。
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洗車のカギは実は足回り?
ボディの洗車が当たり前になったら、足回りも気になってきませんか?
洗車をはじめたばかりのころは、ボディがどれだけ綺麗になるかばかりに注目しがち。でも実は、“ここ”をしっかり洗うだけで、クルマ全体の印象がぐっと引き締まるという場所があります。
それは……タイヤやホイールなどの「足回り」です!
クルマの足回りは砂や泥、ブレーキダストなどの汚れが溜まりやすいのですが、普段は目につきにくいので見落とされがちな場所。そして、ボディとは違う洗車グッズも必要になるため、洗車の初心者からすると少しだけハードルが高く感じるものです。
今回は、そんな足回りの洗車について、初心者でも取り入れやすいグッズや洗い方のコツをご紹介します。
今回は、足回りの洗車に挑戦してみましょう。
足回り専用グッズを揃えよう
バケツの中にあるのがタイヤハウスブラシ(青)とホイールブラシ(グレー)。ポケットに入れたのがディテールブラシです。
足回りの洗車には、ボディとは別の洗車グッズが必要です。ひとくくりに足回りと言っても、タイヤハウス・タイヤ・ホイールなど、素材も汚れ方も違うパーツがあり、それぞれに適したブラシを使うのが一番です。
今回は、第1回でもご紹介したコメリのCRUZARD(クルザード)シリーズで揃えました。ホイールブラシ、タイヤハウスブラシ、ディテールブラシの3点合計でも3000円台に収まるリーズナブルさが嬉しいポイント。はじめての足回り洗車にぴったりです。
・ CRUZARD タイヤハウスブラシ 1480円(税込)
ワイドなブラシ面で、タイヤやタイヤハウスの汚れを一気にかき出せます。柄を取り外し、コンパクトに収納できるのも便利。
・ CRUZARD ホイールブラシ(レギュラー) 998円(税込)
ホイールの奥まで届く、柔軟性のあるブラシ。泡立ちが良く、塗装を傷つけにくい素材です。
・ CRUZARD 洗車用ディテールブラシ 5本セット 998円(税込)
4種類の硬さのブラシが揃った5本セット。グリル・エンブレム・ミラーの隙間など、細かい部分の使い分けに最適です。
もし、「道具を一気に揃えるのはちょっと大変……」という方がいたら、まずはホイールブラシだけでも手に取ってほしいです。
ホイールは鉄粉などが付着しやすく、気づかないうちにくすんで見えてしまうことがあります。専用ブラシでしっかり洗ってあげるだけで、ホイール本来の輝きが戻り、クルマ全体が一気に垢抜けた印象になりますよ。
足回りの洗車方法と注意点
洗車はまず足回りから洗うのが基本です。
足回りの洗車で、まず注意したいのは洗う順番。足回りはボディよりも先に洗うのがおすすめです。
タイヤやホイール周辺には粗い砂や泥が多く付着しているため、ボディを洗い終えてから足回りに取り掛かると、せっかく綺麗になったボディに足回りの汚れが跳ね返ってしまうことがあるからです。
足回りから先に済ませておくことで、そんなもったいない事態を防ぐことができます。
汚れが溜まりやすいので要注意|タイヤハウスの洗い方
タイヤハウスは汚れが溜まりやすいので念入りに!
カーシャンプーを泡立てて、ブラシにたっぷり泡をつけて洗いましょう。
それでは実際に足回り洗車の手順を紹介します。
まず最初に、ホースを使って足回り全体の泥や砂を水で洗い流します。乾いた状態でブラシをかけると傷の原因になるので、しっかり水で流すことが大切です。特にタイヤハウスは、泥や砂が固まって溜まりやすい場所。水流を使って、しっかり落としておきましょう。
水で流し終えたら、タイヤハウスから洗いはじめます。タイヤ専用の洗剤もありますが、今回はボディと同じカーシャンプーをバケツで泡立てて使用しました。
タイヤハウスブラシは、360度に毛がついたワイドなブラシが特徴。大きな面積を一気に洗えるので、思ったよりも短時間で綺麗になります。タイヤハウスはボディに近いため、ブラシがフェンダーに当たらないよう注意しながら作業するのがポイントです。
雨の後や雪道を走った後は汚れが特にひどくなりやすいので、そんなときは念入りに。
タイヤは見た目よりも汚れている|タイヤの洗い方
サイドウォールの凹凸に砂などが溜まっているので要注意です!
次はタイヤです。タイヤは汚れが目立ちにくい黒いゴム素材なので、つい後回しにしがちですが、きちんと洗うと自然なツヤが戻ってきます。洗う前後でどれだけ変わるか、ぜひ見比べてみてください。
洗い方は簡単。先ほどと同じタイヤハウスブラシを使って、表面をなぞるようにブラッシングするだけです。
注意が必要なのは、サイドウォール。ここには、メーカーやブランドのロゴ、サイズや性能を示すデザインがあしらわれています。水で流すだけでも一見綺麗に見えますが、こういった凹凸に汚れが入り込んでいるので、ブラッシングを念入りにしないと意外と汚れが残ってしまいます。
かといって力いっぱい擦るとタイヤ劣化の原因になりかねません。こちらも優しく洗いましょう。
傷つけないようにブラシで優しく|ホイールの洗い方
ホイールブラシで洗っていると、汚れを落とすのがどんどん楽しくなってきます。
スポークの間から汚れが出てくるのが分かります。
タイヤを洗い終えたら、いよいよホイールブラシの出番。バケツに用意したカーシャンプーの泡をたっぷりブラシに含ませ、ホイールの表面を優しくなでるように洗っていきます。
ホイールブラシの特徴は、ブラシ部分が自由自在に曲がること。スポークの裏側や奥まった部分までしっかり届かせることができます。
「あ、こんなに(汚れで泡が)茶色くなるんだ」という小さな発見が積み重なって、気づけばどんどん楽しくなってきます。
ホイールのデザインによっては奥が深いものもありますが、角度を変えながら丁寧に。一箇所に固執しすぎず、全体を均等に洗うイメージで進めるとスムーズです。
ディテールブラシで丁寧に|ホイール細部の洗い方
細かな隙間もディテールブラシなら簡単!
大まかな汚れを落とし終えたら、最後はディテールブラシで仕上げます。ホイールのスポーク周りやエアバルブの付け根、センターキャップの隙間など、ホイールブラシでは届きにくかった細部を丁寧に洗っていきます。
今回使ったディテールブラシのセットには、4種類の硬さのブラシが入っています。柔らかいソフトブラシはデリケートなエンブレム周りに、豚毛ブラシはホイールの金属部分に、ミドルブラシはゴムモールや隙間にと使い分けができるのが嬉しいポイント。
「どれを使えばいいか迷う」という方は、まず一番やわらかいブラシで試してみて、汚れが落ちなければ少し硬めのものに切り替えるのがおすすめです。
あまりにも強くこするとホイールの塗装が傷つく場合があるので、あくまで“優しく”が基本です。
ポケットが沢山あり、ブラシを入れるのにピッタリなヒッコリーストライプのつなぎ服。 ¥17,050 / AUTO-BI
泡が残らないように念入りに|すすぎのポイント
勢いよく水をかけると輝きを増したタイヤが現れます。
泡が残ってしまわないように、しっかりとすすぎましょう。
タイヤハウス、タイヤ、ホイールと一通り洗い終えたら、泡をしっかりすすぎ落とします。シャンプーが残ったままだとシミや白い跡の原因になるので、すすぎ残しがないよう角度を変えながら丁寧に落とします。
タイヤのサイドウォールやホイールの裏側は、意外と泡が残りやすいポイントなので注意しましょう。
仕上げに全体をもう一度軽く流すと、より綺麗な仕上がりになります。
足回りが綺麗になると、気分も上がる
洗車は気分転換やリフレッシュにもぴったりです。
綺麗になった愛車を眺めながら、次はどこへ行こうかと考えるのも楽しい。
足回りが終われば、あとはボディ洗車へ。足元を綺麗に洗った状態でボディを洗うと、愛車全体がぐっと引き締まって見えてきます。愛車を全身綺麗にする達成感は格別。洗い上がった愛車を眺めながら、そんな満足感も味わってみてください。
次回は、洗車後の拭き上げのコツについて紹介します。
INFORMATION
山田辰株式会社
公式サイト:https://yamadatatsu.co.jp/
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公式サイト:https://www.auto-bi.jp/




