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最終更新日:2024.09.27 公開日:2024.09.27

首都高速の難所「江戸橋ジャンクション」から「箱崎ジャンクション」間で行先を赤と青で色分け! これでもう迷わない?【道路のニュース】

首都高速は9月9日、江戸橋ジャンクション(以下JCT)から箱崎JCTまでの区間で、標識下部の下矢印の色と道路標示の色を“行き先別に色分け”する改良工事を実施したことを発表した。これで首都高速の難所も走りやすくなる?

文=KURU KURA編集部

資料=首都高速道路

車線変更が難しいジャンクションを方面別に色分け

箱崎JCTを南側から撮影した写真。写真の左側から6号線を走ってきた車両は、中央の箱崎JCTで複雑な分岐を迫られる。(画像:(c) northsan - stock.adobe.com)

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首都高速は、江戸橋JCTから箱崎JCTまでの区間で、6号向島線・7号小松川線方面と9号深川線・湾岸線方面に向かう際の車線変更をわかりやすくするため、標識下部の下矢印の色と道路標示の色を行き先別に色分けする改良工事を実施した。

都心環状線(内回り・外回り)から6号向島線・7号小松川線方面または9号深川線・湾岸線方面に向かうには、一度江戸橋JCT合流したあと、すぐに箱崎JCTで車線変更しなければならない。

江戸橋JCTから箱崎JCTまでの車線変更が難しいのは単に区間が短いということだけが理由ではない。6号向島線・7号小松川線方面への分岐が中央2車線であるのに対し、9号深川線・湾岸線方面への分岐はその両サイドにあるのだ。左右のどちらを選んでも接続しているのだが、走り慣れていないドライバーにとってはパニックになるのも無理はない。これが“初見殺しのJCT”の異名を持つ理由である。

そこで首都高速は、江戸橋JCTから箱崎JCTまでの区間の標識下部の下矢印の色と道路標示の色を、6号向島線・7号小松川線は「赤色」、9号深川線・湾岸線は「青色」にすることで、標識や道路の色を見ただけでどの車線を走ればよいのかわかるようにした。

今回の改良では標識下部の下矢印の色と道路標示の色を行き先別に色分けしてわかりやすくした。(画像:首都高速道路)

6号向島線・7号小松川線は「赤色」、9号深川線・湾岸線は「青色」に色分け。(画像:首都高速道路)

“初見殺しのJCT”でもう迷わない!

では実際、江戸橋JCTから箱崎JCTまでの区間では、どのような色分けをしているのか、道路図と合流ポイントを写真で確認しよう。

【都心環状線(内回り)からの走行する場合】

都心環状線(内回り)からの走行する場合。(画像:首都高速)

都心環状線(内回り)からの走行する場合は、江戸橋JCTの合流前(①地点)で、標識下部の下矢印の色と道路標示の色分けがはじまるので、9号深川線・湾岸線に向かうドライバーは青色の左車線を、6号向島線・7号小松川線に向かうドライバーは赤色の右車線を走行する

【都心環状線(外回り)からの走行する場合】

都心環状線(外回り)からの走行する場合。(画像:首都高速)

都心環状線(外回り)からの走行する場合は、江戸橋JCTの合流前(①地点)で、標識下部の下矢印の色と道路標示の色分けがはじまるので、6号向島線・7号小松川線に向かうドライバーは赤色の左車線を、9号深川線・湾岸線に向かうドライバーは青色の右車線を走行する。

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