クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #44|ホンダ インサイト
みんなの愛車を紹介するコーナーに、リアスパッツを装着したスタイリングが特徴的な「ホンダ インサイト」が登場! オーナーの“たけのこ”さんは、愛車のどんなところに惚れ込んだのでしょうか? モータージャーナリストの西川昇吾さんがインタビューしました。
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CAR #44|Honda Insight
■愛車:
ホンダ インサイト(2006年)
■オーナー:
たけのこさん
■このクルマはいつ購入しましたか?
2024年5月に購入しました。
■クルマに興味を持ったきっかけは何ですか?
実家にクルマ雑誌がたくさんあったことに加え、趣味性の高いJB23型ジムニーを親が手入れする姿を見て育ったこともあり、物心が付いた頃からクルマが好きでした!
■このクルマを愛車に選んだ理由は何ですか?
高校生の頃に初めて存在を知りました。変わったデザインだと思いましたが、リアタイヤが隠れていてカッコイイと思っていました。
■愛車のお気に入りポイントは何ですか?
他にないデザインと、とても燃費が良い点です。
■愛車に乗っていて苦労したことは何ですか?
雨漏りすることです。
■これまでの車歴を教えてください。
・三菱 コルト
・ルノー アヴァンタイム
■次に欲しいクルマはありますか?
シトロエン C3(2代目)が欲しいです。
ホンダ インサイト|Honda Insight
空力と軽さが生んだ、ホンダ・ハイブリッドの原点
1999年にホンダから登場した初代インサイトは「低燃費世界No.1」を目指して開発された、ホンダ初の量産ハイブリッドカーです。10・15モード燃費(日本で1991年から2011年まで使われていた自動車の燃費測定方法)は35.0km/Lに達し、1997年に登場したライバルの初代プリウス(28.0km/L)を上回る低燃費性能を実現しました。
この優れた燃費性能を実現するため、低フリクション化を徹底したパワーユニットに加え、空力性能を最優先にデザインされたエクステリアを採用。燃費性能を追求するために、ホンダの先進技術が惜しみなく投入されました。
なかでも特筆すべきはアルミボディの採用です。日本初の量産アルミボディ車である「NSX」で培ったノウハウをさらに発展させ、複雑な断面形状や高い自由度を持たせた成形技術を導入。こうした先進技術により、最軽量仕様では820kgという軽量ボディを実現しました。
このファストバッククーペスタイルも、2000年前後らしい近未来感があっていいですね。
唯一無二のスタイリングをそのまま維持したい
そんな初代インサイトのオーナーである“たけのこ”さんに、愛車の魅力を伺いました。
たけのこさんがこのクルマを知ったのは高校生の頃。「リアタイヤが隠れたデザインに衝撃を受けて、なんてカッコいいクルマなんだと思いました」と当時を振り返ります。
このモデルの最大の特徴は、徹底した空力性能の追求です。空気抵抗を極限まで抑えたフォルムに加え、市販車では珍しい「リアスパッツ」を装着するなど、そのこだわりは細部にまで及んでいました。
初代インサイトといえば、やっぱりこのリアスパッツですよね。
たけのこさんは購入前に初代インサイトについて調べるなかで、燃費を最優先に考え抜かれたホンダの設計思想や技術的なこだわりを知り、デザインだけでなく中身にも惹かれていったそうです。
そんなホンダの想いに魅了されたたけのこさんは、「開発陣が導き出した最適解をできるだけ崩したくない」という考に至り、基本的にはノーマルの状態を維持しているとのこと。唯一自分で交換したのはステアリングだけで、形状が近く質感の高いS2000の純正品を装着しています。
インパネまわりは今見ても新鮮です。さすが、時代を先取りしたクルマですね。
一方で、購入時には駆動用バッテリーがすでに交換されていたそうです。初代インサイトでは純正バッテリーの寿命を迎えた個体が多く、初代トヨタ・アクア用バッテリーへ換装するのが定番となっているらしく、この個体もその例に倣ったようです。
たけのこさんは現在、愛車の雨漏りに悩まされることもあるそうですが、この唯一無二のスタイリングと徹底した機能美への愛着は揺るぎません。多少の手間がかかっても、それを補って余りある魅力があるからこそ、初代インサイトはこれからもたけのこさんにとって特別な一台であり続けるでしょう。
初代インサイトのカタログを常に載せているそうです。




