ポルシェを手に入れる前に、ポルシェと出会う。「ポルシェスタジオ銀座」という新しい入口——連載|CCGとクルマでどうする?<第14回>
もう少し気軽に、クルマのある暮らしを楽しんでみない? Instagramを中心に活動し、「クルマの普段使い」をテーマに発信を続ける僕たちCAR CITY GUIDE(カー・シティ・ガイド)による連載コラム。第14回は、汐留・銀座エリアにある「ポルシェスタジオ銀座」をご紹介。
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目次
前書き
ポルシェは、僕たちにとっても、いつかは手に入れたい憧れのクルマのひとつ。
「クルマの普段使い」をテーマのひとつとして活動している僕たちCar City Guide(カーシティガイド)が、クルマに乗って街を行く「シティガイド」を行うこの連載。今回訪れたのは、東京都港区東新橋にある「ポルシェスタジオ銀座」です。
“ポルシェのブランド施設”と聞くと、少し身構えてしまう人もいるかもしれない。でも、実際に訪れてみると、そこにあったのは思っていたよりずっと気軽な空間。ここはポルシェを“購入する”場所ではなく、ポルシェと“つながる”ことができる新しいスポットでした!
ポルシェのお店って、ふらっと入っていいの?
いつも手が届きやすいクルマを紹介している僕らだけど、ポルシェに興味があるかと聞かれたら、もちろんある。911も、カイエンも、昔の空冷ポルシェも、やっぱりかっこいい。クルマが好きなら、一度はちゃんと見てみたいブランドだ。
とはいえ、今すぐ買う予定があるわけでもないし、ポルシェにめちゃくちゃ詳しいわけでもない。だから実際にお店へ行くとなると、少しだけ話が変わってくる。
スーツ姿の営業スタッフに声をかけられて、そのまま商談になったらどうしよう。……そんな勝手なイメージも、正直ある。
今回訪れたのは、「ポルシェスタジオ銀座」。汐留シティセンターの1階にある。新橋や銀座からも歩いて行きやすい、都心のポルシェの拠点だ。
でも、ここは販売がメインではない。
通常、ポルシェの正規ディーラーは「ポルシェセンター」と呼ばれるけれど、ここは「ポルシェスタジオ」。この違い、ちょっと気になるよね。店内に入ってまず感じたのは、思っていたよりもずっとやわらかな空気感だったこと。
“スタジオ”ならではのデザインと木素材に囲まれた空間は、自然と長居したくなる雰囲気。ショールームというより、まさにブランドのためのスタジオ。そう言われると、たしかに納得できる。
“センター”のように、自分が欲しいクルマ見に行く場所というより、そのとき展示されているクルマやアイテムをきっかけに、ポルシェを知っていく。
「ポルシェ プロ」って、営業マンとは違うのかも
ポルシェを買うというより、“体験する”という言葉がピタリと当てはまるポルシェスタジオ銀座。対応してくれたのは、ポルシェ プロの佐々木さん。
スタッフの雰囲気も、想像していたものとは少し違う。スーツ姿の営業マンはどこにもいない。
カジュアルなポルシェのライフスタイルアイテムを身につけた、「ポルシェ プロ」と呼ばれるスタッフが、気さくに話しかけてくれる。もちろん質問すれば、ポルシェのことを何から何までしっかり教えてくれる。でも、購入を前提に話が進むような感じは一切ない。
聞けば、ポルシェスタジオ銀座は、一般的なポルシェセンターとはまったく役割が違う場所なのだそう。
「まずはポルシェを知ってもらうこと。そして、ファンになってもらうことを大事にしています」
そう話してくれたのは、対応してくれたポルシェ プロの佐々木さん。そして、何より印象に残ったのが、このひと言だ。
「ポルシェのファンになってほしいだけなので、まだ買わなくてもいいんです」
……かなりはっきり言ってくれた。これは、なかなか潔い! この一言があると、こちらも構えなくていい。
「買う予定がないから入ってはいけない」という場所ではない。見て、話して、少し知って帰る。それだけでもいい。
そういう前提があるだけで、かなり入りやすくなるから嬉しいよね。
若い人は、クルマに興味がないわけじゃない?
店内にはポルシェにまつわる写真やアートがあちこちに展示されていて、それだけでもテンションが上がる。
取材の中で面白かったのが、僕らのような20〜30代の若い世代についての話。若い世代にもポルシェに触れてもらいたいという考えから、展示内容にもさまざまな工夫をしているのだとか。
たとえば、空冷ポルシェを展示したときには、大きなカメラを持った若い来場者が多く訪れ、写真を撮ったり、車両をじっくり眺めたりしていたという。
最新モデルだけではなく、空冷ポルシェのようなクラシックな一台が、ポルシェを知る入口になる。
「写真を撮りたい」「デザインが気になる」「なんとなくかっこいい」。
そのくらいのきっかけでいい。とにかくポルシェを好きになってほしい。そんな思いがあるのだそう!
新型カイエン エレクトリックにも遭遇!
店内には発売されたばかりの新型カイエン エレクトリックが!
新型カイエン エレクトリックは想像以上にハイテクだった。
この日、たまたま展示されていたのが、7月6日に発表された「新型カイエン エレクトリック」。実車を見ると、やはり存在感がある。
それは単にサイズが大きいという意味ではない。ポルシェらしい緊張感と、精緻な質感がちゃんとあるのだ。電動化されたポルシェの新しい方向性を感じられる一台だった。
特にこのボディカラーがすごく魅力的で、いつまでも見ていられそうなオーラを放っている。ブランドの威信をかけた最新モデルだけあって、乗り込むだけでなんだかいい気分になってくる!
写真で見るだけでなく、実際に触れてみると、「いつかはポルシェ」と思ってしまうよね。(※最新の展示状況は下記インフォメーションからご確認ください)
幅広い楽しみ方ができるのが嬉しい!
「ポルシェライフスタイル」のラインナップは日本でも最大規模なんだそう。
どれもこれもセンス抜群。目移りししちゃうな。
海外からグッズを買い求めに訪れるお客さんも多いんだって。
ポルシェスタジオ銀座で、意外と見応えがあったのが「ポルシェライフスタイル」のコーナー。聞けば、日本でも最大規模のラインナップが並んでいるのだそう。
ウェアやバッグ、小物、キッズ向けのアイテムから、オリジナルのブックまで幅広く、見ていて飽きない。オリジナルTシャツのデザインもカルチャー感があって、毎日でも着たくなるものがちゃんとある。さらに、さまざまなコラボアイテムも!
見ていると、ポルシェの魅力はクルマそのものの素晴らしさだけではなく、アイコンとしての強さにもあるのだと気づく。しかも、ポルシェライフスタイルを見るためだけに来てもウェルカムなのだそう。クルマを見るために入るのは少し緊張するけれど、グッズを見るためなら、ぐっと入りやすいよね。
さらに店内には、ポルシェライフスタイル以外にも、ドライビングシミュレーターや雑誌、コーヒーを楽しめるスペースもある。隣にはレストランもあるので、ちょっと特別な日に利用するのもよさそうだ。
入口がひとつではない。
それが、この場所の面白さなのかもしれない。ポルシェにちょっと身構えてしまうみなさんも、「ポルシェスタジオ銀座」なら、きっと自分なりの楽しみ方が見つかるはず。
まずは、ふらっと立ち寄ってみる。ポルシェとの付き合いは、そこから始まってもいいのだから。
「ポルシェスタジオ銀座」は汐留シティセンターの1階にある。新橋や銀座からも歩いて行きやすい。
■今回のシティガイドマップ
ポルシェスタジオ銀座|Porsche Studio Ginza
東京都港区東新橋1-5-2
Tel. 03-6215-9111
https://dealer.porsche.com/jp/porsche-studio-ginza




