クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #43|MG ミジェット | KURU KURA(くるくら)

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公開日:2026.06.26

クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #43|MG ミジェット

MG ミジェットと、オーナーのヒロさん

みんなの愛車を紹介するコーナーに、真っ赤な「MG ミジェット」が登場! オーナーのヒロさんは、なぜこのクルマを愛車に選んだのでしょうか? モータージャーナリストの瀬イオナさんがインタビューしました。

MG ミジェットと、オーナーのヒロさん

文=瀬イオナ

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CAR #43|MG Midget 1500

■愛車:
MG ミジェット1500(1979年)

■オーナー:
ヒロさん

■このクルマはいつ購入しましたか?
2025年7月に購入しました。

■愛車のお気に入りポイントは何ですか?
見た目の可愛さです。

■愛車に乗っていて苦労したことは何ですか?
納車翌日にさっそく燃料供給に不具合があり、止まってしまいました。

■これまでの車歴を教えてください。
・シトロエン BX GTI
・BMW 3シリーズ 328i(E36型)

■次に欲しいクルマはありますか?
ポルシェ 928初期型、オースチン アレグロ、三菱 FTOなどに乗りたいです!

ミジェットのレトロなフォルムと真っ赤なボディが見事にマッチしていますね

ミジェットのレトロなフォルムと真っ赤なボディが見事にマッチしていますね

MGを代表する軽量スポーツカー

MG ミジェットは、イギリスのスポーツカーブランドであるMGが開発したライトウェイトスポーツカーです。1961年に登場し、1979年まで生産。モデルはMkI、MkII、MkIII、1500の4世代に分けられます。

ちなみに「Midget(ミジェット)」とは、英語で「小さいもの」や「小型のもの」を意味する言葉で、その名の通りコンパクトなボディと軽快な走りを特徴としています。

今回紹介するミジェット1500は、アメリカの安全基準や排出ガス規制に対応するために改良が施され、1974年に登場した最終モデル。ボディカラーには赤・青・黄色など、鮮やかでポップなカラーが用意されました。

一方で、最終モデルは従来の英国スポーツカーらしい雰囲気から、どこかアメリカンでカジュアルな印象へと変化。その象徴ともいえる樹脂製バンパーは賛否が分かれ、あえてメッキタイプへ交換するオーナーもいたとのこと。

そのため、1500は当時のミジェットファンからは邪道と見られることもあったそうです。しかし現代の視点で見ると、独自の個性や時代背景を感じられる魅力的な一台に思えます。

そんなミジェット1500のオーナーであるヒロさんに、愛車の魅力を語っていただきました。

ヒロさんは現在、シトロエン BXも所有しているそうですが、なんとこちらも赤いボディとのこと。相当な“赤好き”ですね(笑)

ヒロさんは現在、シトロエン BXも所有しているそうですが、なんとこちらも赤いボディとのこと。相当な“赤好き”ですね(笑)

ミジェットで味わう非日常感たっぷりのロングドライブは格別!

──本日はよろしくお願いします。まずは、ヒロさんがクルマに興味を持ったきっかけから教えてください。

ヒロさん 親戚がローバー ミニやMG F、日産 180SXやスバル インプレッサに乗っている姿を見て、そこから興味を持ち始めました。

──いろんなタイプのクルマに触れるなかで、興味が広がっていったのですね。では次に、このミジェットとの出会いについて教えてください。

ヒロさん もともとは日産 フェアレディZ(Z32)とシルビア(S14)が欲しかったのですが、たまたま友人に「これでいいんじゃない?」と写真を見せられたのが、このミジェットでした。最初は古すぎて乗れないんじゃないかと思って、正直その時点ではまだピンときていませんでした。

──ミジェットをおすすめするなんて、ご友人も相当なクルマ好きですね(笑)。最初はそこまで興味がなかったとのことですが、どんなきっかけで購入に至ったのですか?

ヒロさん この個体は群馬県高崎市の中古車店にあったのですが、自宅から意外と近かったので冷やかし半分の気持ちで現車を見に行ったんです。ところが、実車を見た瞬間にひと目惚れしてしまい……その場で即決しました(笑)。

愛車の好きなアングルは、斜め後ろから見た時の姿。英国製ライトウェイトスポーツカーらしい流麗なボディに、北米の安全規制対応で装着された5マイルバンパーが組み合わさった、時代を感じさせるスタイルがお気に入りとのことです

愛車の好きなアングルは、斜め後ろから見た時の姿。英国製ライトウェイトスポーツカーらしい流麗なボディに、北米の安全規制対応で装着された5マイルバンパーが組み合わさった、時代を感じさせるスタイルがお気に入りとのことです

──決断力がすごいですね! ひと目惚れポイントはどこですか?

ヒロさん 実は叔父の英国車歴が長く、その影響で英国製のライトウェイトスポーツカーには興味があったんです。それで実車を初めて見た瞬間、とにかく小さくて可愛いところに惹かれました。鮮やかな赤いボディカラーも気に入って、購入の決め手になりました。

──ヒロさんの服装も鮮やかでお似合いです! 先ほど古さに不安があるとお話されていましたが、実際に乗っていて困ったことはありますか?

ヒロさん それが、納車した翌日、走行中に突然止まってしまったことがありまして……。友人とイベント会場に向かう途中だったのですが、急に燃料がエンジンまで送られなくなってしまったんです。その時、たまたま後ろにいたトラック運転手の方に助けていただき、一緒にクルマを押してもらったというエピソードがあります。

実際に乗ってみると、想像以上に手がかかるクルマでした(笑)。

────旧車ならではのエピソードですね。ヒロさんにとって旧車を維持することは大変ですか?

ヒロさん 不安はゼロではないですが、私自身がクルマ関係の仕事をしているので、日頃から整備はしています。自分で直せる範囲は自分でやって、専門的なところは整備工場に依頼して維持しています。

インパネまわりには計器類がずらりと並んでいます。シンプルなスポーツステアリングと相まって、可愛らしい外観からは一転、しっかりスポーツカーなんだなと見入ってしまいました

インパネまわりには計器類がずらりと並んでいます。シンプルなスポーツステアリングと相まって、可愛らしい外観からは一転、しっかりスポーツカーなんだなと見入ってしまいました

──なるほど、ご自身で整備もされているんですね。自分で手を入れるからこそ、愛車との距離もより近く感じられますね。それでは最後に、愛車で普段どんなところへ走りに行くか教えてください。

ヒロさん 仕事が休みの日に遠出を楽しんでいます。温泉が好きなので、伊香保にも行きました。ミジェットで行くドライブは非日常感があって、とにかく楽しいです。

──旧車で遠出を楽しめるのも、日頃から丁寧に整備されているからこそですね。これからもミジェットと素敵なカーライフをお過ごしください。本日はありがとうございました!

このステッカーは「ブリティッシュ・レイランド スペシャルチューニング」とあるように、当時の英国車文化やスポーツパーツの雰囲気を感じさせる、通好みのディテールではないでしょうか!

このステッカーは「ブリティッシュ・レイランド スペシャルチューニング」とあるように、当時の英国車文化やスポーツパーツの雰囲気を感じさせる、通好みのディテールではないでしょうか!

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