日産「フェアレディZ」がオープンカーに!? 90年代のチューニング文化を現代に再現した「Z Kazeコンセプト」が米国で披露
日産の北米法人は9月23日、Zのオーナーズクラブがアリゾナ州フェニックスで開催している年次イベント「ZCON(国際Zカーコンベンション)」において、コンセプトモデル「Z Kazeコンセプト」を発表した。
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「Z Kazeコンセプト」は90年代のチューニング文化を称えたモデル
「Z Kazeコンセプト」は、日産の7世代にわたる「Z」(日本名:フェアレディZ)へのノスタルジーや伝統、そしてドライビングの楽しさをテーマに設計されたモデル。日産アメリカズのチーフプロダクト&プランニングオフィサーであるポンズ・パンディクティラ上級副社長はこう述べている。
「Z Kazeコンセプトは、日産の最も象徴的なオープンカーの数々を称えるとともに、日産とNISMOの名を世に知らしめた90年代のチューニング文化を称えるものです。この情熱的なプロジェクトは、日産の卓越したエンジニアリング、創造性、そしてブランドの伝統への敬意を融合させたものです」
風を感じさせる特注設計のTバールーフを採用
日産Zカゼ コンセプト|Nissan Z Kaze Concept
日本語の「風(かぜ)」にちなんで名付けられたZ Kazeコンセプトの最大の特徴は、風を髪に感じる開放感を実現させた特注設計のTバールーフの採用。このコンセプトは、Zスポーツカーのオープンカーとしてのルーツを体現しようと、日産の製品企画担当者とデザインチームが情熱を込めて構想・開発した装備だ。
デザインチームは、Z Kazeコンセプトに90年代のスポーツカー文化の精神を反映したパシフィックティールの塗装を施した。さらに、軽量なエアインテーク付きカーボンファイバー製ボンネット、フェンダーフレア、特注のカーボンファイバー製エアロダイナミクスボディキットなど、90年代のインポートチューニングカーシーンを彷彿とさせるさりげない変更を加え、日産Zのラインとフォルムを際立たせた。
日産Zカゼ コンセプト|Nissan Z Kaze Concept
ボディワークの変更は、Zカーの象徴的なスタイリングと、よりアグレッシブで高性能なスタンスを巧みにバランスよく融合させている。
このコンセプトカーには、オリジナルの18インチNISMO製LMGT2ホイールが装着されている。この伝説的な鍛造マルチピースホイールは、その強度とモータースポーツの系譜でエンスージアストから高く評価されているものだ。LMGT2はすでに生産が終了しているが、製品企画担当者はオリジナルのホイールセットを入手し、コンセプトカーのために丹念に修復・再構築した。フロントは10インチ幅、リヤは11インチ幅で、このクルマの力強いスタンスに貢献している。
新鮮でパフォーマンスを意識したデザインはインテリアにも反映されている。多くのコンセプトカーのインテリアは、インテリアが目立たないよう黒いトリムでまとめられているが、Z Kazeコンセプトではキャビンとオープンエアのコンセプトを強調するカスタム仕様の白いレザーシートを採用。エクステリアと同様に、カーボンファイバー製アクセントトリムが、洗練された落ち着きのある雰囲気を保ちつつ、高性能な印象を与えている。
ルーフを取り外した状態でも乗員が音楽を楽しめるよう、シートにはBOSE製パーソナルプラス・ヘッドレストスピーカーが搭載されており、包み込むようなサウンド体験を提供する。
日産Zカゼ コンセプト|Nissan Z Kaze Concept
NISMO製サスペンションなどでアップグレード
Z Kazeコンセプトはそのデザインと同様に、メカニカルコンポーネントにおいても、90年代のスポーツカーやチューニングカー文化のトレンドに敬意を表している。サスペンションはNISMO製のパーツでアップグレードされた。
ドライビング体験をさらに向上させるため、3.0リッターV6ツインターボエンジンには、チューニングパーツメーカー「GReddy(グレッディ)」の厳選されたコンポーネントが組み合わされており、SUPREME SPエキゾーストシステム、フロントマウント空冷インタークーラーキット、Airinxエアフィルターキットなどが含まれている。
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