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公開日:2026.06.04

雨の日のEV充電って“感電”しないの? 濡れた手やプラグのまま接続したらどうなる?【クルマの知識】

安全対策により、プラグを差し込んだ瞬間に通電して感電したり、火花が発生したりすることはありません。

「雨で濡れた手のままEVの充電プラグを触っても大丈夫?」「濡れたプラグをそのまま車両に挿して感電しない?」――そんな不安を感じたことがある人もいるかもしれません。EVは高電圧を扱うだけに心配になりますが、実際のところ感電の危険性はあるのでしょうか。

安全対策により、プラグを差し込んだ瞬間に通電して感電したり、火花が発生したりすることはありません。

文=大門道子

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EVの充電、感電や故障の心配は不要?

EVを充電するようす

EVの充電システムは屋外での使用を前提に設計されています。

EVを日常的に利用していると、屋根のない充電ステーションなどで、プラグやケーブルが雨に濡れる場面に遭遇することがあります。

EVは高電圧を扱うため不安を感じるかもしれませんが、充電システムは屋外での使用を前提に設計されており、充電コネクターは防水構造を採用しています。

さらに充電時は、まずプラグが車両の充電口に確実にロックされ、その後に充電器と車両が通信を実施。漏電や異常の有無を確認したうえで、初めて電気が流れる仕組みです。

このような安全対策により、プラグを差し込んだ瞬間に通電して感電したり、火花が発生したりすることはありません。

また、国土交通省と経済産業省が公表した「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車のための充電設備設置にあたってのガイドブック」でも、悪天候下での利用を前提とした安全基準が示されています。

【ガイドブックで示されている主な安全対策】
・電気自動車充電用コンセントの配線には、漏電ブレーカー(※)を設置すること
 ※高感度高速形の漏電遮断器
・雨天時の使用を想定した設備設計とすること
・車両だけでなく、充電設備側でも安全性を確保すること

このように、EVの安全性は車両単体ではなく、充電設備を含めたシステム全体で担保されているのです。

安全対策があっても濡れた手での操作はNG!

濡れた手の写真

濡れた手で充電プラグを抜き差ししないように注意が必要です。

とはいえ、各メーカーは万が一の事故を防ぐため、取扱説明書やWebサイトなどで充電時の注意事項も示しています。

【日産のWebサイトに明記された注意点】
・雨や雪の中でも充電は可能
・濡れた手で充電プラグを抜き差ししない
・充電コネクターや充電ポートが濡れている場合は水分を拭き取る
・充電ポートに水が溜まっている場合は充電しない

上記のように、雨や雪の中でも充電は可能であるものの、濡れた手で充電プラグを抜き差ししないように注意が必要です。

また、充電コネクターや充電ポートが濡れている場合は、布などで水分を拭き取ることも求められています。

同様に、トヨタのWebサイトでも雨の日に充電できるとしながらも、電源プラグや充電コネクターの接触部を濡らさないよう注意を促しています。

さらに、雨の日は手元が滑りやすく、プラグを落としてしまったり、泥やゴミが付着したりするリスクも高まります。充電プラグの端子部分に異物が入り込むと、接触不良や故障の原因となる可能性があるため、接続部を清潔な状態に保つことも重要です。

EVは高い安全性を備えていますが、機械である以上、過信は禁物です。雨天時もメーカーが定める手順や注意事項を守り、正しく充電するように注意しましょう。

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