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最終更新日:2019.01.08 公開日:2019.01.08

ジムニーの超カッコイイ改造車がオートサロンに登場

大ヒット車の新型シムニーの“純正”カスタマイズカーが早くも東京オートサロン(千葉県・幕張メッセ、会期1月11日~1月13日)に登場する。気になる外観はどのようなものか、紹介する。

 スズキは1月11日から13日まで千葉県の幕張メッセで開催される「東京オートサロン2019」にジムニーのコンセプトカーを出品する。

 昨年7月に、20年ぶりにフルモデルチェンジした新型ジムニーは、発売されるや大ヒット。発売後半年以上が経つ今でも大量のバックオーダーを抱える大人気車種となった。初代を彷彿とさせる角張ったスタイリングに、ジムニーの開発者をして「プロが十二分に使える性能を持たせた」とする悪路走破性を持つ。そうした車体の頑強さに加え、快適性をも向上させたところが一般ユーザーの心を掴んだ。加えて、昨今のアウトドアブームも、新型ジムニー大ヒットの追い風となった。

 そんなジムニーだが、今年のオートサロンでさらにコアな客層のハートを鷲掴みにしそうなカスタマイズカーが2台登場する予定だ。

 「ジムニー サバイブ」(写真上)はジムニーの悪路走破性をさらに高めた仕様のコンセプトカーだ。キャビン上部をぐるりと囲んだ太いロールバーや、切り上げられた前後バンパー、車体角を鉄板で補強するなどで”武装”。スズキでは「極限の状況下、厳しい自然の中を進んでいく力強さ、孤高の世界観をイメージした」としているが、まさにそれを具現化したような外観となっている。

 もう一台の「ジムニーシエラ ピックアップ スタイル」はジムニーの登録車バージョンである「ジムニーシエラ」をベースにしている。その名の通り、キャビン後部が潔く削り取られ、ピックアップトラック仕様の「荷台」になっている。注目は地味ながらフロントシート後部に設けられているであろうエクストラスペースだ。このスペースがあることで、シートのリクライニングが可能になり、濡らしたくない荷物の置き場所としても活用できる。

 「何に使おうか?」「どんな楽しみ方ができるかな?」とユーザーに想像させることが、現在の商品マーケティングに不可欠な要素となっているが、この2台はまさにこうした想像を掻き立てて余りある存在なのではないだろうか。

 スズキではこの他に、「スイフトスポーツ」(写真上)のコンセプトカーや現行の市販車を8台出品する。

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