BMW新型「3シリーズ」を発表! 直列6気筒ガソリンターボエンジン登載のM350 xDriveも登場だ【新車ニュース】
9月30日、BMWは新型「3シリーズ」を発表した。BEVの「i3」はBMWが本拠を置くミュンヘン工場で、マイルドハイブリッドモデルはバイエルン州のディンゴルフィング工場で生産される。
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目次
ひと目でBMWとわかるスポーティなデザイン
2025年9月に発表され、今年7月に日本でも発売された新型「iX3」、そして今年6月に発表された新型「X5/iX5」に続き、BMWの次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」を採用した新型「3シリーズ」が発表された。
BEVの「i3」については今年3月に初公開されていたが、このたび、内燃エンジンを積むマイルドハイブリッドモデルの新型と合わせて正式デビューを飾った。
ボディサイズは、BEVが全長4760×全幅1865×全高1480mmで、ホイールベースが2897mm。マイルドハイブリッド仕様が全長4765×全幅1850×全高1455mmで、ホイールベースが2860mm。寸法が異なるのはプラットフォームの違いによるものとみて間違いないだろう。BEVの方が全長が短いのにホイールベースが長いのは、内燃エンジンを積まないことの表れと言える。
新型3シリーズは、スポーティなBMWセダンのダイナミックなキャラクターに合わせて、視覚的に印象的なノイエ・クラッセのデザイン言語がカスタマイズされた。
モダンな2.5ボックスデザインを採用し、ひと目でBMWとわかるデザインが与えられたそのシルエットは、BMWならではのスポーティなプロポーション。ロングホイールベース、ショートオーバーハング、そして目を引くサーフェスが3シリーズの特徴的な外観を形作っている。
後方に配置されたグラスハウスと大きく張り出したホイールアーチが相まって、ショルダーラインに力強いアスリート感を与えている。サイドには印象的なキャラクターラインが刻まれ、新型3シリーズの視覚的な重心を路面に近づけている。ドアハンドルはドアパネルと面一になっており、ロックを解除すると自動的にせり出す。
BMW 3シリーズ|BMW 3 Series
BMW M350 xDrive
フロントフェイスには、BMWの象徴であるキドニーグリルとツインヘッドライトというふたつのデザインアイコンが、斬新でありながらもどこか懐かしさを感じさせる形で取り入れられた。これらは一体化され印象的な単一のユニットとなり、革新的なライトシグネチャーを生み出している。レーシングカーのデザインから採用された新しいMイエローライトは、Mパフォーマンスモデルを主張する特徴となっている。
リヤエンドは水平基調のライト配置が特徴的で、技術革新と精密さを体現したものだ。張り出したホイールアーチはワイドでスポーティなスタンスを際立たせている。
BEVモデルのi3には19〜21インチサイズのホイールを設定。内燃機関を搭載したマイルドハイブリッドモデルは、18〜20インチまでの軽量アロイホイールを選択できる。
新型3シリーズでは、MスポーツパッケージまたはMスポーツパッケージプロをオプションで選択することも可能。これらは各モデルのスポーティなキャラクターを際立たせ、とりわけダイナミックなエクステリアデザインが与えられる。
新型iX3などと同様にBMWパノラミックビジョンを採用
BMW i3 50 xDrive
インテリアはスポーティで、BMWならではのドライバー重視のスタイルが新たなレベルに引き上げられている。
「ノイエ・クラッセ」の洗練されたデザイン言語は、新型3シリーズの上質なインテリアにも反映された。ダイナミックで開放的、そしてモダンな雰囲気のキャビンには、BMWパノラミックiDriveディスプレイと操作システムによる、まったく新しい形のドライバー重視のスタイル。これは、BMWパノラミックビジョン、BMW 3Dヘッドアップディスプレイ、センターディスプレイ、マルチファンクションステアリングホイールの4つの要素で構成されている。
BMWパノラミックビジョンとオプションのBMW 3Dヘッドアップディスプレイは、運転に必要な情報をドライバーの視界に投影。17.9インチのセンターディスプレイはインパネに配置され、ドライバーに向けて角度が付けられている。
上部中央にもスポークを備えた、新設計のBMWステアリングホイールの採用も新しい(Mパフォーマンスモデルは専用デザイン)。マルチファンクションボタンを備えたこのステアリングホイールは、とくに直感的に操作できるよう最適化されている。新型3シリーズでは、MステアリングホイールとBMWインディビジュアルステアリングホイールがオプションで選べる。
左右のドアからインパネへと流れるようなラインは、ドライバーと同乗者を包み込むような効果をもたらしている。また、クライメートコンフォートガラスを備えた大型パノラミックサンルーフと、大きなウインドウが相まって、キャビンはとても開放的で光に満ちた雰囲気に包まれる。
標準シートは優れた横方向サポートと高い快適性を提供。電動調整機能、メモリー機能、トラベル&コンフォートシステムが搭載された。マルチファンクションシートとMスポーツシートはオプションで選択可能だ。後席シートヒーターもオプションで追加できる。標準装備のハイファイサウンドシステムに代わり、ハーマンカードン製のハイファイおよびサラウンドサウンドシステムも用意されており、卓越した音質をもたらす。
BMW M350 xDrive
新型3シリーズは、BMWパノラミックiDrive、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント、そして将来を見据えたソフトウェアとエレクトロニクスアーキテクチャにより、包括的なデジタルユーザーエクスペリエンスを実現。完璧な人間工学と直感的な操作性は、数十年にわたりBMW 3シリーズの際立った特徴だった。最新世代モデルに搭載されたBMWオペレーティングシステムXを採用したBMWパノラミックiDriveディスプレイとオペレーティングシステムも、この伝統を受け継いでおり、適切な情報を適切な場所に適切なタイミングで表示するという原則に基づいている。
BMWパノラミックiDriveのマルチモーダル操作ロジックは、タッチベース、触覚ベース、音声ベースのインタラクションを組み合わせる。BMWインテリジェントパーソナルアシスタントはここで重要な役割を果たし、Amazon Alexa+ AIテクノロジーの統合によってその機能範囲がさらに拡張され、より対話型で極めて直感的な音声インタラクションが可能になる。
BMWオペレーティングシステムXは、ディスプレイとオペレーティングシステムのためのインテリジェントなプラットフォーム。Androidオープンソースプロジェクト(AOSP)をベースとしており、優れたアップデート機能とアップグレード機能を提供するように設計されている。つまり、このシステムは新しい機能やデジタルサービスを継続的に追加でき、長期間にわたって最新の状態を維持できるというわけだ。
さらにBMWオペレーティングシステムXは、これまで以上に豊富なエンターテイメント機能を提供。また、オプションのBMWデジタルプレミアムパッケージに追加された新機能により、新型3シリーズはとくに使いやすく魅力的なものとなっている。これらの機能には、セキュリティアシスタントやBMWマップに含まれる拡張ナビゲーション機能などが含まれる。定期的なソフトウェアアップデートにより、常に最新の状態に保たれる。
i3は航続距離912kmの「50 xDrive」と、同710kmの「40 xDrive」
BMW i3 50 xDrive
新型i3には第6世代のBMW eDriveテクノロジーを搭載。これは、円筒形セルを採用した根本的に新しい高電圧バッテリー、高効率の電気モーター、800Vテクノロジー、双方向充電機能で構成されたもの。前世代よりも大幅に長い航続距離を実現し、充電時間も大幅に短縮されている。新型i3は発売当初より2バージョンを用意。どちらも前後アクスルそれぞれに電気モーターを搭載した四輪駆動モデルだ。
「i3 50 xDrive」は、システム総合で最高出力345kW(469ps)、最大トルク645Nm(65.8kgf-m)を発揮。0-100km/h加速タイムは4.7秒で、最高速度は200km/h。バッテリー容量は108.7kWhで、最大航続距離は912km(WLTPモード)をマークする。
バッテリーは最大400kWのDC充電速度により、充電時間が大幅に短縮される。DC急速充電ステーションでは、わずか10分で最大423km走行分のエネルギーを充電できる。
「i3 40 xDrive」はシステム総合で最高出力275kW(374ps)、最大トルク520Nm(53.0kgf-m)を発揮。0-100km/h加速は5.4秒で、最高速度はこちらも200km/hだ。82.8kWhバッテリー搭載により、最大710km(WLTPモード)の航続距離を実現する。
2027年には、新型i3シリーズの最上級グレードとして「i3 M60 xDrive」が登場する予定だ。
マイルドハイブリッド仕様は「M350 xDrive」を含む3グレード
BMW 320
マイルドハイブリッドモデルは「M350 xDrive」のほか、「320」と「318」が設定された。
「M350 xDrive」には3.0リッター直列6気筒ガソリンターボエンジン、「320」と「318」には2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンが搭載され、いずれのエンジンも48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。各グレードのスペックは以下のとおり。なお、今後1年以内にプラグインハイブリッドモデルが追加される予定だ。
M350 xDrive
●システム最高出力:326kW(443ps)●システム最大トルク: 580Nm(59.1kgf-m)●0-100km/h加速:4.1秒●最高速度:250km/h
320
●システム最高出力:155kW(211ps)●システム最大トルク:330Nm(33.7kgf-m)●0-100km/h加速:7.4秒●最高速度:240km/h
318
●システム最高出力:115kW(156ps)●システム最大トルク:250Nm(25.5kgf-m)●0-100km/h加速:9.5秒●最高速度:215km/h
M350 xDriveは新型3シリーズ内燃機関搭載モデルのダイナミックな頂点を極めたモデル。俊敏性と精密なハンドリングに加え、日常使いはもちろん、長距離ドライブでも高い快適性を実現している。さらに、新開発の「ドリフトモーメント」機能により、まったく新しいドライビング体験を提供。コーナーを横滑りしながら駆け抜ける爽快感を最大限に引き出すために設計されたドリフトモーメントは、センターディスプレイから操作でき、エンジンのパワーを後輪のみに伝達。これにより、これまでBMW Mモデルだけでしか味わえなかった、自由奔放でスリリングなドライビング体験が楽しめる。
運転支援システムでは、車速130km/hまでのハンズオフ走行が可能となったほか、新しいアシスタンス機能により、都市部でのナビゲーションガイド付き部分自動運転が可能になる。
欧州市場での販売価格は以下のとおり。
・i3 40 xDrive:5万9900ユーロ(約1068万円)から
・i3 50 xDrive:6万5900ユーロ(約1175万円)から
・318:4万9900ユーロ(約890万円)から
・320:5万4900ユーロ(約979万円)から
・M350 xDrive:8万900ユーロ(約1443万円)から
SPECIFICATIONS
BMW i3 50 xDrive
ボディサイズ:全長4760×全幅1865×全高1480mm
ホイールベース:2897mm
乗車定員:5人
車両重量:2205[2090]kg
荷室容量:前31L/後420L
モーター最高出力:前123kW(167ps)/後240kW(326ps)[前123kW(167ps)/後195kW(265ps)]
モーター最大トルク:前255Nm(26.0kgf-m)/後435Nm(44.4kgf-m)[前255Nm(26.0kgf-m)/後345Nm(35.2kgf-m)]
システム最高出力:345kW(469ps)[275kW(374ps)]
システム最大トルク:645Nm(65.8kgf-m)[520Nm(53.0kgf-m)]
駆動方式:4WD
バッテリー容量:108.7[82.8]kWh
WLTPモード一充電航続距離:最大912[710]km
0-100km/h加速:4.7[5.4]秒
最高速度:200km/h
※[ ]内は40 xDriveの値
BMW M350 xDrive
ボディサイズ:全長4765×全幅1850×全高1455mm
ホイールベース:2860mm
乗車定員:5人
荷室容量:450L
車両重量:1860[1680]kg
総排気量:2998[1998]cc
エンジン:直列6気筒ターボ[直列4気筒ターボ]
最高出力:313kW(426ps)/5600-6500rpm[155kW(211ps)/4900-6500rpm]
最大トルク:540Nm(55.1kgf-m)/1980-5400rpm[330Nm(33.7kgf-m)/1500-4400rpm]
モーター最高出力:13kW(18ps)[8kW(11ps)]
モーター最大トルク:200Nm(20.4kgf-m)[25Nm(2.5kgf-m)]
システム最高出力:326kW(443ps)[155kW(211ps)]
システム最大トルク:580Nm(59.1kgf-m)[330Nm(33.7kgf-m)]
トランスミッション:8速AT
駆動方式:4WD[FR]
0-100km/h加速:4.1[7.4]秒
最高速度:250[240]km/h
WLTPモード燃費:13.3[15.4]km/L
※[ ]内は320の値




