ヤマハ「XSR900GP」だけじゃない! 新型155cc含むXSRシリーズに“USインターカラー”採用モデルが続々と登場?【東京モーターサイクルショー2026】
国内最大級の二輪車展示イベント「モーターサイクルショー2026」のヤマハブースでは、USインターカラーをまとった「XSR」シリーズが多数展示された。今回はその中から、市販化が予定されている新型「XSR155」と、好評販売中の「XSR900GP」にフォーカスする。
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ヤマハ「XSRシリーズ」の最新作が熱い!
ヤマハのブースは第二種原動機付自転車(原付二種)や軽二輪スクータータイプが多数展示された。ファツィオやシグナスXといった新型スクーターも気になるが、やはり主役はオートバイタイプである。
展示車両の中でも、ビギナーからベテランまで幅広い層のライダーから注目を浴びていたのが、XSRシリーズの最新作「XSR155」であった。また、先日発売されたばかりの「XSR900GP」のニューカラーも、多くの中高年ライダーたちがこぞって跨り、写真に収めていたのが印象的だった。
XSRシリーズは、レトロなデザインの外観に先進技術を組み合わせたモデル群で、ヤマハでは「スポーツヘリテージ」としてカテゴライズ。現在は125cc、700cc、900ccの3種類をラインナップしている。
2024年5月に発売された、80年代のレーサーをオマージュしたハーフカウル付きのXSR900GPが大ヒットし、いまヤマハで最も勢いのあるシリーズとなっている。それでは、新型XSR155と、ニューカラーのXSR900GPを見ていこう。
東京モーターサイクルショー2026のヤマハブースでは、他社ブースと比べて若年層や女性の来場者が多い印象を受けた。
カジュアルにオートバイを楽しめて、高速道路も走れる「XSR155」
ヤマハ XSR155|Yamaha XSR 155
「XSR155」は、シンプルに言えばXSR125をパワーアップさせた車両となり、共にエントリーカテゴリーに属している。バイクビギナーやリターンライダーをはじめ、自分の趣味や時間を有効に活用したい人、または経済的な負担を抑えつつ、気軽にバイクを楽しみたいと考えるカジュアル志向のライダーにも適した1台だ。
車両ベースは基本的にXSR125と共通で、アップライトで快適なポジションと、軽量(参考までにXSR125の重量は137kg)で扱いやすい車体が特徴。パワーユニットには、排気量30ccの差ながら力強い走りを発揮する155cc水冷SOHC単気筒エンジンを搭載している。
XSR155にはイエローカラーベースの「USインターカラー」が用意されるのだろうか?
ここで、XSR125との違いが気になる人もいるだろう。大きなポイントは、高速道路を走行できる点にある。ヤマハの車両解説員によると、短い区間でも高速道路を利用したいという要望は実際に多い、とのこと。たしかに高速道路を活用することで、時間短縮や疲労軽減に繋がるのは事実だ。
1台で街乗りからツーリングまでこなしたいと考えるなら、高速道路を使えるメリットは大きく、行動範囲も広がる。さらに、昨今のヤマハ製155ccモデル(スクーターを含む)は走行性能にも定評があり、1台でバイクライフを楽しむことも十分に可能だ。
XSR155は、バイクをカジュアルに楽しみたい現代のユーザーにとって、利便性と趣味性を兼ね備えたモデルとして魅力的な選択肢となるだろう。なお、発売は夏以降が予定されているが、価格やカラーリング等の詳細は未定。参考までに、XSR125の税込価格は50万6000円だ。続報に期待したい。
XSR155のエンジンまわり。
XSR155のシート高を10mm低くし、アクセサリーを装備した「ローダウンパッケージ」も展示されていた。こちらは今夏以降に市販予定とのこと。
WGP500マシンの世界観が蘇った「XSR900 GP(イエロー)」
筆者が現行ヤマハのバイクラインナップの中で最も熱いと感じるのが「XSR900 GP」だ。
1980年代のGPファクトリーマシン「YZR500」を彷彿とさせるスタイリングをはじめ、軽快なハンドリングと扱いやすさを追求したCFアルミダイキャストフレーム、パワフルでありながら自ら操る楽しさを味わえる888cc水冷直列3気筒エンジン、さらに最先端の電子制御システムやサウンドデザインが施されたマフラーなど、その魅力は多岐にわたり、憧れの存在となっている。
そのモデルに新たに追加されたカラーが「ライトレディッシュイエローソリッド1」だ。
ヤマハ XSR900GP(アクセサリー装着仕様)|Yamaha XSR 900 GP
このカラーリングは、1970年代から80年代にかけてアメリカのレースシーンで活躍したヤマハ車や、1978~80年のWGP500マシンに採用されていたカラー&グラフィックを再現したもので、「USインターカラー」と呼ばれている。
また、メインフレームやリアアーム、フロントサスペンションのアウター、ブレーキ&クラッチレバー、ステップには専用のブラック塗装を施し、ゴールドのホイールとイエローのリアサスペンションスプリングを組み合わせている。
WGP500マシンの世界観を十二分に味わえる、懐かしさと新しさが融合した「XSR900 GP(イエロー)」は発売中で、税込価格は146万3000円だ。
ヤマハ XSR900GP(アクセサリー装着仕様)|Yamaha XSR 900 GP
USインターカラー外装セットを装着した「XSR900」も展示されていた。こちらは参考出品であるが、市販化への期待が高まる1台だ。




