はじめよう、クルマのある暮らし。

Cars

公開日:2026.06.01

シエンタよりちょっと大きい! ダイハツ「セニア」はインドネシアで人気のスタイリッシュな3列7人乗りコンパクトMPV!【日本未発売のクルマたち#️16】

ダイハツ・セニア|Daihatsu Xenia

日本ではほぼ見かけない(正規販売されていない)クルマを取り上げる連載企画「日本未発売のクルマたち」。今回はダイハツのコンパクトMPV「セニア」ご紹介。

ダイハツ・セニア|Daihatsu Xenia

文=細田 靖

写真=ダイハツ

この記事をシェア

ボディサイズはトヨタ「シエンタ」に近い

Xenia(セニア)は、2004年にトヨタと初めて共同開発したBセグメントMPV(マルチパーパスビークル)。コンパクトボディながら3列7人乗りのキャビンを備え、求めやすい価格設定により、生産されているインドネシア市場を切り拓いてきたダイハツの基幹車種の1台だ。

インドネシアのアストラ・ダイハツ・モーター(ADM)スンター工場で生産されており、累計販売台数は2021年時点で約68万台にのぼる。ダイハツが同市場で販売するモデルとしては最大規模だ。

車名はギリシャ語で「おもてなしの概念」を意味する「Xenia(セニア)」に由来。同乗する家族や友人との親密な時間を過ごすための、温かいおもてなしの心を提供するクルマという思いが込められている。

現行モデルは2021年11月に発表された3代目。ダイハツの新世代クルマづくり「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」が、ダイハツのBセグメントモデルで初めて用いられた。

ボディサイズは全長4395×全幅1730×全高1690mmで、ホイールベースは2750mm。この寸法はトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」に近い。シエンタのサイズは全長4260×全幅1695×全高1695mmだから、セニアの方が135mm長く、35mmワイドだ。ホイールベースは同じ。後席ドアはシエンタがスライド式なのに対し、セニアはヒンジ式が採用されている。

この現行3代目から、駆動方式を2代目までのFRからFFに変更して、広くて使いやすい室内空間をさらに進化させている。

シャープなLEDライトが精悍なルックスに貢献

ダイハツ・セニア|Daihatsu Xenia

ダイハツ・セニア|Daihatsu Xenia

エクステリアデザインは、インドネシアユーザーの好みを反映して先代からさらにスポーティになった。LEDを用いた前後のライトはシャープで、精悍なルックスに貢献。上級グレードにはフロントマスクなどにレッドのアクセントが入り、アグレッシブな走りを掻き立てる。

2-3-2レイアウトの7人乗りキャビンは、ゆとりある空間を従来モデルから受け継ぎつつ、先代より高級感を高めた。プッシュ式エンジンスターターやオプティトロンメーターのほか、人間工学に基づいたシートなど、機能性が磨かれている。インパネ中央にはApple CarPlayやAndroid Autoに対応する9インチタッチディスプレイを配置する。

2、3列目シートは分割可倒式で、荷物の形状や大きさに合わせてスペースをアレンジできる。すべての席のシートバックを倒した「ソファ」モードでは、車中泊にも重宝しそうだ。

1.3Lまたは1.5Lの直列4気筒エンジンを搭載

ダイハツ・セニア|Daihatsu Xenia

ダイハツ・セニア|Daihatsu Xenia

パワートレインは、1.3と1.5リッターを設定する自然吸気式直列4気筒ガソリンエンジンに、5速MTまたはCVTを組み合わせる。1.3リッターは97.9ps/122Nm、1.5リッターは106ps/138Nmを発揮。CVTは世界初となるスプリットギヤを採用した「D-CVT(Dual mode CVT)」。ベルトに加え、より伝達効率の高いギヤを組み込むことで燃費/加速感/静粛性を向上させた。

1.5Lモデルは1.3Lモデルに対して、エンジンスペックだけでなく最低地上高を195mmから205mmにアップし、走破性も向上させているのが特徴だ。

安全性の面では、一部グレードに予防安全装備「ASA(アドバンスド・セーフティ・アシスト/日本で販売されているダイハツ車ではスマートアシスト)を導入し、乗員の安全・安心を高めている。

インドネシア現地販売価格は、1.3Lモデルが2億2865万ルピア(邦貨換算約212万円)から、1.5Lモデルが2億6005万ルピア(邦貨換算約241万円)から。ASAを装備する1.5Lの最上位グレード「1.5 R ASA」はCVTのみの設定で2億8435万ルピア(邦貨換算約264万円)だ。

SPECIFICATIONS
ダイハツ・セニア1.3 R|Daihatsu Xenia 1.3 R
ボディサイズ:全長4395×全幅1730×全高1690[1700]mm
ホイールベース:2750mm
最低地上高:195[205]mm
最小回転半径:4.9m
乗車定員:7人
車両重量:1090(MT)/1115(CVT)[1110(MT)/1115(CVT)]kg
エンジン:直列4気筒
総排気量:1329[1496]cc
最高出力:72kW(97.9ps)/6000rpm[78kW(106ps)/6000rpm]
最大トルク:122Nm(12.4kgf-m)/4200rpm[138Nm(14.1kgf-m)/4200rpm]
トランスミッション:5速MT/CVT
駆動方式:FF
タイヤサイズ:185/65R15[195/60R16]
※諸元はインドネシア仕様。[ ]内は1.5 R

記事の画像ギャラリーを見る

この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(5月31日まで)
応募はこちら!(5月31日まで)