大きく右に回り込む最終コーナーに入っていくスーパーGTの一団。まさにGT500クラスとGT300クラスが入り乱れる、SUGOの面白さを象徴するような1カットだ。
開幕戦の岡山で優勝し、第5戦の鈴鹿では4位に入った#777 D’station Vantage GT3だが、今回のレースは21位。それでも現在ランキング2位につけ、ダンロップとともにタイトル獲得を狙う。
レース後半のGT500クラスで、目の覚めるような走りを見せた#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra。サッシャ・フェネストラズは10位からオーバーテイク劇を繰り広げ、2位まで浮上した。最後は燃料の不安もありペースを落としたが、大いに注目を集めた。
これまで着実に速さを増してきた#17。前回の鈴鹿はポールポジションからの2位だったが、今回は予選2番手から嬉しいシーズン初優勝を飾った。ルーキーの野村勇斗とベテランの塚越広大のコンビ、そしてHRCプレリュードのパフォーマンスアップが重なった結果だ。
パドック裏を上りを駆け抜けてシケインへ。ヨーロッパ的なコース設定でも知られるSUGOならではの景色だ。予選と決勝でレースを席巻した#60は、V8エンジン特有のどろどろとした重低音を響かせる。
GT300クラスの表彰台。チーム初のポールポジションから優勝を遂げた#60、LMcorsaの吉本大樹と河野駿佑のコンビ。左側の2位は#56、ジャン・パオロ・デ・オリベイラと木村偉織は少し悔しそうな表情だ。そして右側、#61 SUBARU BRZは待望の表彰台を獲得したが、全く満足はしていないはず。
GT500の表彰台。今回はHRCプレリュード勢による独占とはならなかった。それでも3位に#100 STANLEYが入り、チャンピオンシップでも王者#36を追い詰める体制が整いつつある。
毎回多くのファンが駆けつけ、声援を送る#61 SUBARU BRZだが、エンジンを変更した今シーズンは、なかなか結果に結びつかなかった。今回の3位が躍進のきっかけになるか。
富士や鈴鹿に比べると、決して大きいとはいえないSUGOのピット、パドック周り。だからこそファンとマシンの距離が近く、楽しめる部分もある。
東北地方で行われる唯一のスーパーGTということもあり、多くのファンが集まるスポーツランドSUGO。ピットウォークの人気も相当なものだ。
パトカー先導でフォーメーションラップが始まるというのは、スーパーGTでは珍しいことではない。今回はスタート直前まで雨が降っており、チームはこの段階でもタイヤ選択に頭を悩ませていた。
よく「菅生の森」と言われることがあるが、まさに緑の深い山間部にあるスポーツランドSUGO。年に一度の盛り上がりが、この写真からも伝わってくる。
第4戦の富士から篠原拓朗の相方が川端伸太郎に変わった#45 PONOS FERRARI 296 EVO。川端が合流して以降、毎戦ポイントを獲得している。
太田格之進のスーパーGT復帰で、今シーズンのHRC勢の本命とも言われていた#8だが、ここまでのところ未勝利で、ランキングも5台のHRCプレリュード勢の中で4位に甘んじている。速さが強さにつながるのは、いつか?
前回の鈴鹿での予選2位の雪辱を果たした#64。イゴール・オオムラ・フラガはスーパーフォーミュラでも優勝し、押しも押されもせぬトップドライバー。右の大草りきがポールを決めた。
クラッシュが発生した際、最も早くピットに飛び込み、アンダーカットによって実質的なトップに躍り出た#17 Astemo。チーム一丸となった勝利だ。
こちらはGT300クラスを制した#60 Syntium LMcorsa LC500 GTのレースクイーン。LMcorsaは大阪トヨペットグループを母体とするチーム。現在ランキング8位につけている。
GT500勢で唯一ダンロップタイヤを履く、大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ組の#64 Modulo HRC PRELUDE-GT。
今回のSUGOでは、GT500で唯一のアドバン・ユーザーである#19 WedsSport BANDOH GR Supraが予選3番手に。GT300のQ2では、トップ10に4台のアドバン・ユーザーが入った。最終戦まで、タイヤのマルチメイクスによる“最後の”戦いから目が離せない。