ヘッドランプやキャビンなど、生産車のプレリュードと同一のシルエットを与えられたAstemo HRC PRELUDE-GT。だが、全身をエアロで固められたシルエットは戦うマシーンそのもの。ワイパーも空気抵抗を考え、縦一列に配される。
公式練習でトップタイムを記録し、2人のドライバーの表情にも笑顔がこぼれるピット。マシーンの着実な進化を直に感じている彼らだからこそわかる感触があるのだ。
ピットイン時はタイヤ交換だけでなく、ドライバーの交代もレースを左右する重要なファクターになる。シーズンも中盤になり、2人のドライバーの息も確実に合ってきている。
決勝レースを前に円陣を組んで作戦を再確認するAstemo REAL RACING。このレースに向けてマシーンのセッティングを練り上げてきた大駅チーフエンジニアの声にも力がこもる。
今シーズンのAstemo REAL RACINGでAstemoアンバサダーを務める2人、亀澤杏菜さん(左)と桜庭かよさん(右)。ピットウォークやスターティンググリッドなどで、日本のトップカテゴリーであるスーパーGTらしい華やかな雰囲気を振りまいている。
2日間で延べ5万6400人が集まった8月最初の富士スピードウェイ。ピットウォークも大盛況だった。Astemo REAL RACINGはピット前でドライバー2人のサイン会を行い、こちらも大盛況となった。
スターティンググリッドでサポーターとともに記念撮影に応じる塚越広大選手。ちょうどAstemo REAL RACINGのピットの対面にあるグランドスタンドには、Astemoの大応援団が赤いフラッグを振っていた。
レースウィークの始まりを告げる公式練習で、いきなりトップタイムを記録。チームの士気も上がる。車検場への往復など、スタッフがレースカーを手押しして移動するというのは、レースの世界ではよくある風景。
中低速コーナーが連続する富士のセクター3。コース上に黒いタイヤ痕が見えるが、これは溶けたタイヤが路面に張り付いたもの。グリップを上げる働きをするが、これが剥がれるとピックアップとなり、逆にグリップを低下させることにつながる。
アンダーボディの複雑な形状が、現在のスーパーGTでいかにエアロダイナミクスが重要かを物語っている。シーズン途中にボディ形状を変えることはほとんどないが、シャシーのセッティングなど、煮詰める箇所は無数にある。
今回のレースはスタート前になって通り雨が降ったため、スタート直前までタイヤ選択にチームは頭を悩ませた。手前にあるタイヤはウェットタイヤで、すぐに交換できるよう準備が整っていた。
レース後半を担当し、着実に順位を上げてみせた塚越広大選手。まだ本人としてはマシーンに納得はいっていない様子だが、それでも着実に結果はついてきている。次戦、チームの本拠地でもある鈴鹿に期待だ。
予選Q1でトップタイムを記録した野村勇斗選手が、サインボードで金石監督と握手。左は#17のセッティングをまとめ上げる大駅俊臣チーフエンジニアだ。
10周目に再開したレース。その1コーナーでは、予選で1-2-3を獲得したHRCプレリュード勢がレースを引っ張る。#17はレース後半に#38と順位を争い、5位でフィニッシュした。
300km/h近い最高速からのブレーキングが見られる富士スピードウェイの1コーナー。グランドスタンドは、熱心な観客にとって人気の観戦スポットでもある。
決勝レースではGRスープラ勢と戦うシーンが多かった#17。特に3位表彰台に上がったグリーンの差し色が入った#37は、サクセスウェイトを搭載していないこともありペースが良く、先に行かれてしまった。
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