トミカ55周年で注目のミニカーは? トヨタ、日産、ホンダ、三菱、スズキのコラボデザインが発表!
タカラトミーが展開するダイキャスト製ミニカー「トミカ」は2025年で55周年を迎えた。1月21日に東京・原宿で開催された記者発表会では、新製品や今後の展望などが発表された。この記事ではミニカー好きが喜ぶトピックをまとめて紹介する。
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トミカ55周年を祝って製作されたオブジェ。白色と赤色の無数のトミカで“55”と描かれている。
記事の画像ギャラリーを見るトミカが自動車メーカー5社とコラボ!
1970年からスタートし、現在までに累計販売台数10億台を突破(1.8秒に1台売れているとか)したという、タカラトミーの「トミカ」が、2025年で55周年を迎えた。これを記念し、トミカはトヨタ、日産、ホンダ、三菱、スズキの5社とコラボレーションする。
具体的には各自動車メーカーのデザイナーが「55周年を記念したトミカ」を考案し、今春から順次発売する。またトミカと同じデザインでラッピングした実車も製作し、今後のイベントなどで展示する予定だ。
55周年トミカになるクルマのモデルとデザインも発表されたので、確認していこう。

「トミカ55周年自動車メーカーコラボプロジェクト」で商品化される5台。
■トヨタGR スープラ GT4 EVO
レーシングカーとして目を引くために、大胆な左右非対称の配色を採用。子どもと親が一緒に楽しめるクルマとして、右サイドに子どもたちの自由な想像力を働かせるホワイト色のスペースをあしらっている。
■日産 フェアレディ Z NISMO
鮮やかなイエローとブラックの強いコントラストで、パワフルなスポーティさを表現。日産のレース活動のヘリテージからインスパイアされたカラーリングを採用した。
■ホンダ シビック タイプR
デザインのポイントは、風が吹き抜けた瞬間を切り取ったような躍動感ある“55”のオリジナルロゴ。このロゴは、トミカの55周年を象徴するとともに、シビックタイプRのスピード感を大胆に表現している。
■三菱 デリカ ミニ
マグマのようにエネルギッシュな赤色から巻き上がる煙をイメージしたグラフィック。さらに湧き出したマグマが固まって岩盤となったイメージをレイアウトし、力強い躍動感、信頼性、耐久性を表現した。
■スズキ ジムニー
冒険やワクワクする気持ちをデザインテーマとしている。荒野の中を駆け抜けていく走破性の高さや、アグレッシブさを泥跳ねで表現し、 ホイールは前後の色を変えることで大自然に飛び込んでいく躍動感をイメージしている。
これらはトミカ博東京おもちゃショーなど、トミカファンが集まるイベントで順次展示される予定だ。価格は各990円で、2025年春から順次発売を予定。

トミカ55周年発表会が開催された同日に、スズキが発表したジムニーのデザインがこちら。実はジムニーも2025年4月に発売55周年を迎える。写真=スズキ
新シリーズ「トミカプラス」が始動!
トミカ55周年発表会では、新シリーズ「tomica+(トミカプラス)」も発表された。このシリーズはミニカーとディスプレイアイテムをひとつのパッケージにまとめているのが特徴だ。トミカプラス第1弾では「tomica GARAGE」が、第2弾では「DRIFT TURN STAGE」が登場する。
■tomica GARAGE
トミカをスタイリッシュに飾れるガレージ「PREMIUM BLACK Edition」と「Lamborghini Edition」の2種が登場。操作ボタンを押すと、本物のようにシャッターがゆっくりと開閉し、シャッターが開ききると室内の照明が点灯する。ガレージには4台までミニカーを置いて飾ることができる。
セット内容はそれぞれミニカー1台とガレージに加え、壁面・床面をコーディネートできる紙製の内装が付属する。価格は各6600円で、2025年2月15日に発売する。

tomica GARAGE「PREMIUM BLACK Edition」のイメージ。ホンダ NSX Type S(ホワイト)が付属する。写真=タカラトミー

tomica GARAGE「Lamborghini Edition」のイメージ。ランボルギーニ カウンタック LP500S(ホワイト)が付属する。写真=タカラトミー
■DRIFT TURN STAGE
トミカプレミアム unlimited「DRIFT TURN STAGE」からは「頭文字D AE86 トレノ(藤原拓海)」と「ワイルド・スピード BNR34 SKYLINE GT-R」が登場する。
どちらもターンテーブルとミニカー1台がセットになっており、ターンテーブルが回転することで、ミニカーがドリフト走行した状態で飾れるというもの。台座には劇中のBGMとドリフト効果音を再生する機能と、フルカラーLEDと白煙(霧状の水)により、ドリフト走行を派手に演出する機能が搭載されている。ミニカーはターンテーブルの突起に乗せているだけなので、同じ作品に登場する他のモデルで楽しむことも可能だ。
なお、AE86トレノはナンバープレートの仕様が、SKYLINE GT-Rはボディ塗装の仕様が既存の単体製品から変更されているので、コレクターならぜひゲットしておきたい。
価格は各6600円で、2025年3月15日に発売する。

展示されていた「DRIFT TURN STAGE」。ミニカーが白煙を巻き上げながらドリフト走行し続けていた。

「DRIFT TURN STAGE 頭文字D」に付属する「AE86 トレノ(藤原拓海)」。ナンバープレートに「頭文字D」のプリントが入った特別仕様だ。

「DRIFT TURN STAGE ワイルド・スピード」に付属する「BNR34 SKYLINE GT-R」。ボディには特別にメタリック塗装が施されている。
INFORMATION
トミカ55周年自動車メーカーコラボプロジェクト
種類:全5種(トヨタGR スープラ GT4 EVO / 日産 フェアレディ Z NISMO / ホンダ シビック タイプR / 三菱 デリカ ミニ / スズキ ジムニー)
価格:各990円(税込)
発売日:2025年春から順次
tomica GARAGE
種類:全2種(PREMIUM BLACK Edition / Lamborghini Edition)
価格:各6600円(税込)
発売日:2025年2月15日
トミカプレミアム unlimited DRIFT TURN STAGE
種類:全2種(頭文字D AE86 トレノ / ワイルド・スピード BNR34 SKYLINE GT-R)
価格:各6600円(税込)
発売日:2025年3月15日
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