スマートの小型2シーターがBEVで復活! 新型「#2」が10月のパリモーターショーで発表【新車ニュース】
スマートオートモビルの欧州統括会社スマート・ヨーロッパはこのほど、10月12日に開幕するパリモーターショー2026において、新型BEV「#2(ハッシュタグ2)」を発表すると予告。大規模なテストプログラムを実施している開発車両を公開した。
この記事をシェア
スマートといえば、このデザイン!
プレミアムBEVブランドとして新生スマート車を展開しているスマートオートモビル(中国)は、本格稼働を開始した2020年以降、これまでにコンパクトクロスオーバーの「#1」、コンパクトクーペSUVの「#3」、そしてミッドサイズSUVの「#5」を発表してきた。
その次なる一手となるのが2人乗りのシティカー「#2」。旧体制時代に発売された「フォーツー」のコンセプトを受け継ぎながら、電気自動車で復活する。今年4月には北京モーターショーでコンセプトモデル「スマート コンセプト#2」が初披露され、デザインの方向性が示された。
スマート コンセプト#2|smart Concept #2
#2は、フォーツーの空間最大化設計の象徴となっている“四隅にホイールを配置”した特徴的なフォルムを採用することで、現代の都市環境における様々な課題を容易に乗り越えられるように設計されている。
このたび公開されたのは、メルセデス・ベンツのグローバルデザインチームがデザインした、特注の白黒カモフラージュをボディに施したテスト車両。
走行テストでは、予期せぬ障害物、緊急時の車線変更、グリップの低い濡れた路面状況など、実際の都市部における様々な課題に対して、車両の俊敏性を確認。シャシー、ステアリング、サスペンションの動きの制御を継続的に改良することで、日常の都市走行において、車両の安定性、応答性、俊敏性が追求されている。
車両の洗練された美観とキャビン内の快適性を確実に両立させるため、風洞、音響室、温度制御された4柱式試験装置、テストコース、公道など、複数の厳しい環境下で広範なNVH(騒音、振動、ハーシュネス)も検証。試験項目には、風切り音、ロードノイズ、パワートレインのNVH、熱NVH、きしみ音やガタつき音、そして音質の最適化が含まれている。
スマート#2(プロトタイプ)|smart #2 (prototype)
エンジニアたちは、粗いアスファルト、溝付きコンクリート、高速直線路など、様々な路面でタイヤコンパウンドをテストし、航続距離を最大化するための低転がり抵抗と優れた騒音低減性能との最適なバランスを追求。長期的な信頼性を確保するため、車両は凸凹道、連続的な起伏、穴だらけの市街地道路など、厳しい耐久性テストを実施した。縁石に乗り上げたり、深い穴にぶつかったりといった、一般的な市街地走行シナリオをシミュレートした衝撃テストも行われた。
ボディ骨格は、フォーツーなど旧スマート車でも採用された高強度スチール構造「トリディオンセーフティセル」の新世代版が用いられ、コンパクトサイズと強靭性を両立。現代の安全基準を満たし、高い保護性能、安定性、そしてドライバーの安心感を提供する。
記事の画像ギャラリーを見る



