ランボルギーニ史上最速の新型スーパーSUV「ウルスSEペルフォルマンテ」誕生! 0-100km/hは3.3秒【新車ニュース】
7月2日、アウトモビリ・ランボルギーニはスーパーSUV「ウルス」の最新作「ウルスSEペルフォルマンテ」を発表した。
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目次
ランボ最速の新型スーパーSUVは812ps/1000Nmを発揮
ウルスSEペルフォルマンテ(以下SEペルフォルマンテ)は、プラグインハイブリッドシステムを搭載している既存の「ウルスSE」の高性能版だ。ペルフォルマンテとはイタリア語でパフォーマンスのこと。
アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOはこのモデルをこのように紹介している。
「40年前、ランボルギーニは伝説的なLM002によって スーパーSUV というコンセプトを創造しました。2012年にはウルスコンセプトを発表し、革新を追求する我々の精神に忠実であり続けながら、再びこのセグメントの境界を再定義しました。
そして今日、ウルスSEペルフォルマンテによって、私たちはスーパーSUVというコンセプトをその頂点へと押し上げます。このモデルは、ウルスがこれまでに到達したパフォーマンス、ドライビング精度、エモーショナルな一体感の最高水準を体現すると同時に、このセグメントのベンチマークとしての地位を築いてきた多用途性と日常での使いやすさも維持しています。
ウルスSEペルフォルマンテは、ランボルギーニが革新とパフォーマンスを絶えず追求してきた成果であり、最先端のハイブリッド技術、先進的なビークルダイナミクス、そしてひと目でその個性を伝えるデザイン言語を融合しています。本モデルは、まさに スーパーSUV における究極の表現といえます」
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン(620ps/800Nm)に、192ps/483Nmのモーターと8速ATを組み合わせるパワートレインは、システム総合で最高出力596kW(812ps)、最大トルク1000Nm(102kgf-m)を引き出す。これはウルスSE用より12ps/50Nm上乗せされたことになる。
312km/hの最高速はウルスSEと変わらないが、0-100km/h加速は0.1秒短縮となる3.3秒をマークする。ちなみに0-200km/h加速は−0.4秒の10.8秒だ。
荷室床下に収められているリチウムイオンバッテリーの総容量は25.9kWhで、60kmを超える距離をEVモードで走らせることができる。その際の最高速度は130km/hに達する。
カーボンパーツの多用により32kgのダイエットに成功
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
パワーユニットのスペックアップとともに、SEペルフォルマンテを大きく特徴づけるのが徹底した軽量化だ。フロントフード、ルーフ、ホイールアーチ、サイドスカート、リヤディフューザーといった主要コンポーネントの数々にカーボンファイバーが用いられ、ボディワークの細部に至るまで最適化を図っている。
エキゾーストシステムにおいても最大限の効率性を一貫して追求しており、マフラーやテールパイプを含むチタン製コンポーネントを標準装備とすることで、エキゾーストシステム単独でも10kg以上の軽量化を果たした。
そして、重量を4kg削減する統合型パワーブレーキ(IPB)システムの導入に加え、NVH(騒音、振動、ハーシュネス)対策パッケージの緻密な最適化によって、さらに3.3kgの軽量化に成功。さらに、標準仕様のインテリアでは、ダイナミカ社製の特別なテクニカル素材「Corsa Tex」を採用して2.7kgの軽量化を達成。
これらにより、ウルスSEより32kg軽い2473kgの車両重量を実現した。
カーボン製ボンネットがキャラクターをひと目で物語る
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
デザインは「bold sportiness(大胆なスポーティさ)」というコンセプトに基づいて開発され、フォルムと機能が織りなす視覚的な一体感をさらに際立たせることを目指して開発。よりシャープで彫刻的なラインを描くとともに、すべてのエアロダイナミクス要素に機能性を持たせることで、パフォーマンスとデザインが完全なシナジーを発揮するという哲学を具現化している。
フロントエンドは、SEペルフォルマンテのキャラクターをひと目で物語る。新しいカーボンファイバー製のボンネットには、ランボルギーニの伝統を彷彿とさせる中央のパワードーム(立体的な膨らみ)が与えられ、オメガ(Ω)型のグラフィックシグネチャーと刷新されたエアインテークがワイド感と存在感を際立たせる。
大型化され、エッジの効いたフロントエアインテークは、そのスポーティなデザインを強調するだけでなく、冷却性能を高める必要性にも応え、ラジエーターへ向かう空気の流れを向上させている。
随所に採用されたウルス史上最多となる露出したカーボンファイバー製のパーツは、SEペルフォルマンテの特徴をさらに引き立て、高度な技術とスポーティなアイデンティティを印象付ける。このアプローチはボディの側面にも反映されており、ワイドで安定感のある佇まいによって、そのプロポーションは一層ダイナミックな印象を与える。
洗練された交差型のY字スポークが特徴的な新デザインの23インチホイールは、パフォーマンスを重視したこのモデルのキャラクターを際立たせており、刷新されたホイールアーチにカーボンファイバー製のディテールを組み込むことで、視覚的なインパクトを生み出している。
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
リヤビューも同様のデザイン言語を踏襲し、空力効率と力強い存在感を融合。より高く、ボディとの一体感を持たせた新しいカーボンファイバー製スポイラーは、航空機やモータースポーツの世界からインスピレーションを得たリヤウイングと相乗効果を発揮。
さらに、ウルス史上最大のディフューザーは、そのワイド感とスポーティな佇まいを増幅させている。車体後部の表面にも「カウンタック」からインスピレーションを得た六角形の幾何学模様など、アイコニックなデザイン要素が取り入れられており、唯一無二のルックスを確固たるものにしている。
エキゾーストシステムはランボルギーニがアクラポビッチと共同開発したチタン製。軽量化に寄与していることは先に触れたが、SEペルフォルマンテの大胆なルックスを一層引き立てるだけでなく、低回転域では豊かな「チタニウム・サウンドトラック」を響かせ、加速時にはより刺激的でスポーティな音色を奏でる。
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
エクステリア各部のディテールの多くは、エアロダイナミクス性能の向上にも大きく寄与しており、最高速度や加速・制動性能を向上させるだけでなく、効率性や安定性、コンポーネント冷却の完璧なバランスを達成し、公道とサーキットの両方で卓越したドライビング体験を提供する。
空気抵抗はウルスSEより3%低減しており、ダウンフォースは2022年に発表された純内燃機のウルス ペルフォルマンテ比で16%、ウルスSE比では23%向上している。
フロントのダウンフォースは、ウルス ペルフォルマンテと比較して 22%向上しながら、リヤアクスルの荷重は同等レベルを維持。この理想的なバランスは、リフト量を大幅に低減し、俊敏性を高めるために刷新された高効率なフロントスプリッターによって実現したものだ。
リヤでは、上下のカーボンファイバー製スポイラーが相乗効果を発揮して空力負荷を最大化し、高速走行時の安定性を確保すると同時に、スーパースポーツカーらしいスタイリングをさらに際立たせる。
さらに、プラグインハイブリッドシステム(パワートレイン、バッテリー、トランスミッション)の熱管理をより効率的に行うために、冷却システムを刷新。車体底面に配置されたエアインテークに頼るのではなく、S ダクトとして機能する新設計のボンネットベント、フェンダー専用のアウトレット、そして各排出要素に対応すべく特別に大型化されたホイールアーチ内のベントが採用された。
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
インテリアは、ランボルギーニDNAの重要な要素である「Feel like a Pirot(航空機の操縦席にいるような感覚)」というコンセプトに沿った、よりスポーティでドライバー志向のレイアウト。同社でデザインディレクターを務めるミィテイア・ボルケルト氏はこう述べている。
「インテリアでは、専用のリバリーとグラフィック処理を採用し、特徴的なY字型モチーフとコントラストの効いたレッドのディテールによって、車両のスポーティなキャラクターをさらに強調しています。また、インテリアにはダイナミカ社製マイクロファイバーのCorsa Tex などサステナブルな素材を採用し、パフォーマンス志向のデザインと革新的なクラフトマンシップを融合させています」
SEペルフォルマンテ専用に新設計されたステアリングホイールは、スポーティなキャラクターと洗練されたラグジュアリー性を融合させ、専用のカーボンファイバー製ベゼルによってその特徴がますます引き立てられている。その流麗でモダンなデザインは、インテリアに大胆な印象をもたらし、ドライビング体験とコックピットのランボルギーニらしいスタイルを両立させたものだ。
ダッシュボード中央に新たに設置された12.3インチのタッチスクリーンは、「レヴエルト」からインスピレーションを得た最新のグラフィックを採用しており、これまで以上に直感的なHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)が搭載されている。このタッチスクリーンはLIS(ランボルギーニ・インフォテインメント・システム)のコアとして、ペルフォルマンテ専用のテレメトリーシステムに加え、運転支援システムに関連するディスプレイも搭載され、周囲の環境に対する認知性を高めている。
ランボルギーニ・チェントロスティーレ(スタイルセンター)のデザイナーたちが手がけたデザイン作業は、特にエアベント、ひと目でそれと分かるY字型のアルマイト加工アルミニウムのディテール、そしてパネル、シート、ダッシュボードの新しいインテリア仕立てに重点が置かれた。ダッシュボードには、航空機からインスピレーションを得たメカニカルボタンパネルが新たに採用され、「Feel Like a Pilot」のコンセプトをさらに強調する。
ラフロードでのパフォーマンスも大幅向上させる「ラリー」モードを新導入
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
ドライビングモードには新たに「ラリー」モードが導入された。ダート路面でのドライビングの歓びを最大化すべく特別にキャリブレーションされたこのモードは、SEペルフォルマンテのスポーティなキャラクターだけでなく、グラベル路面やオフロードでのパフォーマンスも大幅に向上させる。
「ストラーダ」モードでの走行時に選択可能なハイブリッドモードは、最大の効率性、快適性、そして内燃エンジンと電動モーターの理想的なバランスをもたらす。「ストラーダ」「スポーツ」「コルサ」の各モードでの走行時に選択可能なリチャージモードは、最適なパフォーマンスを維持しながらバッテリーを最大 80%まで充電できる。
「パフォーマンス」モードは「ストラーダ」「スポーツ」「コルサ」モードでの走行時に限らず、「ラリー」モードにおいてもパフォーマンスを最大限に体験したいドライバー向けに設計されている。
「ストラーダ」モードはこのの並外れた快適性を最大限に高める一方、「スポーツ」モードは最高水準のドライビングの歓びをもたらし、俊敏性を向上させるとともに、パワーオーバーステアやドリフトを容易にコントロールする能力を強化する。
サーキット走行専用に開発された「コルサ」モードを選択すると、車体の動きを制御するサスペンションシステムに支えられ、ペルフォルマンテの持つダイナミックな性能を最大限発揮。これにより、レーシングサーキットの縁石を走行する際にも、極めて高い安定性と応答性を実現することができる。
SPECIFICATIONS
ランボルギーニ・ウルスSEペルフォルマンテ|Lamborghini Urus SE Performante
ボディサイズ:全長5117×全幅2031×全高1638mm
ホイールベース:3003mm
乗車定員:5人
車両重量:2473kg
前後重量配分:54:46
総排気量:3996cc
エンジン:V型8気筒ツインターボ
最高出力:456kW(620ps)
最大トルク:800Nm(81.6kgf-m)/2250-4500rpm
モーター最高出力:141kW(192ps)/3200rpm
モーター最大トルク:483Nm(49.3kgf-m)
システム最高出力:597kW(812ps)/6000rpm
システム最大トルク:1000Nm(102kgf-m)/2000-5500rpm
バッテリー総容量:25.9kWh
トランスミッション:8速AT
駆動方式:4WD
EVモード航続距離:60km以上
EVモード時最高速度:130km/h
0-100km/h加速:3.3秒
0-200km/h加速:10.8秒
最高速度:312km/h
100-0km/h制動距離:32.8m
200-0km/h制動距離:130m以下




