クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

Cars

最終更新日:2024.05.31 公開日:2024.06.01

やったぜスバル! 「クロストレック」「インプレッサ」が最も安全なクルマに贈られる「2023年度 ファイブスター大賞」を受賞。

2023年度の自動車アセスメントで、スバルの「クロストレック」と「インプレッサ」が最高得点を獲得し、「自動車安全性能2023ファイブスター大賞」を受賞した。全16車種の評価結果とともに紹介しよう。

文=岩井リョースケ(KURU KURA)

スバル クロストレック|SUBARU CROSSTREK 写真=SUBARU

記事の画像ギャラリーを見る

クロストレック/インプレッサはどこが評価された?

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が実施した自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)において、スバルの「クロストレック/インプレッサ」が2023年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で197点中193.53点(98%)という最高得点を獲得し、見事「ファイブスター大賞」を受賞した。

どちらのモデルもスバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造により衝突時のエネルギー吸収率を向上させる車体構造を採用している。また、8つの乗員保護エアバッグに加え、歩行者保護エアバッグも標準装備。さらにステレオカメラと広角単眼カメラを使用した予防安全性能も強化されており、360度センシングや交差点や見通しの悪い場所での衝突回避のサポートも行われる。これらが衝突安全性能と予防安全性能の高評価につながった。

また、サポートサービス「SUBARU STARLINK」により、交通事故やトラブル時に24時間365日安心を提供。安全性が高く、幅広いユーザーに選ばれるクロストレックとインプレッサは、スバルの安全なクルマとして評価された。

クロストレック/インプレッサのJNCAP評価。画像=SUBARU

クロストレックの自動車安全性能試験映像(2023年度) 動画=自動車アセスメント公式チャンネル

ハイレベルだった2023年度のJNCAP

2023年度にJNCAPを実施したのは以下の16車種・ブランドだ。

■ファイブスター賞を受賞した10車種
・スバル クロストレック/インプレッサ 評価結果:98% (193.53 / 197点)
・トヨタ クラウン クロスオーバー/クラウン スポーツ 評価結果:95% (188.39 / 197点)
・マツダ CX-60 評価結果:94% (186.77 / 197点)
・ホンダ ZR-V 評価結果:94% (185.41 / 197点)
・日産 セレナ 評価結果:93% (184.34 / 197点)
・レクサス NX 評価結果:93% (183.28 / 197点)
・レクサス RX 評価結果:93% (184.52 / 197点)
・日産 エクストレイル 評価結果:91% (180.34 / 197点)
・トヨタ プリウス 評価結果:91% (180.60 / 197点)
・ホンダ N-BOX/N-BOX カスタム 評価結果:91% (181.20 / 197点)

■惜しくもファイブスター賞に至らなかった6車種
・トヨタ アルファード/ヴェルファイア 評価結果:92% (181.78 / 197点)
・レクサス LBX 評価結果:92% (182.82 / 197点)
・スズキ スイフト 評価結果:90% (177.80 / 197点)
・スズキ スペーシア/スペーシア カスタム 評価結果:86% (169.75 / 197点)
・マツダ フレアワゴン/フレアワゴン カスタムスタイル 評価結果:82% (161.75 / 197点)
・ダイハツ タント/スバル シフォン 評価結果:81% (159.63 / 197点)

ファイブスター賞は総合得点だけでなく、「衝突安全性能」と「予防安全性能」の両方の評価でAランクを獲得し、さらに「事故自動緊急通報装置」を搭載した車種のみに授与される賞だ。2023年度は「ペダル踏み間違い時加速抑制装置性能試験」という試験項目が追加された。しかし結果としてファイブスター賞受賞車は10車種もおり、すべての車種の評価が80%を上回るなど、非常にハイレベルな内容で2023年度のJNCAPは幕を下ろした。

スバル インプレッサ|SUBARU IMPREZA

インプレッサのインテリア

記事の画像ギャラリーを見る

この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(1月5日まで)
応募はこちら!(1月5日まで)