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最終更新日:2019.01.08 公開日:2019.01.08

いすゞの乗用車、どれが好き? 復活してほしい日産車は? 【クルマ好き4択】

JAF Mate Parkの公式Twitterで実施中のコンテンツ「クルマ好き4択」。 あなたの1票が結果を左右します!

 Twitterの投票機能を利用した、JAF Mate Parkのオリジナルコンテンツ「クルマ好き4択」。12月最終週のふたつのアンケート「いすゞの乗用車で好きなのは?」と「日産車で復活してほしいのは?」の結果をお伝えします。そして、1月9日の〆切で現在実施中のアンケートは「復活してほしいマツダ車はどれ?」。あなたがポチッとした&これからするクルマはどんな結果に?

【12月25日アンケート結果】いすゞの往年の乗用車、どれが好き?

 今では、トラックやバスなど、大型車(商用車)を手がけるいすゞ。かつては乗用車も生産していました。それぞれ年代は異なりますが、中でも人気が高かったのが、「ベレット」「117クーペ」「ジェミニ」「ピアッツァ」の4車種。

 「ベレット」は、「ベレG」の愛称で呼ばれる、日本初のグランツーリスモ(グランドツーリングカー)である最上位グレード「1600GT」が特に有名な車種。「117クーペ」は、世界的に名の知れたインダストリアル・デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロがデザインを手がけた1台。「ジェミニ」はFF車になった2代目が”街の遊撃手”のキャッチコピーと、パリの街中での超絶テクニックのカースタントによるTVCMが有名です。そして「ピアッツァ」は再びジウジアーロが手がけた欧州車風デザインで、今でも十分通じるデザインが秀逸です。

 12月25日に、そんないすゞの往年の人気乗用車4車種についての人気アンケートを実施しました。

 年代は異なるもののどれも未だに人気が高い車種のため、事前の予想では票が割れ、接戦になると思われました。ふたを開けてみますと、全72票の投票のうち、「117クーペ」が36%で頭ひとつ抜け出した形で1位に! どうやら、この4車種の中で最も高級であること、50年という時の流れを感じさせないジウジアーロのデザインが人気の要因ではないかと思われます。

PA95型「117クーペ」。フルモデルチェンジはなかったのですが、最初期はジウジアーロのデザインを再現するためにハンドメイドで作られていました。後に量産されるようになり、このPA95型もそのうちのひとつで「量産丸目」の愛称で呼ばれました。トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑 2018にて撮影。

「ピアッツァ」1987年式。同じジウジアーロのデザインながら「117クーペ」は優雅で曲線的なスタイリングだったのに対し、「ピアッツァ」は直線的なことが特徴となっていました。「お台場旧車天国2018」にて撮影。

 そして2位は、26%を獲得した「ピアッツァ」。ジウジアーロの手がけた2車種が1-2位を固めたことから、欧州車的なデザインが人気につながっていることが推測されます。

 3位は21%の「ジェミニ」で、4位は17%の「ベレット」でした。担当記者は当初、「ベレG」を擁する「ベレット」が1位、超絶カースタントTVCMの「ジェミニ」が2位になるものと予想していたのですが、完全に外してしまいました。ジウジアーロのデザインがそれだけインパクトがあり、人気があるということのようです。

初代「ジェミニ」のスポーツグレード「ZZR」1983年式。「ジェミニ」はジウジアーロが手がけたわけではありませんが、欧州テイストを感じさせるデザインを採用していました。いすゞの乗用車は欧州スタイルのものが多かったようです。「お台場旧車天国2018」にて撮影。

「ベレット 1600GT ファストバック」。「ベレット」も”オーバルライン”という欧州風のデザインを採り入れた1車種でした。「ベレット」は17万737台が生産され、その中で「1600GT」は1万439台が生産されました。さらにその中でもこの「ファストバック」は受注生産だったため、1967年から3年間で349台のみが生産されました。ルーフからリアにかけてのデザインが通常の「1600GT」と異なります。「お台場旧車天国2018」にて撮影。

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往年のいすゞの名車たち!「ベレット」、「117クーペ」、「ジェミニ」、「ピアッツァ」を集めてみた
自動車ライター下野康史さんによる連載コラム「ぼくは、車と生きてきた」
 ●いすゞ・ベレットGT
 ●いすゞ・ジェミニ
 ●いすゞ・ピアッツァ(初代)

【12月27日アンケート結果】復活してほしい日産車はどれ?

 どのメーカーにも惜しまれつつも生産が終了した車種があります。そうした復活してほしいクルマを題材にしたアンケートが、この「復活してほしいクルマ」シリーズです。現在はメーカー別に実施していまして、今回は日産編。日産は復活が望まれるクルマは多いため、どれを選ぶかで悩むところ。今回は”その1″ということで、独断と偏見で人気のあった車種を選んでみました。

 「サニー」は1Lクラスのベーシックカーとして1966年に登場し、当時の日産をけん引し、2006年の生産終了まで9代を数えました。日本のスペシャリティーカーの草分けとして知られる「シルビア」も1966年に誕生し、7代目のS15型が2002年で生産終了しました。「チェリー」は日産初のFF車として1970年に登場。3代目が「パルサー」と車名を変更したため、1978年までの2代目で終了しました。1959年誕生の「ブルーバード」は10代目が2001年に生産終了するまで、半世紀余りにわたって日産の主力車種として販売されました。

 どれも人気車種で、乗っていたという方も多いのではないでしょうか? はたして、これらの日産車、どれに復活してもらいたいという声が集まったでしょうか?

 全93票の投票をいただきまして、1位となったのは半数以上の52%を獲得した「シルビア」! 1988年登場の5代目「S13型」はデートカー(今では死語ですね!)として若者人気を博し、当時は街中でよく見かけました。2位は、ファミリーカーとして1960年代から70年代にかけて絶大な人気を誇った「ブルーバード」(26%)。そしてその弟分的存在の「サニー」(16%)が3位で、「チェリー」(6%)で4位と続きました。

初代・CSP311型「シルビア」。デザインにはドイツ人デザイナーの助言が採り入れられており、日本車離れしたスタイリングとして人気があります。セミハンドメイドで生産されたため、約3年間で約550台しか作られていません。2代目は6年間後の1975年に登場しました。「オートモビルカウンシル2017」にて撮影。

日産の主力車種として長らく活躍した「ブルーバード」の3代目の最上位グレード「1600SSS」1969年式。SSSとはスーパー・スポーツ・セダンの略で、走りを求めた車種でした。「トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑 2017」にて撮影。

 「シルビア」の人気が高いだろうことは予想されましたが、「ブルーバード」の2倍という数字は圧倒的といっていいでしょう。おそらく、全メーカー合同の「復活してほしいクルマ」アンケートを実施したとしても、1位を狙える可能性があるのではないでしょうか。

 2位の「ブルーバード」は1967年に登場した3代目が世界累計150万台強の販売数を記録するなど、日産をけん引し、販売台数でトヨタ「コロナ」と”BC戦争”と呼ばれる販売合戦が社会的な話題にもなりました。しかし、「シルビア」復活の声には叶わなかったようで2位に。3位の「サニー」は今回の4車種の中では最も新しい2006年まで生産されていたのですが、残念ながら票の獲得には結びつかなかったようです。4位の「チェリー」は販売期間が短かったためか、今回は投票数が最も少ない結果となりました。

初代・B10型「サニー」1969年式。初代など初期の車種の車名は、正確には「ダットサン サニー」とブランド名の”ダットサン”がついていました。「トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑 2017」にて撮影。

初代・PE10型「チェリー X-1 4ドアセダン」1970年式。この展示車両はツインキャブレターを備えた、走りを追求した「ホットモデル」です。日産グローバル本社ギャラリーにて撮影。

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 ●日産・初代チェリー

【12月9日〆切で実施中!】復活してほしいマツダ車はどれ?

 アンケート「復活してほしいクルマ」シリーズで、今回はマツダ車を選んでみました。マツダも数多くの名車を世に送り出してきました。今回は「RX-7」や「コスモスポーツ」などの最初から人気があることがわかっている車種はあえて選ばず、以下の4車種を選んでみました(「RX-7」などはまた別機の機会に取り上げたいともいます。)。

 今回の4車種は、スポーツカーとして誕生し、後に高級ファミリーカーとなった「カペラ」(1970~2002・通算7代)。マツダを代表する1台として世界的な人気を誇った「ファミリア」(1963~2004・通算9代)。エクステリアが特徴的なスポーティコンパクト「ランティス」(1993~1997・初代のみ)。1960年代当時の車種の中で最上位に位置した高級パーソナルカー「ルーチェ」(1966~1995・通算5代)。

 下の画像をクリックしますと、JAF Mate Park公式Twitter画面に移って投票できます^^。ぜひ、皆さんもぜひ好きなクルマをポチッとしてくださいね!

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2019年1月8日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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