2016年全国交通事故死者数4000人切り。最多は愛知県
交通事故自体も減少している。今後、ADAS(自動ブレーキなどの先進運転支援システム)の高度化、普及が進めば、さらに減っていきそうだ。
★★★2017年1月1日から12月31日までの交通事故死者数がITARDAと警察庁より発表されました。こちらの記事で紹介しています(新しいタブが開きます)。★★★
公益財団法人 交通事故総合分析センター(ITARDA)は1月4日、警察庁交通企画課が集計した、2016年の全国および都道府県別の交通事故死者数を発表した。
全国合計の事故死者数は3904人。2015年の4117人から213人減り、1949年の3790人以来67年振りに4000人を切った。最も多かった1970年の1万6765人と比べると8割近く減少したことになる。
都道府県別の交通事故死者の最少と最多は?
各都道府県の状況はどうだったのだろうか。都道府県別の交通事故死者数、前年比の増減人数、そして増減率の一覧表をこちらに用意したので、興味ある方は参考にしてほしい。
都道府県別に見た場合、最少は鳥取県の17人。最多は212人と、唯一の200人オーバーを記録した愛知県となった。人口あたりの結果も気になるところで、こちらは後日レポートしたい。
ベスト5とワースト5は以下の通り。47都道府県別の交通事故死者数の順位表はこちら(多い順)。
ベスト5
1位:鳥取 17人
2位:島根 28人
2位:山形 28人
4位:佐賀 35人
4位:山梨 35人
ワースト5
1位:愛知 212人
2位:千葉 185人
3位:大阪 161人
4位:東京 159人
5位:北海道 158人
都道府県別の増減数の最少と最多は?
また増減数に関しては、最も多く事故死者数が減ったのが、神奈川県の38人減。15年の178人から140人と大きく減らした。一方、最も増加してしまったのは、長野県。15年の69人から121人と52人増えてしまった。
ベスト5とワースト5は以下の通り。カッコ内は16年の事故死者数。47都道府県別の増減数の順位表はこちら(多い順)。
ベスト5
1位:神奈川 38人減(140人)
2位:山形 29人減(28人)
3位:京都 27人減(60人)
4位:埼玉 26人減(151人)
5位:栃木 22人減(76人)
ワースト5
1位:長野 52人増(121人)
2位:徳島 22人増(49人)
3位:秋田 16人増(54人)
4位:三重 13人増(100人)
4位:福島 13人増(90人)
都道府県別の増減率の最少と最多は?
さらに、増減率で見ると、最も割合的に減らしているのが、15年の38人から17人に減らし、-55.3%という鳥取県。逆に最も割合的に増えてしまったのが、15年の27人から22人増えて49人となり、81.5%増の徳島県。
ベスト5とワースト5は以下の通り。カッコ内は16年の事故死者数と増減数。47都道府県別の増減率の順位表はこちら(多い順)。
ベスト5
1位:鳥取 55.3%減(17人、21人減)
2位:山形 50.9%減(28人、29人減)
3位:京都 31.0%減(60人、27人減)
4位:滋賀 27.4%減(53人、20人減)
5位:佐賀 27.1%減(35人、13人減)
ワースト5
1位:徳島 81.5%増(49人、22人増)
2位:長野 75.4%増(121人、52人増)
3位:秋田 42.1%増(54人、16人増)
4位:高知 40.0%増(42人、12人増)
5位:青森 32.5%増(53人、13人増)
47都道府県別順位表(多い順)
2017年1月6日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
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47都道府県別交通事故死者数順位
1位:愛知 212人
2位:千葉 185人
3位:大阪 161人
4位:東京 159人
5位:北海道 158人
6位:兵庫 152人
7位:埼玉 151人
8位:茨城 150人
9位:福岡 143人
10位:神奈川 140人
11位:静岡 137人
12位:長野 121人
13位:新潟 107人
14位:三重 100人
15位:岐阜 90人
15位:福島 90人
17位:広島 86人
18位:岡山 79人
19位:愛媛 77人
20位:栃木 76人
21位:岩手 73人
22位:宮城 71人
23位:熊本 67人
24位:鹿児島 65人
25位:山口 64人
26位:群馬 62人
27位:香川 61人
28位:京都 60人
28位:富山 60人
30位:秋田 54人
31位:青森 53人
31位:滋賀 53人
33位:福井 51人
34位:徳島 49人
35位:石川 48人
36位:奈良 47人
37位:宮崎 45人
38位:大分 42人
38位:高知 42人
40位:長崎 41人
41位:和歌山 40人
42位:沖縄 39人
43位:佐賀 35人
43位:山梨 35人
45位:島根 28人
45位:山形 28人
47位:鳥取 17人
47都道府県別順位表(多い順)
2017年1月6日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
47都道府県別交通事故者増減数順位
1位:長野 52人増
2位:徳島 22人増
3位:秋田 16人増
4位:青森 13人増
4位:福島 13人増
4位:三重 13人増
7位:高知 12人増
8位:茨城 10人増
9位:新潟 10人増
10位:香川 9人増
11位:千葉 5人増
11位:宮城 5人増
13位:福井 4人増
14位:石川 2人増
14位:山梨 2人増
16位:島根 1人増
16位:奈良 1人増
18位:山口 0人
19位:愛知 1人減
19位:愛媛 1人減
21位:沖縄 2人減
21位:東京 2人減
23位:大分 4人減
23位:長崎 4人減
25位:群馬 6人減
26位:岩手 7人減
26位:宮崎 7人減
28位:岡山 8人減
28位:和歌山 8人減
30位:広島 9人減
30位:福岡 9人減
32位:富山 10人減
33位:鹿児島 12人減
33位:熊本 12人減
35位:佐賀 13人減
36位:岐阜 16人減
36位:静岡 16人減
38位:兵庫 19人減
38位:北海道 19人減
40位:滋賀 20人減
41位:鳥取 21人減
42位:栃木 22人減
43位:埼玉 26人減
44位:京都 27人減
45位:山形 29人減
46位:大阪 35人減
47位:神奈川 38人減
47都道府県別順位表(多い順)
2017年1月6日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
47都道府県別交通事故者増減率順位
1位:徳島 81.5%
2位:長野 75.4%
3位:秋田 42.1%
4位:高知 40.0%
5位:青森 32.5%
6位:香川 17.3%
7位:福島 16.9%
8位:三重 14.9%
9位:新潟 10.3%
10位:福井 8.5%
11位:宮城 7.6%
12位:茨城 7.1%
13位:山梨 6.1%
14位:石川 4.3%
15位:島根 3.7%
16位:千葉 2.8%
17位:奈良 2.2%
18位:山口 0.0%
19位:愛知 -0.5%
20位:東京 -1.2%
21位:愛媛 -1.3%
22位:沖縄 -4.9%
23位:福岡 -5.9%
24位:大分 -8.7%
25位:岩手 -8.8%
25位:群馬 -8.8%
27位:長崎 -8.9%
28位:岡山 -9.2%
29位:広島 -9.5%
30位:静岡 -10.5%
31位:北海道 -10.7%
32位:兵庫 -11.1%
33位:宮崎 -13.5%
34位:富山 -14.3%
35位:埼玉 -14.7%
36位:岐阜 -15.1%
37位:熊本 -15.2%
38位:鹿児島 -15.6%
39位:和歌山 -16.7%
40位:大阪 -17.9%
41位:神奈川 -21.3%
42位:栃木 -22.4%
43位:佐賀 -27.1%
44位:滋賀 -27.4%
45位:京都 -31.0%
46位:山形 -50.9%
47位:鳥取 -55.3%
47都道府県別順位表(多い順)
2017年1月6日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
47都道府県別データ(地方別コード順)
【東北地方・北海道】
北海道:158人(5位) 前年比19人減(38位) 増減率-10.7%(31位)
青森:53人(31位) 前年比13人増(4位) 増減率32.5%(5位)
岩手:73人(21位) 前年比7人減(26位) 増減率-8.8%(25位)
宮城:71人(22位) 前年比5人増(11位) 増減率7.6%(11位)
秋田:54人(30位) 前年比16人増(3位) 増減率42.1%(3位)
山形:28人(45位) 前年比29人減(45位) 増減率-50.9%(46位)
福島:90人(15位) 前年比13人増(4位) 増減率16.9%(7位)
【関東地方】
茨城:150人(8位) 前年比10人増(8位) 増減率7.1%(12位)
栃木:76人(20位) 前年比22人減(42位) 増減率-22.4%(42位)
群馬:62人(26位) 前年比6人減(25位) 増減率-8.8%(26位)
埼玉:151人(7位) 前年比26人減(43位) 増減率-14.7%(35位)
千葉:185人(2位) 前年比5人増(11位) 増減率2.8%(16位)
東京:159人(4位) 前年比2人減(21位) 増減率-1.2%(20位)
神奈川:140人(10位) 増減38人減数(47位) 増減率-21.3%(41位)
【中部地方】
新潟:107人(13位) 前年比10人増(8位) 増減率10.3%(9位)
富山:60人(28位) 前年比10人減(32位) 増減率-14.3%(34位)
石川:48人(35位) 前年比2人増(14位) 増減率4.3%(14位)
福井:51人(33位) 前年比4人増(13位) 増減率8.5%(10位)
山梨:35人(43位) 前年比2人増(14位) 増減率6.1%(13位)
長野:121人(12位) 前年比52人増(1位) 増減率75.4%(2位)
岐阜:90人(15位) 前年比16人減(36位) 増減率-15.1%(36位)
静岡:137人(11位) 前年比16人減(36位) 増減率-10.5%(30位)
愛知:212人(1位) 前年比1人減(19位) 増減率-0.5%(19位)
【近畿地方】
三重:100人(14位) 前年比13人増(4位) 増減率14.9%(8位)
滋賀:53人(31位) 前年比20人減(40位) 増減率-27.4%(44位)
京都:60人(28位) 前年比27人減(44位) 増減率-31.0%(45位)
大阪:161人(3位) 前年比35人減(46位) 増減率-17.9%(40位)
兵庫:152人(6位) 前年比19人減(38位) 増減率-11.1%(32位)
奈良:47人(36位) 前年比1人増(16位) 増減率2.2%(17位)
和歌山:40人(41位) 前年比8人減(28位) 増減率-16.7%(39位)
【中国地方】
鳥取:17人(47位) 前年比21人減(41位) 増減率-55.3%(47位)
島根:28人(45位) 前年比1人増(16位) 増減率3.7%(15位)
岡山:79人(18位) 前年比8人減(28位) 増減率-9.2%(28位)
広島:86人(17位) 前年比9人減(30位) 増減率-9.5%(29位)
山口:64人(25位) 前年比0人(18位) 増減率0.0%(18位)
【四国地方】
徳島:49人(34位) 前年比22人増(2位) 増減率81.5%(1位)
香川:61人(27位) 前年比9人増(10位) 増減率17.3%(6位)
愛媛:77人(19位) 前年比1人減(19位) 増減率-1.3%(21位)
高知:42人(38位) 前年比12人増(7位) 増減率40.0%(4位)
【九州地方・沖縄】
福岡:143人(9位) 前年比9人減(30位) 増減率-5.9%(23位)
佐賀:35人(43位) 前年比13人減(35位) 増減率-27.1%(43位)
長崎:41人(40位) 前年比4人減(23位) 増減率-8.9%(27位)
熊本:67人(23位) 前年比12人減(33位) 増減率-15.2%(37位)
大分:42人(38位) 前年比4人減(23位) 増減率-8.7%(24位)
宮崎:45人(37位) 前年比7人減(26位) 増減率-13.5%(33位)
鹿児島:65人(24位) 前年比12人減(33位) 増減率-15.6%(38位)
沖縄:39人(42位) 増減数2人減(21位) 増減率-4.9%(22位)
47都道府県別順位表(多い順)
2017年1月6日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)