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最終更新日:2020.02.19 公開日:2020.02.19

西日本SA・PAのNo.1肉グルメが決定!注目のドライブグルメはこれだ。

西日本のSA・PAのNo.1肉グルメを決定する「西イチグルメ決定戦~食べる肉EXPO~」のグランプリが2月4日(火)に決定した。2月のニク(29)の日は四年に一度、この機会に食べてみたくなるSA・PAのグルメに注目だ。

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出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

 2019829日から開催していた「西イチグルメ決定戦~食べる肉EXPO~」の本選では、関西、中国、四国、九州の各ブロックを勝ち抜いた全7メニューが出場した。味、見た目、価格や訴求力などを総合的に審査されたメニューは、ドライブ先で各地元の食材を味わうことができる注目の肉グルメばかりだ。本記事では、エントリーした全87メニューから勝ち抜いてきた、ファイナリストを含む7メニューを紹介しよう。

グランプリ:ヒバゴンの玉手箱~比婆牛赤身肉ステーキ瀬戸内レモンソースで~/1,800円(税込)

出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

【中国自動車道・七塚原SA(上り線)(広島県庄原市)】

 見事グランプリに輝いたこちらのメニューは、まず “1の膳” として、「広島熟成鶏の自家製燻製サラダ」や「5種の前菜盛り合わせ」などがサーブされる。そして、次に “2の膳” としてメインの「比婆牛ステーキ」「十五穀米おにぎり」「自家製漬物3種盛り」「シジミの清汁」が続くコース形式だ。メインに使用されている「比婆牛」は、全国和牛登録協会が認定している “最古の4大蔓牛(つるうし)” のひとつ「岩倉蔓」がルーツなのだとか。蔓牛とは、優良な系統牛を近親交配により優れた特性維持・固定した牛のことだ。その特徴は、無駄な脂肪は少なく、やわらかい舌触りと口どけの良さだという。オリジナルブレンドの瀬戸内レモンソース、わさび、塩から好みの味で食べることができる。

202031日(日)~426日(日)、平日5食、土日祝10食の限定。

準グランプリ:丹波篠山大地の恵み三宝集い膳/2,200円(税込)

出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

【舞鶴若狭自動車道・西紀SA(上り線)(兵庫県丹波篠山市)】

 準グランプリは、丹波地方が誇るブランド肉を全体的に使用した贅沢な「肉懐石風」のメニューだ。「但馬牛のステーキおろしポン酢添え」は、希少部位のイチボをミディアムレアに焼き上げられている。最初はそのまま、次にレモン、最後におろしポン酢と3つの味を楽しむことができる。
 また、「八鹿豚のスペアリブ炙り焼き」は、自家製のタレに漬け込まれた一品だ。使用されている「八鹿豚」は、通常の豚に比べ、なんと旨味成分が110倍、甘味成分も10倍以上なのだとか。そして、「丹波黒どりの生ハムサラダ仕立て」は旨味とコクが凝縮した生ハムを、相性も抜群だという自家製ドレッシングと一緒に味わえる。ほか、サイドメニューにも「丹波地どり」と丹波篠山市の特産物黒大豆を使用したにゅう麺など、地元の特産品をたっぷり楽しめる贅沢なメニューだ。

審査委員特別賞:佐賀を牛~っと口福御膳/1,980円(税込)

出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

【長崎自動車道・金立SA(下り線)(佐賀県佐賀市)】

 審査委員特別賞を受賞したのは、全国トップクラスの高品質肉として名高い「佐賀牛」が釜飯に盛られたメニュー。佐賀牛の肩ロースは素材の味を楽しめるよう、シンプルに塩コショウで味付けされている。好みでわさび醤油をかけることもできる。
 サイドメニューには、トマトを湯剥きしてからくり抜き、中に具材としてマヨネーズベースのソースであえた「有明鶏」が詰められた「トマトファルシーサラダ」、そして「肥前さくらポーク」と「ありた鶏」の合いびきを使用した「白石蓮根」の「蓮根挟み揚げ」などがある。佐賀の魅力を “ぎゅ~っ” と詰め込んだ、盛りだくさんの一品だ。

地元愛を感じられる多彩なファイナリスト。

旅路の祝い膳『丹波の霜ふる頃』~想いと趣の玉手箱~/1,380円(税込)

出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

【舞鶴若狭自動車道・西紀SA(下り線)(兵庫県丹波篠山市)】

 こちらのメニューは、地元の食材と「丹波焼立杭焼」「王地山焼」の器を使用することで、丹波全体を表現している。見た目にもこだわった雅な料理と盛り付けにまず目を奪われる。一段目に月見とろろ、二段目に牛しぐれが敷かれている「丹波五穀米 月見牛とろ丼」は、一品で違った味わいを楽しめるのが嬉しい。ほかにも、「氷上高ポークの角煮 山の芋の泡雲包み」「但馬のひとくち牛肉」「雪姫ポークのミルフィーユ 白みそ仕立て」など、多彩な料理の数々は、味付けもそれぞれで最後まで飽きることなく楽しめそうだ。

長州Nikuの陣/1,980円(税込)

出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

【山陽自動車道・下松SA(上り線)(山口県下松市)】

 蒸篭(せいろ)に盛り付けられたメインの「高森牛」や中華おこわなど、中華風のメニューとなっている。「高森牛」は、甘辛い味付けとやわらかさが魅力だとか。豆鼓や豆板醤の風味も感じられる味わい深さは肉好きにも、中華料理好きにも喜ばれそうだ。ほか、「鹿野高原豚」を使用した東坡肉(トーロンポー)や春巻きなど、サイドメニューも中華風に揃えられている。また、写真左端の白い器に盛られた「鯛とあかもくの昆布〆め」には、瀬戸内海の鯛と長門産のあかもく、周防大島のみかん胡椒が使用されているそうだ。柚子胡椒とは一味違った、さわやかな香りが食欲をそそりそうである。

白椿(愛媛のうまいもん食べ比べ)/1,500円(税込)

出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

【松山自動車道・石鎚山SA(上り線)(愛媛県西条市)】

 「伊予牛のローストビーフ」「媛ポークの角煮」「松山鶏のチキンステーキ」の3種が盛られた贅沢なメニューだ。ソースは、瀬戸内産レモンと伯方の塩の塩だれと、玉ねぎをソテーして赤ワインで煮込んだものの二種類がある。ライスをはさみながら、違った味付けで食べ比べをするのも楽しそうだ。また、男性にも女性にも満足してもらえるように、と工夫されたメニューには愛媛産のかぼちゃなど野菜も添えられており、ヘルシー志向の人にも嬉しいバランスとなっている。

骨付きびっくりチキンカツ丼/980円(税込)

出典:西日本高速道路サービス・ホールディングス

【宮崎自動車道・霧島SA(下り線)(宮崎県小林市)】

 一般の鶏肉に比べて、ビタミンE3倍以上という「桜姫鶏」のもも肉を使用した骨付きチキンカツが魅力の一品だ。旨味がぎゅっと閉じ込められたカツには、宮崎県都城市に店を構える「肉のふくしま」オリジナルの「極上スパイス喜」がかけられているそう。この宮城土産としても人気が高いスパイスと、特製の南蛮酢の組み合わせが食欲を掻き立ててくれそうだ。

 紹介した上記7メニューのほかに、「西イチグルメ決定戦」に出場した全87メニューを各SA・PAにて実食することができる。西日本高速道路サービス・ホールディングスによると、SA・PAごとに販売期間は異なる予定だが、基本的には2020229日までの販売とのことだ。閏年の「ニクの日」に合わせて、ちょっと特別な肉グルメを食べながらドライブ旅行をしてみるのはいかがだろうか。

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