クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #48|アルファロメオ GTV
みんなの愛車を紹介するコーナー! 今回は、横浜みなとみらい臨港パークで開催された「第3回 YOKOHAMA Car Session」に参加していた「アルファロメオ GTV」と、オーナーのNaoさんが登場。元スバルのカーデザイナー・渕野健太郎さんがインタビューしました。
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CAR #48|Alfa Romeo GTV
■愛車:
アルファロメオ GTV 3.0V6(1999年)
■オーナー:
Naoさん
■このクルマはいつ購入しましたか?
2025年4月に購入しました。
■このクルマを愛車に選んだ理由は何ですか?
ピニンファリーナデザインであること、ブッソエンジン、そして友人から破格で購入できたからです。
■愛車のお気に入りポイントは何ですか?
エンジンルーム、内外装デザイン、エキゾーストノート、希少感があって気に入っています。
■これまでの車歴を教えてください。
・トヨタ 70スープラ(7M)
・マツダ RX-8(前期)
・ホンダ S2000 API
・三菱 ランサーエボリューションX
・トヨタ GRスープラ RZ
■普段クルマを使ってどんなことをしますか?
カーミーティング、置きイベント、走行会などに参加します。
■次に欲しいクルマはありますか?
フェラーリ F355
大胆なデザインのアルファロメオ GTV。デビューから30年以上経っていますが、全く色褪せないデザインが秀逸です。
ピニンファリーナによる大胆なデザインが魅力
アルファロメオ GTVは、1994年に登場したミドルサイズクーペです。ピニンファリーナによる大胆なデザインは当時大きな話題となりましたが、現在でも色褪せない魅力を持っています。
少し専門的な話になりますが、ボディサイドはプランビュー(クルマを真上から見ること)での大胆な絞りと、面の変化が特徴的。これによりキャラクターラインはウエッジ(フロントが低くリアが高い“くさび形”であること)が強いのに、リフレクションはリアタイヤに向かって下がるという、とても明快で個性的な造形となっています。
複雑な造形が増えた現代のカーデザインに対し、「個性とはこうやって表現するものだ」と教えてくれるような一台です。
キャラクターラインはとてもウエッジしていますが、リフレクションはリアタイヤに向けて下がっているところがこのデザインのポイントです。
“安心”の国産車から、“個性”のイタリア車へ
──本日はよろしくお願いします。まずは、このクルマを購入したきっかけを教えてください。
Naoさん もともと家族がアルファロメオやマセラティなどイタリア車が好きな家庭で育ちました。物心ついた頃から、いつかはイタリア車、それもピニンファリーナがデザインしたクルマに乗りたいと思っていたんです。このGTVは、たまたま友人が所有していたものを格安で譲ってもらいました。
──そうなんですね。ちなみに、ご実家にはどのようなクルマがありましたか?
Naoさん ランチア デルタ16Vやアルファロメオ 164、マセラティのグランスポーツなどですね。かなりエンスーなクルマに乗る家庭でした(笑)。
──英才教育ですね(笑)。でも、これまでの車歴を見ると国産車が多いのですね。
Naoさん 最初はイタリア車のようにこだわりの強いクルマより、壊れにくくて安心という理由で国産車を選んでいました。最初に購入した70スープラをはじめ、RX-8やS2000、ランサーエボリューションXにも乗りました。今はGTVのほかにGRスープラも所有していて、こちらはカスタムしてサーキット走行を楽しんでいます。
当時のミニマルデザインを表現したような16インチ6.5Jの純正ホイールは、ヤフオクで購入。ツライチにするためにスペーサーでなるべく外側に調整したそうです。
Naoさんお気に入りのインテリア。グリーンに光るメーターまわりに、フェラーリ F355を思わせる雰囲気があって好きなのだそうです。
──そうなんですね。それでは、このGTVで特に気に入っているところはどこでしょうか?
Naoさん 他にはない個性的なデザインで、内外装すべて気に入っています。特にフロントのフォグランプ周りは「フェラーリ 348」っぽくて好きなんですよ。どちらもピニンファリーナのデザインで、年代もほぼ同じなので、共通性を感じられるのが嬉しいですね。
──言われてみると、たしかにそうですね。それでは逆に、維持するうえで困っていることはありますか?
Naoさん やっぱり古いクルマなので、経年劣化による異音が出たり、ハンドルを切るとドライブシャフトからカタカタと音が鳴ったりします。内装も天井のトリムが垂れてきていますし、Aピラーのカバーも外れています。それに塗装の状態が良くなかったので、実はこのボディはラッピングなんです。パーツもなかなか手に入らず、いつ止まるか分からない、というのが一番苦労するところですね。
GTV乗りの仲間たちと一緒に。同じモデル同士を並べてみると、ラッピング塗装によってNaoさんのGTVがより深みのある色合いになっていることがわかりますね。
──古いクルマは、そこは避けられませんよね。それでは最後に、このクルマにまつわる印象深いエピソードがあれば教えてください。
Naoさん 乗せた人みんなが、V6エンジンとマフラーサウンドを褒めてくれることですね。あとはまた苦労話になってしまいますが、1年間にオルタネーターを2回交換したことや、車検の際、ヘッドライトの光量や光軸の調整に苦戦したことです。ヘッドライト問題は、GTVオーナーの皆さんが苦労するポイントのようですね。
──なるほど。このV6エンジンは名機として知られていますからね! これからも長く乗り続けられるよう、メンテナンスも頑張りつつ、素敵なカーライフをお過ごしください。本日はありがとうございました!
Naoさんのお気に入りポイントでもあるGTVのエンジンルーム。V6エンジンもきれいな状態に保たれています。




