アストンマーティンが公道走行可能なスーパーバイクを発表! 「AMB 002ロードスター」はブラフシューペリアのコラボバイク第3弾
アストンマーティンとブラフシューペリアは9月9日、コラボレーションモデル第3弾となる「AMB 002ロードスター」を発表した。世界300台限定で生産され、2027年第3四半期より顧客への納車が始まる予定だ。
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AMB 002は公道走行が可能なスーパーバイク
アストンマーティンとブラフシューペリア。このふたつの歴史ある英国パフォーマンスブランドのコラボレーションは2019年に始まった。サーキット専用スーパーバイクとして2019年に「AMB 001」を、2022年には「AMB 001プロ」をリリースしている。
このたび発表された「AMB 002ロードスター」はコラボモデルとしては初めて公道走行が可能だ。両社は「アストンマーティンとブラフシューペリアが追求する、モーターサイクルデザインとエンジニアリングにおける革新的な探求を体現したこのマシンは、軽量かつシャープな走りを追求し、路上での最高の喜びのために誕生した」と紹介。
ライダー重視のスポーツバイクの純粋で無駄のない本質を表現したAMB 002ロードスターは、流れるようなライン、コンパクトなプロポーション、そして精緻に彫刻されたカーボンファイバー製ボディパーツによって、ドラマチックでダイナミックな緊張感に満ちたフォルムを生み出している。独自のフォワードバイアス・キネティックスタイルを強調しつつ、モーターサイクルのメカニカルな美しさを垣間見せるAMB 002ロードスターは、アストンマーティンとブラフシューペリアのコラボレーションが生み出した紛れもない逸品だ。
AMB 002ロードスター|AMB 002 Roadster
アストンマーティン・デザインスタジオの手腕は、AMB 002のあらゆる曲線とディテールに表れている。カーボンファイバー製燃料タンクとサイドフェアリングの滑らかな形状は、フォルムと機能の調和を完璧に表現しており、ライダーがスリップストリームから身をかがめた際に、これらのフェアリングがライダーの体と一体化するように立ち上がる。
三日月形のエアインテークはエンジンの冷却と空気の流れの最適化のために車体側面に刻まれ、低く構えたミラーを支えるワイヤーデザインの支柱は、AMB 002の軽量構造を象徴したものだ。
四輪車の影響を強く受けたディテールも少なくない。象徴的なサイドストレーキは再考され、サイドフェアリングを貫通して前方に伸び、ヘッドランプを包み込むように配置。ツインオーバルエキゾーストには、「ヴァンキッシュ」「DB12 S」「DBX S」のエキゾーストフィニッシャーデザインを彷彿とさせるリブ付きヒートシンクが採用された。
印象的なリヤライトブレードは、アストンマーティンのハイパーカー「ヴァルカン」「ヴァルキリー」「ヴァルハラ」のテールに見られるものと同じタイプ。また、キーレス機能、バックライト付きイグニッションボタン、手作りのサドルレザーシートパッドなど、アストンマーティンの量産ロードカーに見られるような高級感と職人技が随所に活かされている。
アストンマーティンでエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるマレク・ライヒマンCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)はこのように述べている。
「AMB 001とAMB 001プロという、これまで製造された中でも最も傑出したサーキット専用バイクを2台生み出した後、アストンマーティンの公道用バイクを作ることは長年の夢でした。アストンマーティンとブラフシューペリアのこれまでの作品を特徴づける大胆なデザイン美学と先駆的なエンジニアリング革新を融合させたAMB 002ロードスターは、彫刻的で、本能に訴えかける、誰もが欲しくなるマシンに対する私たちの共通の情熱を鮮やかに表現したものです。モーターサイクルの世界では他に類を見ない所有体験とライディング体験をお約束します。熱心なモーターサイクリストと目の肥えたコレクターの両方にとって、抗いがたい魅力を持つロードバイクです」
1083ccの新開発4ストロークVツインエンジンは132ps/110Nmを発揮
AMB 002ロードスター|AMB 002 Roadster
心臓部には最高出力130bhp(132ps)、最大トルク110Nmを発揮する、まったく新しい1083cc水冷4ストロークVツインエンジンを搭載している。低速域から中速域にかけて力強いトルクを発揮し、高速域ではスムーズかつ爽快な加速を実現するようチューニングされたこのエンジンは、AMB 002にレスポンスの良い魅力的なキャラクターと、扱いやすく爽快なパフォーマンスを発揮。公道での最高のライディング体験のために精密に設計されたこのバイクは、あらゆるライディング、そしてあらゆるライダーに特別な感覚を与えることを使命としている。
フランスはトゥールーズにあるブラフシューペリア本社で設計、加工、組み立てが行われたAMB 002ロードスターのエンジンは、軽量化と構造効率を最適化するために、削り出しのエンジンケースを精巧なCNC加工で仕上げている。これは、ブラフシューペリアが航空宇宙グレードの高度なプロセスと材料を駆使する技術力を示す数多くの分野のひとつに過ぎない。
新型Vツインエンジンは、他に類を見ないチタン製フレームに収められている。無垢のチタンから削り出されたこのフレームは、構造的な背骨を形成し、ブラフ・シューペリア独自のバックボーン構造の際立った特徴となっている。重量わずか5kgのフレームは完璧な50:50の重量配分を実現するうえで重要な役割を果たす。
カーボンファイバー製のボディパネルと燃料タンクを採用することで極めて低い重心を実現したAMB 002ロードスターは、車体中央に質量が集中しているため、瞬時にバランスと俊敏性を体感できる。わずか190kg(乾燥重量)という軽量ボディと、低速域から中速域にかけて豊富なトルクが相まって、力強いパフォーマンスと軽快な走りを両立させている。
AMB 002ロードスター|AMB 002 Roadster
AMB 002ロードスターに採用されたもうひとつのブラフシューペリア独自のソリューションは、特徴的なダブルウイッシュボーン式「Fiorフォーク」フロントサスペンション。従来のテレスコピックフォークの欠点を克服したFior設計は、ステアリング力とブレーキ力を分離しながらフロントエンドのジオメトリーを正確に制御する。
AMB 001プロ向けに開発されたシステムを進化させたAMB 002ロードスターは、卓越したステアリング精度と俊敏性を実現すると同時に、高速コーナーリング時にもライダーに安心感を与える安定性を提供。さらに、Fiorシステムのアンチダイブ特性により、特にコーナー進入時に車体を傾けながらブレーキングする際に優れたブレーキング安定性を発揮するのである。
ブラフシューペリア・モーターサイクルズ社のティエリー・アンリエット社長はこのように述べている。
「このモーターサイクルは、デザインにおいても、そしてライディング体験においても、まさに唯一無二の存在です。視覚的な美しさだけでなく、ダイナミックな走りでも圧倒的な存在感を放つこのシャープなロードスターは、爽快な感覚をもたらします。まるで軽量で精密な刃と一体化したかのような感覚を、さらにパワフルになった最新エンジンが生み出します。ライダーの直立した姿勢と、視界を遮るものが一切ない視界が相まって、路面を滑空するような独特の感覚を、絶対的な自信と完全なコントロールで味わえます」
SPECIFICATIONS
AMB 002ロードスター|AMB 002 Roadster
ボディサイズ:全長2150×全幅840mm
シート高:875mm
ホイールベース:1472mm
車両重量:190kg(乾燥重量)
総排気量:1083cc
エンジン:水冷4ストロークVツインDOHC
最高出力:97kW(132ps)
最大トルク:110Nm(11.2kgf-m)
トランスミッション:6速MT




