クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

クルマ最終更新日:2018.10.31 公開日:2018.10.31

おいしくってとびきり楽しい! 「クルマ×おにぎり」の素敵な関係

181025-21-1.jpg

昔も今もお弁当の定番であるおにぎりは、どこか懐かしくてみんな大好き。

 SNSのハッシュタグで、数万件もの投稿がされている「おにぎらず」の流行などで、最近では人気の料理ジャンルともいえるおにぎり。実はクルマと相性が良い食べ物である。(ドライブと食べものに関する記事:眠気覚ましや疲労回復に! 車で食べるお菓子を選ぶ時のポイント!)

 ここでは「クルマ×おにぎり」の魅力をひもとくとともに、よりおいしく楽しめるコツを伝授したい。あわせておにぎりを通して世界の食糧問題の解決を目指すアクションについても紹介する。

おにぎりはドライブの常備品

 行楽弁当としてのおにぎりはもちろん、車で遠出する時は、おにぎりをいくつか持って出かけたい。高速で思わぬ渋滞に遭遇した場合など、おにぎりがあると安心。大人は空腹を我慢できても、子どもはなかなか我慢できない。高速ではコンビニに向かうこともできず、渋滞時のSA・PAの混雑で時間を浪費するのもうんざりするもの。おやつ以外に食事になるものがある方が断然心強いものだ。

 そんなドライブのお供に、さまざまな種類を詰め合わせた「闇おにぎり」を試してみてはいかがだろうか。「闇おにぎり」とは、闇なべやロシアンタコ焼きのように、どんな具材が入っているか分からないおにぎりのこと。具材の種類を豊富に用意できれば、作るのは簡単。それでいて、「これ中身はなに?」と車内に話題を添えてくれること必至だ。チョコレートやわさびなどの「ハズレおにぎり」を作っても面白いだろう。ちゃんと食べきることをルールに車内で楽しんでもらいたい。

 また、「しけった海苔なんてもってのほか」というこだわり派の人にぜひ試して欲しいのがセパレート型。お気に入りの米を炊きあげ、塩だけでにぎったシンプルなおにぎりに、湿気らないようにラップで包んでおいた海苔を、食べる直前に巻いて食べるというもの。コンビニのおにぎりにもセパレート型と一体型があるのと同じで、自分好みのおにぎりを楽しめる。これだけでも満足度はかなりのものである。

手軽にエネルギー補給! おにぎりはドライバーの味方!

181025-21-2.jpg

海苔や高菜で包む時も、食べやすさを考えた形にしよう。おこわのおにぎりは、餅米を炊くときに少量の砂糖を加えておくと冷めてもかたくなりにくい。

 おにぎりは、箸を使わず食べられるので場所を選ばず、しかもお弁当と違って空き容器やゴミが少ないことも車内で食べるのにぴったり。

 ちなみに、車内で食べるおにぎりを自作するなら、ポイントはなんといっても「食べやすさ」。そのためのコツを紹介しよう。

  1. ご飯は小さめにしっかり握る。形は三角より俵型か小さな丸型、あるいはスティック型が食べやすい。
  2. 海苔を添えるなら全体を包んでしまう方がご飯がこぼれにくい。高菜など漬け物の葉で巻くのもいい。
  3. 中心に具を入れるより、ご飯に混ぜ込んだ方が食べやすい。炊き込みご飯やおこわのおにぎりもおすすめ。

 一方、衛生面には十分に注意してもらいたい。最近人気の生野菜や生ハム、卵などを使ったものはすぐに食べない場合は控えた方がいいだろう。自宅で作る場合は、よく手を洗ってからビニール手袋をはめて握ったり、サランラップの上から握るなど手で直接触らないようにするといい。しゃもじやスプーンを使うのならばアルコールで除菌しておくといいだろう。

 ちなみに、梅干し入りのおにぎりが防腐効果があることは周知の事実であるが、近頃スーパーで見かける減塩梅干しやはちみつ入り梅干しなどは防腐効果が薄い。梅干しに防腐効果を期待するなら酸味も塩味も強い昔ながらの梅干しがベストである。さらに梅干しは直接触れている部分にしか防腐効果がないので、刻んで混ぜ込み、梅干しとご飯が触れる面積を大きくしたい。

おにぎりで世界の子どもたちを支援「おにぎりアクション2018」

181025-21-3.jpg

おにぎりアクションイメージ図。投稿はもちろん無料。期間中何度でも投稿することができる。

 ここで、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalが、2015年から毎年行っている「おにぎりアクション」という取り組みを紹介したい。ハッシュタグ「#OnigiriAction」を付けて、SNS(※)におにぎりの写真を投稿すると、1投稿につきアフリカの給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供することで、世界の子どもたちに給食が贈れるというものだ。今年は11月20日まで受け付けている。

※対象となるSNSは、Facebook、Instagram、Twitter、FiNC。

181025-21-4.jpg

クルマ×おにぎりで笑顔を満喫しながら子どもたちに給食が贈れる。

 さらに、「#OnigiriAction」と「#家族史上最高のおでかけ」の2つのハッシュタグを付けて、SNSに写真を投稿すると、アフリカの給食10食分に相当する200円が寄付される。家族でドライブに出かけるときに、おにぎりを持っていき写真を投稿するだけで、寄付できるのだから、投稿しない手はないだろう。

 日本人のソウルフードともいえるおにぎり。いつもおにぎりを作っている人、食べている人はもちろん、おにぎりに興味がなかった人も、「クルマ×おにぎり」の美味しさや楽しさをぜひ実感して欲しい。

2018年10月18日(雨輝・松本葉子)

外部リンク

この記事をシェア

  

応募する

応募はこちら!(4月30日まで)
応募はこちら!(4月30日まで)