クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

Lifestyle

最終更新日:2023.07.06 公開日:2021.01.14

【フリフリ人生相談】自慢バナシに辟易

50代、女です。
自分の自慢ばかりする人がいて、辟易します。
たまになら素直に誉めたくもなりますが、
毎回浴びせるようにマウンティングをして自慢をする人には
どのように対処すればよいでしょうか?

山田一郎

バンジョー


山田一郎

露骨に固まる

自慢バナシにしろ高圧的な態度にしろ、
「イヤだな」と思うことを続けられると、
こちらがイライラしてきますよね。
精神衛生上、非常によろしくない。

ということから身を守るためには、
相手が自慢バナシをしているときに、
こちらが「ココロを無にする」ことをオススメします。
相手の言ってることをシャットアウトするわけです。

そのひとつの方法として、
いきなり「無表情」になってしまうっていうのは、どうでしょう。
「きのう、こんないいことがあってさぁ」
と相手が言いはじめたとたんに、
ガシャンッと、表情を消す。
それと同時に考えることもやめてしまう。
なにも聞こえないし、なにも脳に伝わらないって顔つきです。

相手が不審がって「どうしたの?」なんて聞いてきたら、
「え、なにが?」と、ふつうの表情に戻るし、
相手の話がふつうの展開に戻ったら、ふつうに答える。
でも、自慢バナシがはじまったら、即座に、ガシャン。
無表情。
そのうち、相手も、気づくと思いますよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

バンジョー


バンジョー

誉め続ける

自慢バナシには、称賛で答える。
「ブラボー、さすが、すばらしい」と
立ち上がって拍手を送る。

これが基本ではないでしょうかね。

だって、相手は誉められたくて自慢しているわけだから、
「すばらしい」
「さすが」
と、誉めてあげれば、人間関係、うまくいきます。

とにかく、誉めて誉めて、誉めまくる。
少々ウソくさくても、過剰なくらいがちょうどいいんです。
だって、相手は過剰に自慢バナシをしたいわけですからね。

ただ、この方法の最大の欠点は、
相手に好かれちゃうってことですね。
誉めてほしい人がちゃんと誉めてもらえるわけだから、
いつも同席を求められるってことにはなります。
最初は大変ですけど、
こちらには好意があると認められれば、
しだいにマウンティングみたいな態度は減りますよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

山田一郎

天空


天空

相手を理解する

人間の内面というかココロの問題の基本には、
「そうでないとやっていけない」という本質があるんだね。
「過剰な自慢バナシ」をしないと「やっていけない」事情が、
相手の内面にあるわけさ。

「びっくりするくらい、いいことがあった」
「私はこんなに優秀だ」
「こんな人が、私のことをこれくらい誉めてくれた」
なんていう自慢バナシを、過剰に続けないと、
「やっていけない内面」があるんだね。

学校がいやでいやで仕方ない子どもが、
朝起きてほんとに発熱して登校できないのは、
「熱でも出して休まないと、やっていけない」からだ。

「毎回浴びせるようにマウンティングして自慢」しないと、
その人は「やっていけない」。
その「やっていけない度合い」が深刻なかたちで進んでいくと、
しだいに自慢バナシに嘘さえ混じるようになって、
聞いてるほうとしては、ますますつらくなる。

という前提で改善策を考えると、
「自慢バナシがなくても、やっていける関係」になれるかどうか、
ここに尽きる。

これは、相談者さんの相手への思い次第かもしれないね。
これからもずっと仲よくしていきたい相手なら、
「自慢バナシなんてないほうが、あなたのことを信頼できるよ」
ということを、素直に伝えてあげるのがいい。

自慢バナシには出てこない、
つまり本人も気づいていないところを誉めてあげたり、
相手が自慢バナシをはじめたら、やわらかく、
「そんなことを言わなくても、大丈夫だよ」という感じで、
話題をそらす。

基本的には、相手のことを好きかどうかって話なんだね。
自慢バナシをしたがる人ほど、
内面はコンプレックスが強いってことだから、
そこを理解してあげて、やさしく接することが大切だな。

他の人のアドバイスも聞きたい

山田一郎

バンジョー


ライター・松尾の右往左往

うむむ。
私が熱心に話しているときに、
山田一郎がときどき見せる露骨な無表情は、
そういう理由があったのか、と、改めてわかりました。

そういう意味では、
もしかすると、私も自慢バナシが多い人間かもしれないので……
気をつけます。

天空の、
「そうでないと、やっていけない」論は、
なかなか説得力があります。
宇宙人と交流できると称しての人生相談やカウンセリングの基本は、
こういう論理にあるのかもしれません。
つまり、
「そうでないと、やっていけない」という人間心理を利用して、
人をペテンにかけている、と。
天空にコスモスパワーをもらわないと病気が治らない、と、
相談にやってくる客に思わせているわけですね。

まさにペテン師の真骨頂ではありますが、
今回の回答は、なかなか、やさしく仕上がっていて、
ちょいと驚いてしまいました。

バンジョーも言ってますが、
相手に好かれれば、マウンティングは減る、
ってことなんですかね。
こういう相手にやさしくなるのは、大変ですけど……。

回答者のアドバイスを振り返る

山田一郎

バンジョー


この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(12月1日まで)
応募はこちら!(12月1日まで)