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最終更新日:2023.12.29 公開日:2024.01.04

ヤマハがオートサロンに初出展! 個性的な小型EVが7機種登場するぞ【東京オートサロン2024】

ヤマハ発動機は、2024年1月12~14日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」に初出展。 ブーステーマを“小さなEVを、社会を変える力に。”とし、既存のパートナーと開発中のプロトモデル7機種などを展示する。

文=岩井リョースケ(KURU KURA)

画像=ヤマハ発動機

写真=ヤマハ

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ヤマハがついにオートサロンに初出展!

ヤマハは2024年1月12~14日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」で、”小さなEVを、社会を変える力に。”をテーマとして、7機種のプロトモデルを出展する。また、ブース内にはジャパンモビリティショー2023に出展した四輪バギー「YXZ1000R(水素エンジン搭載)」や、12月8日発売の市販バイク「XSR125 ABS」なども同時に展示される予定だ。

興味深いのは、出展されるプロトモデルの多くが四輪ベースで、どのモデルもベクトルが異なる意匠を持っていることだ。この背景には、ヤマハが既存のパートナーと共に自由に開発を行った経緯があるという。

ヤマハはさらに、小型低速EVの汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」の開発を行い、この汎用プラットフォームを活用したアイデアや共創・協業パートナーの探索を進めるそうだ。

小型低速EV汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」

■YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPTとは?
これは、1~2人乗りの低速パーソナルモビリティでの活用を想定したEVプラットフォームのことで、パワーユニットにはヤマハ製の電動モーターを、バッテリーには「Honda Mobile Power Pack e:」を搭載。車体の複数連結や、バッテリーの複数搭載など、目的によって変更可能な自由度の高さが大きな特長となっている。

それでは、ヤマハが提案する7種の“小さなEV”とはどのようなものなのか、1台ずつ見てみよう。

ほとんどが四輪!? 個性派モデルが7機種登場

Concept310(プロトタイプ)

■Concept310(プロトタイプ)
マリンレジャー用途に特化した2人乗り電動ユーティリティモビリティが「Concept310」だ。オリジナルエアサスペンション、スポーツシート等によるアメリカンカスタムに加え、小型軽量なe-Axle の搭載により高電費を実現し、フィッシングボートを搭載したトレーラーの牽引なども可能だという。
共創パートナー:SKIPPER、(株)TOP

Concept580(プロトタイプ)

■Concept580(プロトタイプ)
畑地や不整地などでもスマートな使い勝手を提供する2人乗り電動モビリティが「Concept580」だ。多様な路面環境で敏捷な移動性を発揮しつつ、軽量・コンパクトな設計により優れた電費を実現している。

Concept160(プロトタイプ)

■Concept160(プロトタイプ)
1人乗りのミニマムサイズでオフロードを得意とする電動モビリティが「Concept160」だ。ユニセックスかつ都会的なセンスに加え、自然を愛する気持ちや自由な心を表現したスタイリングが特長。各種機能を持たせたLEDストライブも装備されているという。1人乗りということで、かなりコンパクトなモデルのように見えるが、どうやらイメージ写真は左側面のようだ。窓ガラス越しのボディ右側面にドアらしきシルエットが見えるが、どのように搭乗し、運転するのか気になる未来的なデザインだ。
共創パートナー:Higraph Tokyo

Concept451(プロトタイプ)

■Concept451(プロトタイプ)
農地や中山間地で軽快に作業ができる、力強さと機動力を併せ持った1人乗り電動モビリティが「Concept451」だ。パワフルな動力性能で、不整地での牽引作業も想定した作りとなっている。
共創パートナー:Final Aim Inc.

Concept350(プロトタイプ)

■Concept350(プロトタイプ)
風を切る爽快感が味わえる、リゾート向け1人乗り電動モビリティが「Concept350」だ。スタイリッシュなデザインと卓越した操縦安定性に加え、十分な積載スペースによりリゾート施設内での自由な移動を実現するという。十分な積載スペースというのは、シート背面部分が稼動してスペースを確保するものと思われるが、どのようなギミックが隠されているのだろうか?
共創パートナー:リゾートトラスト(株)

Concept682(プロトタイプ)

■Concept682(プロトタイプ)
自分好みのアレンジやカスタムにも応えるホースライド型の4輪駆動電動モビリティが「Concept682」だ。

ヤマハバイクの系譜を感じさせるカラーリングに、自在にカスタムを楽しめるモジュラー構造が特長。どうやらバギー感覚で楽しく乗れそうなモビリティのようだが、拡張された姿もぜひ見てみたいものだ。
共創パートナー:ビブラント(株)

Concept294(プロトタイプ)

■Concept294(プロトタイプ)
幅広い年齢層のライフスタイルに応える近未来的都市型3輪パーソナル電動モビリティが「Concept294」だ。北欧風デザインに加え、リーン機能による走行性、IoTの融合による利便性などが特長で、都市生活におけるスタイリッシュな移動手段として期待できる。
共創パートナー:ソニーグループ(株)、二葉工業(株) 二葉家具

※水素エンジンを搭載した四輪バギー「YXZ 1000R」や、新型バイク「XSR125 ABS」の写真はギャラリーページよりご覧いただけます。

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次回は10月7日からスタートです!
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