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ライフスタイル最終更新日:2023.11.10 公開日:2023.11.09

クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #03|日産 NT100クリッパー

クルマと若者の愛車を紹介するこのコーナー。今回はベビーカステラが好きすぎて、自分でキッチンカーを開業したという“ギャル”が登場。

文・写真=岩井リョースケ(KURU KURA)

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CAR #03|日産 NT100クリッパー

愛車:
日産 NT100クリッパー

オーナー:
きゃすべび

■このクルマを選んだ理由は?
キッチンカーの開業サポートを行っているBEE STAGEさんに探してもらった。

■このクルマで気に入っているところは?
ネオン看板(猫のシルエットは母親がデザイン)と、全体にちりばめた淡いグリーン

■キッチンカーの店舗名は?
The Catstella Baby(ザ キャステラベイビー)

■キッチンカーをはじめた理由は?
開業方法の中の選択肢がキッチンカーだった

■キッチンカーをはじめてどれくらい?
2022年8月から

キッチンカーをやってみて良かったことは?
もちろん、ベビーカステラを毎日食べられること

■キッチンカーをやってみて苦労したことは?
女1人でやっているので、力仕事がキツイ瞬間がある

■普段はクルマに乗りますか?
家族がみんなで共有しているクルマに乗ります

■いま欲しいクルマはありますか?
ジモティーでクルマとか物件見るのが好き。具体的な車種は決めてないけど、軽で乗りやすいのがあれば欲しいです。

マイ・キッチンカーを手に入れるために、クラウドファンディングに挑戦!

世の中にはキッチンカー開業をする人たちが増えているが、皆、どのような想いで立ち上げているのだろう?

きゃすべびさんは、お祭りなどで食べられる「ベビーカステラ」が好きすぎて、屋台をハシゴしたり、大量に買ってゴハン代わりにしたり、会社でも焼き直して食べるほどベビーカステラ漬けの幸せな日々を送っていた。

しかし、コロナ禍の影響でお祭りの中止が相次ぎ、ベビーカステラを食べられないツラい日々が続き、ストレスは溜まる一方に……。その時ふと、自分のように“ベビーカステラロス”に陥っているギャルや、そもそも世の中にはベビーカステラを食べたことがないチビッ子もいるかもしれない、という想いが脳裏をよぎったという。

その後、きゃすべびさんは居ても立っても居られなくなり、自らベビーカステラを作る側になることを決心。会社を退職すると、思い切ってキッチンカーをリース契約。毎日ベビーカステラを食べられる喜びと、クルマをリースしてみて分かった使い勝手に苦戦しながら、リース契約満期まで頑張ったそうだ。

その後は会社員に戻るか悩んだものの、自分の理想のキッチンカーを手に入れるために今度はクラウドファンディングに挑戦! その結果、みごと支援者が集まりプロジェクトは成功、ついに「日産 NT100 CLIPPER」のキッチンカーを手に入れた。

きゃすべびさんのベビーカステラは、はちみつ不使用でノングルテンの米粉を使用。小麦アレルギーを持っているひとでも安心。約5分で50個くらい焼き上がるそう。食感はもっちりふわふわで、冷めても美味しい!

10月7~8日に立川で開催された「キッチンカーグルメ選手権2023」に出店した際の様子。イベント終了後まで行列が続くほどの人気ぶり。

ネオン看板がトレードマーク

日産 NT100クリッパーは、荷台長2030mmに加え、最小回転半径3.6mが軽キャブトラックでトップクラスで、燃費はリッター18.2km。荷台が広くて小回りも利くうえ、低燃費という、キッチンカーのベース車両としても人気が高いモデルだ。

きゃすべびさんが以前、不便に感じていた天井や作業台の高さに、車内温度、そして原状復帰が条件のリース車両と違って、マイカーなら思う存分カスタムもできた。

お気に入りは、3つのネオン看板と、淡いグリーンカラー。

はちみつ不使用でノングルテンの米粉を使用した、優しい甘さともちもち食感のベビーカステラを、今日も埼玉県のどこかで焼いていることだろう。

きゃすべびさんのお母さんがデザインしたネオン看板は、飼っていた白猫がモチーフ。

約5分ほどで最大50個のベビーカステラを焼き上げます

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