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最終更新日:2020.06.16 公開日:2020.06.16

新宿駅の東西自由通路が7月19日に完成!東西の往来が便利に。

JR東日本は、新宿駅の東西自由通路を7月19日に供用開始。これにより東西の通り抜けが自由にできるようになり、新宿駅の回遊性や利便性が大幅に向上する。合わせて東口改札と西口改札は東西通路に沿った位置に移設され、改札名が変更となる。

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新宿駅東西自由通路とは?

©moonrise – stock.adobe.com

 JR東日本は、新宿駅において整備が進められている東西自由通路を7月19日に供用開始する(※)。東西自由通路は、現在の東口改札と西口改札を結ぶ北通路(改札内)を再整備して設けられる新しい通路。北通路の幅員を約8m拡げて約25m幅となる予定だ。

 ※列車の運行状況などにより、7月24日に延期する可能性あり。

東西自由通路の整備前後の概要図。水色の部分が東西自由通路となる。 出典:JR東日本

 現在、この場所は改札内にあるため、通過するには入場券を購入する必要がある。今回の整備で東口改札と西口改札を通路に沿った場所に移設(現在の改札を通過し直角に曲がった位置)。通路を改札外とすることで入場券なしで東口と西口を自由に移動することが可能となる。これに伴い、みどりの窓口や券売機も移設される。

 この整備は、新宿区が2010年に策定した「社会資本総合整備計画(新宿駅周辺整備)」に沿って、2012年9月から進められていたもの。東西自由通路が供用開始されれば、これまで駅によって分断されてきた東西エリアの往来がしやすくなる。また、駅周辺の回遊性も向上することで経済効果も期待できるという。

新宿駅の改札名が変更

東改札前から見た東西自由通路のイメージ図。 出典:JR東日本

西改札前から見た東西自由通路のイメージ図。 出典:JR東日本

 東口改札と西口改札の移設に伴い、新南改札、甲州街道改札、ミライナタワー改札を除く各改札の名称が変更となる。変更される改札名は以下の通り。

【改札名の変更】
東口改札 → 東改札
西口改札 → 西改札
中央東口改札 → 中央東改札
中央西口改札 → 中央西改札
南口改札 → 南改札
東南口改札 → 東南改札

 また、改札内コンコースでは24人乗りエレベーターが増設予定。11、12番線ホームおよび15、16番線ホームにおいて順次供用開始される。エレベーター増設の日程は下記の通り。

【24人乗りエレベーターの増設】
・9、10番線ホーム 中央本線(特急):供用済み(2019年10月25日)
・11、12番線ホーム 中央線(快速)高尾方面:7月中旬予定
・13、14番線ホーム 中央・総武線千葉方面および山手線内回り:供用済み(2月1日)
・15、16番線ホーム 山手線外回りおよび中央・総武線三鷹方面:6月28日予定

東口駅前広場の整備

東口駅前広場の整備前後の概要図。東口正面の赤色で囲った区画が歩行者空間となる。 出典:JR東日本

 このほか、東西自由通路の設置による混雑を緩和するため、歩行者と車両の導線分離や東口駅前広場の歩行者空間拡大も進められる。東口の正面から新宿通りに向かう車道は歩行者空間となり、ルミネエスト新宿前の駅前広場には、パブリックアートを用いた賑わい空間が設置される。JR東日本によると、東口駅前広場全体の整備完了は2021年3月予定だという。

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