2017年03月28日 18:15 掲載

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巨大シールドマシンが掘り進む!
首都高「横浜環状北西線」


発進立坑から到達立坑までの3.9kmを掘り進む!

 シールドマシンは今回の式典が行われた「発進立坑」(横浜市緑区北八朔町(きたはっさくちょう))から、同市都筑(つづき)区東方町(ひがしかたちょう)に設けられた「到達立坑」を目指す。立坑の工事が2015年4月から始まり、掘削と躯体構築が順次実施され、2016年10月に完成した。

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シールドマシンは発進立坑から到達立坑まで、どちらの車線も同じ方向に掘り進む。

 シールドマシンは直径が約12.6m、全長が13m、重量2000tという巨体のため、工場で一度組み立てた後、一度分解してからパーツごとに発進立坑の底に降ろされた。そして、2016年11月から半年近くをかけて組み立て直され、遂に完成。そこで今回の発進となったというわけだ。掘削作業は昼夜連続して行われ、マシンは1日に16~20mを掘り進む。2018年夏頃にゴールに到達する予定だ。

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巨大なシールドマシンをパーツごとに分解して発進立坑の底に降ろし、そこで組み立てていく。

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発進立坑の底で再組み立てが進むシールドマシン。

シールド工法は掘ると同時にトンネル外壁も作っていく

 シールド工法は、掘削すると同時にトンネル部分の外壁となる「セグメント」と呼ばれる円弧状のパーツをトンネルの外周に沿ってはめ込んでいく。要は、シールドマシンが通ると、トンネルの外壁は完成しているというわけだ。

 セグメントは9ピースでトンネル内を1周するように作られており、1ピースの幅は2m、厚みは45cm。すでに1.5km分を製造済みだという(計算上では6750ピース)。

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セグメント。掘ると同時にセグメントを組み立てていく仕組みで、シールドマシンが通った後は、ただ単に地中に穴が開くのではなく、すでにトンネルの外壁が完成しているのである。

 北西線の完成は計画では2021年度。ただし、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに間に合わせるため、1年間の前倒しを目指して工事を進めていくという。

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続いてはシールドマシンにフォトで迫る!

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