2017年03月28日 18:15 掲載

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巨大シールドマシンが掘り進む!
首都高「横浜環状北西線」


北西線は全区間の6割弱が地下トンネルに

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横浜環状北西線のルート。開通済みの横浜北線と合わせると、東名高速、第三京浜、首都高・横羽線や大黒線などが続され、横浜の交通事情が一変するのは間違いない。

 北西線では、全区間約7.1kmの半分以上に当たる約4.1kmを地下トンネル化する計画で、その内の約3.9kmがシールド工法で工事が進められる。シールド工法は地下を掘り進めていくもので、地上への影響を最小限に抑えられるのが特徴だ。なお、掘削した土砂を泥水を用いて搬出する「泥水方式」のシールド工法が採用されている。

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北西線の断面図。トンネル部分以外は高架となるため、特に横浜青葉IC側の出入口近辺は勾配がきつい。公式資料より抜粋。

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左が東名高速と接続する横浜青葉IC・JCTの概念(模式)図。国道246号への出口は東名と共用になる。右は第三京浜と接続する港北JCTおよび新設される港北出入口の概念図。公式資料より抜粋。

 3月27日は、その工事の主役である、シールドマシンの発進式が執り行われた。この日に発進したのは、2本ある内の横浜青葉ICから港北ICへ向かう車線のもの(港北行き)。港北ICから横浜青葉ICへ向かう車線のもの(青葉行き)は、4月中旬に発進する予定だ。半月ずらしているのは、同時発進だと作業的な不都合があるからだそうで、あえて時間差を設けている。

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平原副市長(左から4人目)ら、関係者が列席してのシールドマシン発進式の様子。3月27日に実際に発進したのは港北行きで、青葉行きは4月中旬予定。式の後、報道陣に青葉行きのシールドマシンが披露された。

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青葉行きのシールドマシンの前面、「カッターヘッド」部。約2分で1回転する。刃(緑色の突起)は「カッタービット」と呼ばれ、硬度の高い合金が使用されている。なお、港北行きはカッタービットが青色になっている。

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シールドマシンの直径は約12.6mで、全長が13m。重量は約2000tに及ぶ。横浜市内で施工されたシールドマシンとしては最大だという。なお最終的に開通するトンネルは、外径が約12.4mで、内径は11.5mとなる。北西線に関しては、青葉行きを横浜市が施工し、港北行きを首都高が施工。その関係でシールドマシンも製造会社が異なり、青葉行きは日立造船、港北行きはJIMテクノロジーとなっている。両マシンは色味だけでなく、細部もよく見ると異なる。

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シールドマシンは昼夜問わずに掘り進む!

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