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最終更新日:2016.12.28 公開日:2016.12.28

新春シリーズ第4弾「トミカむかしばなし」おみくじ付きで発売開始!

前列4台左から、一寸法師(ホンダ「S660」)、鬼(GM「ハマーH2」)、桃太郎(トヨタ「iQ」)、金太郎(スズキ「ハスラー」)、後列4台左から、姫(スバル「360」)、キジ(ホンダ「VFR」)、サル(ホンダ「N-ONE」)、イヌ(ダイハツ「コペン」)。

 1970年以来の長い歴史を持ち、子どもから大人まで3世代にわたって人気のタカラトミーの「トミカ」に、日本の昔話をテーマにした「トミカむかしばなし」が、本日12月28日より発売となる。

 トミカむかしばなしは全8車種が用意されており、シリーズとして統一デザインされたパッケージを採用。開けるまでは何が入っているのかはわからないという方式が採用されている。また小吉・中吉・大吉のおみくじも付いており、新年初めの運試しも楽しめる内容となっている。

 全8種のラインナップは以下の通り。

桃太郎:トヨタ「iQ」
イヌ:ダイハツ「コペン」
キジ:ホンダ「VFR」
サル:ホンダ「N-ONE」
鬼:GM「ハマーH2」
金太郎:スズキ「ハスラー」
一寸法師:ホンダ「S660」
姫:スバル「360」

 今回は、「鬼退治」にかかわる有名な話から選ばれており、その代表的な話である「桃太郎」と3匹のお伴、そして「一寸法師」、「金太郎」、さらにお姫様と鬼そのものという具合になっている。

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塗装がいつもと異なる雰囲気!

カラーリングはマットでいつもとは異なる雰囲気

桃太郎はトヨタ「iQ」がベース。各車とも、全面にわたってそのキャラクターをイメージするデザインで、マット塗装が施されている。

 トミカの多数あるラインナップの中から、各キャラクターのイメージに近い車種が選ばれ、そこに各キャラクターをイメージするデザインが施されている。

 クルマのフロント部分が顔に見立てられているほか、ボディやシャーシは各キャラクターの服装や身につけていた小物などが表現されており、それに合わせてタイヤの色も変えられているのが特徴。

 また マット(つや消し)で塗装されていることから、一般的なトミカとは異なる雰囲気になっている。

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金太郎の謎に迫る!?

金太郎は鬼退治をしたのか?

金太郎のハスラー。金太郎代は鬼退治とは関係ないが、大人になって坂田金時と名乗った時に、源頼光配下の四天王のひとりとして、酒呑童子の成敗に参加したとされている。

 ちなみに、金太郎に関しては「鬼退治」ということで少し疑問に感じた人もいることだろう。金太郎の昔話自体は鬼退治とは関係がない。赤ん坊の頃から並外れた怪力で、母親と共に住んでいた山中で動物たちを助けて暮らし、話のクライマックスはがっぷり四つの相撲で暴れん坊のクマと勝負するというものだからだ。

 それではなぜ鬼退治と関係があるのかというと、金太郎は、平安時代中期の武将である源頼光(みなものとのよりみつ、らいこうとも)の四天王のひとりである坂田金時(さかたのきんとき)の幼名とされているからである。

 頼光は四天王を伴い、酒呑童子(しゅてんどうじ)と呼ばれる鬼(盗賊とも)を退治したとされており、それで金太郎は鬼退治と関係があるというわけだ。

車体下面もしっかりとデザインされている。金太郎の場合は、昭和世代には懐かしい、トレードマークのまる金の前(腹)かけがハスラーの下面にあしらわれている。

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鬼にもアプローチ!

 また、鬼まで含まれているのは、その怖い顔が「厄を祓う」縁起物ともされているから。また、「鬼退治」自体も厄払いに通じると考えられており、新春向け商品向けの縁起物となっている。

 価格は各700円(税別)で、全国の玩具専門店や百貨店・量販店などの玩具売り場、タカラトミー公式ショッピングサイトのタカラトミーモールなどの各種インターネットショップなどで購入することが可能だ。

2016年12月28日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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