17年1月22日「みらいマラソン」キャラ部門特設
ほかのランナーの走行妨害をしてしまうほど大きすぎたり、公序良俗に反するような仮装・コスプレでなければ、問題なし。なお、画像中央はつくばみらい市のゆるキャラ「みらいりんぞう」ちゃん。同地出身で、江戸時代の探検家・間宮林蔵にあこがれて未来からやって来た、ヒバリの子だそうだ。
近年の市民マラソンでは、仮装・コスプレをして走るランナーが増えており、沿道で応援や観戦している人々を楽しませている。
しかし、仮装・コスプレによっては、ほかのランナーに迷惑をかけてしまう可能性もあり、「あまりすごくないのであれば」ということで黙認されているような大会が多いのが現状だ(中には禁止されている場合もある)。コスプレ部門を正式に設けているような大会はあまり多くはない。
そんな中、東京からもアクセスがいい茨城県つくばみらい市において、市制施行10周年および新設道路「東楢戸台(ひがしならどだい)線」の開通プレイベントとして、2017年1月22日に開催される「みらいマラソン」では、コスプレ部門(5km)が正式に設けられる。
ほかのランナーの走行を妨害してしまったり、公序良俗に反するようなものでない限りは大好きなキャラクターになりきったり、ど派手な格好をしたりと、好きな格好で走れるのである！
一般でも10kmという短めのコース設定
同マラソンは、供用開始前の東楢戸台線をスタート地点とし、「みらいの森公園」をゴールとする、最短の2kmから最長の10kmまでの4種類のコースが設けられてる短めのマラソン大会だ。
未来マラソンのコース図。一般部門でも10kmの、短めのマラソン大会だ。
基本的には、小学生と親子や中学生(中学生以下は2～3km)なども参加できるようにし、また在住・在勤並びに首都圏を含めて近隣の市民の健康促進を主目的としているので、フルマラソンやハーフマラソンの本格的なコースは設けられていないというわけだ。
給水ならぬ給トマトポイントを用意！
コスプレ部門があるほかに特徴的なのが、仮装したスタッフが水の代わりに同市名産のトマトを配布する「給トマトポイント」が設置されるところ。
つくばみらい産のトマトは味が濃く、みずみずしいのが売りだという。給水用にトマトが配られたマラソン大会は全国で見れば初めてではないが、一般的ではないのも事実。ランナーがかじって栄養と水分を同時に補給しながら走るという、なかなか目新しい図のマラソンとなりそうだ。
ちなみに、小中学生ランナーの子たちは、ふざけ半分で前後のランナーには投げないこと。トマトが苦手な子はこれを機会にそのおいしさを知ってほしいところだ。
トマトをランナーに配布したことのあるマラソン大会は、全国的にはこれまでに何度かある。とはいっても一般的ではないので、トマトをかじりながら走るランナーたちという図は斬新ではないだろうか。
そのほか、コース中には走りながら写真撮影ができるフォトスポットが用意されているなど、さまざまな仕掛けを用意するという。
スタート地点とTX・みらい平駅間を無料シャトルバスが運行
スタート地点は、同市にあるつくばエクスプレスのみらい平駅から徒歩で20分。当日は無料シャトルバスも運行される。そのほか駐車場もある。そのほか、男女別の着替えスペースも用意される予定だ。
つくばエクスプレスで秋葉原からみらい平までは区間快速を利用すれば41分、各駅停車でも50分とアクセスはいいので、首都圏からの参加も難しくない。ぜひ、アニメやマンガ、ゲーム、映画などのキャラクターになりきって、完走タイムで競うのはもちろん、どれだけ目立てるかという点でも競ってほしい！
申し込みは、11月30日までで、同市公式サイトのエントリーページから。詳細は下記リンク先からご覧いただきたい。なお、親子の部(小学2年生以下)は定員を超えたため、受付が終了している。また、大会当日のボランティアスタッフも募集中だ。
2016年11月24日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
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