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ライフスタイル最終更新日:2023.07.06 公開日:2022.05.01

【フリフリ人生相談】姉妹で劣等感

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【フリフリ人生相談】姉妹で劣等感

40代の女です。
ひとつ違いの姉がいます。

子供のころは親が私たちを比べ
「○○は成績が良い」「○○は性格が真面目」
などと比べていました。

お互いに家庭ができるころになると、
自分が「姉より早く結婚できた」「姉の家庭より収入がある」
などと比べ優越感に浸っていました。
でも私は離婚してしまい、
それ以降は劣等感に悩んでいます。

姉と自分を比べないようにするには
どうすればいいでしょうか?


天空

比較の問題?

両親が、あなたたちのことを、
「〇〇は成績がいい」
「〇〇は性格がまじめ」
なんて言っていたのは、
ふつうに考えると「比較」というより、
たんなる「評価」みたいなものだよ。

兄弟姉妹というのは似ていたり似ていなかったり、
「めちゃくちゃ似ている」と思ってみたり、
「いや、やっぱりこういうところが違う」と納得してみたり、
まぁ、親としても、いろいろ、
気づくことや驚くことがあったのだと思う。

それは、姉妹とか兄弟に限らず、
姉と弟、兄と妹、はたまた3人4人、
ひとりっ子だって、
パパに似ているだのママに似ているだの、
いろんなところで評価したり分析したり、
っていうのが、まぁ、親ゴコロだろうね。

それはそれとして……。

問題は、
「姉より早く結婚できた」とか
「姉の家庭より収入がある」ということで
優越感に浸っていた、あなたの心、だよね。

早く結婚したり、収入が多いと、
どうして優越感を感じるのかな?
また、
また、離婚したことで劣等感を感じるのはなぜかな?

40歳になってもなお、
独身かどうか、収入がどれくらいか、
なんてことを誰かと比べて、
優越感とか劣等感を感じている、
というところが、へんではないかな?

「幸福とはなにか?」
という問いかけに、
「誰かと比べて、考えようとする」というのは、
正解からもっとも遠い思考パターンだと思う。

「姉となにも比べない自分」

まずは、そこに幸福があると信じてみることだね。
あなたは、あなたひとりで、価値があるんだから。

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山田一郎

由佳理


由佳理

考えかたの基準を変えてみたら?

お姉さんと比べて優越感とか劣等感とか、
なにが言いたいのか、よくわからないですね。
愛情の裏返し、とか、いろいろと考えたけれど、
私には理解できない気がします。

生まれてからずっと、
姉妹で競い合っていたのかな?

どっちが先に起きるか、
どっちが先に朝ごはんを食べるか、
どっちが先に学校に到着するか、
どっちが先に男の子とつきあうか、
どっちが先に結婚するか、
どっちの旦那が高収入か、
どっちの子どもが成績優秀か、
みたいな。

ふつうは、なんでもお姉さんが先で、
妹はそのうしろをついていくって感じだけど、
きっと姉妹で仲がよくて、あれこれ競ってきたのかもしれませんね。

もしかすると、お姉さんがすごくやさしいのかも……。

とにかく、ずっとそうやって競い合ってきたから、
そういう考えかたが、
頭から離れないのかもしれないですね。

姉妹で競い合うことが「人生の基準」みたいな……。

でも、そろそろ、それに疲れてきたってことかな?

「姉と比べないようにすには、どうしたらいいでしょうか?」
ってお悩みですが、
たぶん、他人には答えは見つからないと思います。

ひとつだけ思ったことを言うと、
お姉さんとよく話して
「基準」を変えてみるのは、どうですかね。

競い合うのはではなく、
誉め合う、とか。

「お姉さんのすごいところ」
「妹のすてきなところ」
などを、一日中、語りあう……
というのを、オススメしたいと思います。

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天空

山田一郎


山田一郎

これから先のことを想像してみる

いろいろ言っても、
結局のところ、姉妹なのですから、
心の底ではめちゃくちゃ結束がかたい、
というか、
基本的には仲がよくて、だからこそ、
ときにはライバル、みたいなところが
あるんですかね。

優越感を抱いた過去もあれば、
劣等感に悩む現在もあり……。

そのうえで、考えるべきは、
これからのことではないですかね。

40代ということは、
そろそろ、
人生の半分に差しかかろうとしている年齢です。
元気ハツラツ、だけの身体ではなくなるし、
病気とか衰えとも、つきあわなくてはいけなくなる。

というような、
「これから」のことを想像してみては、いかがですか。

まだ人生の頂上ではないにしても、
そんなに遠くない未来に現れる、頂上、
そして、そこからは「下りの道」です。

そういう「人生の後半」を想像すると、
家族とか姉妹とか、
肉親の存在が貴重なものだと思えませんか。

と、自分に言い聞かせるつもりで、
人生について、考えてしまいました。

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天空

由佳理


ライター・松尾の右往左往

くやしいですが、
今回の山田一郎の答えに、
ちょいとばかり、やられちゃいました。

40代どころか、
もっともっと人生のピークを過ぎている私にとって、
これからの先のこと、
「下り坂の道」「人生の後半」を考えることは、
恐ろしくもあり、
避けたい気持ちにもなります。

でも、山田一郎が言うとおり、
そこを避けないで、じっくりと考えてみると。
家族の大切さが身に染みますね。

いまさら、
嫉妬だとか優越感だとか劣等感だとか、
そういうことではなくて、
家族がいる、そのことの幸福、みたいな。

いつの間にやら、
私は山田一郎に人生を学ぶようになってしまった……。

うーむ。
それもまた。
「これからの人生」を生きる、
ということなんでしょうなぁ。

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