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ライフスタイル最終更新日:2023.07.06 公開日:2020.08.13

【フリフリ人生相談】娘の生活態度について

フリフリ人生相談

ニックネーム、薔薇色の世界さん(女性)より。

22歳の娘の生活態度についてご相談します。
大学2年生になってから、サークルの友人が変わり、
娘の生活がガラリと変化しました。
昼夜逆転の生活(朝は14:00くらいまで起きてこない。夜中じゅうスマホいじり)

服装は、皇室風ファッションだったのがチンピラのような革ジャンにサンダル。
大学4年なので、就職や卒論も心配なのですが、メールしても返事はないです。こんなことになってしまったのは親の責任ですね。
さらに1時間半の通学時間がつらいと言って、
週に一度しか帰ってこなくなりました。
3月からは、コロナのためと言い、1回も帰ってきません。

どうしたら良いのか、毎日悩んでおります。
親としてできることを教えていただけますでしょうか。


恵子

自分が変わる

娘さんは自宅から大学に通っているようですが、
世のなかには、
遠方の大学に行き、その大学の近くでひとり暮らし、
なんて娘さんもいます。
そういう親子のことを、しっかりと想像してみてください。
お盆と正月くらいしか実家に帰ってこない、
なんて娘さんは世のなかにたくさんいますよ。

大学生にもなった娘が、自分の思いどおりに生活する、
などということを望んでいるのは、少しおかしいと気づくべきです。

娘さんはもうすでに、りっぱなおとなの女である、と、
認めてあげてはいかがですか。
「チンピラのような革ジャン」
「こんなことになってしまったのは親の責任」
「どうしたらいいのか、毎日悩んでいます」

こういう気持ちになるのは、
娘さんのせいではなく、親であるあなたの心の問題だと思います。
あなた自身が「子離れ」をして、
娘さんがいない生活をしっかりと楽しむべきだと思います。

娘はあなたの思いどおりに生きているわけではない。
そのことを、早く自覚しましょう。

他の人のアドバイスも聞きたい

バンジョー

天空


天空

思いきり腹を立てる

いま、親としてできることはひとつしかないね。
「娘を信頼する」
これに尽きると思うよ。

どんな洋服を着ようが、
どんな友人たちとつきあおうが、
どんな生活をしようが、娘は娘。
あなたから生まれ、あなたの生きかたを見て育ったのだから、
そこは全面的に信頼して、ゆったりと安心する。
まず、そこが基本。

そのうえで、いまやるべきことは、
困惑したり、うろたえたり、嘆いたりすることではなく、
「腹を立てる」ことだね。
自分の思うように振る舞ってくれない娘、
まるで遠いところに行ってしまったような娘、
もしかすると母親のことを忘れてしまったような娘、
そんな娘に「腹を立てる」べきだ。

娘に向かって怒りをぶつけちゃダメだよ。それはダメ。
「腹を立てる」というのは、
自分ひとりのときに、腹のなかにある「さまざまな怒り」を、
大声でわめき散らして、外に出すということ。
つまり、ストレスの発散ってやつだ。

あなたは、娘のことを心配しているのではなく、
思いどおりにいかない娘に腹を立てている。
「あんなに大切に育てたのに」
「こんなに心配しているのに」
「期待してたのに」
「こんなふうに育ってくれると思ってたのに」
思いきり声に出して、怒る!
古新聞の束をビリビリと破いてもいいし、
いらない食器を叩きつけてもいい。
腹のなかの「怒り」を外に出して、発散する。
これが大切だと思うなぁ。

「薔薇色の世界」というペンネームが、
あなたが抱える心の問題点を表している気がする。
一度、誰もいないところで、ひとりきりで、
「薔薇色の世界」には必要のないダークな感情を、
内側から吐き出すのが、いいと思うよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

恵子

バンジョー


バンジョー

恋する娘

間違いなく、
娘さんは誰かに恋をしているのでしょう。
新しい恋に夢中になっているに違いありません。

すばらしいことじゃないですか。

そのうち、
「これが私の恋人です」
って、あなたに紹介してくれるときがきますよ。

ということを踏まえて、ひとつアドバイスをするとすれば……。

自分が娘と同じ年齢だったころを思い出しましょう。
そして、娘さんとショッピングに行きましょう。
自分の洋服でもいいし、リップなどの化粧小物でもいいです。
「買いものに行くから、つきあって」と、娘さんにアドバイスを求めます。
母親目線はいけません。その日1日、母親であることを忘れ、
娘というより若い友人のつもりで、ひたすら、彼女のセンスに頼るんです。
ついでになにか買ってあげるのもいいです。
そのときも、母親の顔はせずに、友人としてのプレゼント。
そういう時間を持てるようになれば、
娘さんもあなたの話に耳をかたむけるのではないでしょうか。

他の人のアドバイスも聞きたい

恵子

天空


ライター・松尾の右往左往

母親として心配する気持ちはわかりますが、
今回の3人の回答から導きだされるのは、
娘さんの問題というよりも、
母親としての自分自身の心の問題ってことのようですね。

私もそう思いますよ。

娘さんが「人の道にはずれた世界に行ってしまった」
なんてことではないんですからね。

「チンピラのような革ジャン」
というような表現で、
いまの娘さんを否定してしまいがちな、
母親の気持ちを変えるべし、ということだと思います。

3人が言うように、
全面的に信頼して、
やさしい気持ちで受け入れてあげられるようになったら、
いつの間にか、娘さんは母親の近くに寄りつきますよ。

そうするために、
腹のなかにあるダークなものを外に出す、
という天空のアドバイスを、ぜひ実行してみてください。

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