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最終更新日:2024.08.15 公開日:2024.08.15

台風や大雨、ゲリラ豪雨時の運転は危険! 冠水や浸水によるクルマの故障から守る3つのポイントを解説。【クルマと防災】

台風や大雨、ゲリラ豪雨が増える暑い夏の時期。運転中に災害に遭遇したとき、あなたは正しい行動を取れるだろうか。冠水や浸水によるクルマの故障から守る3つのポイントを解説する。

文=KURU KURA編集部

故障の原因にも……クルマの「浸水」を防ぐには?

クルマの水没は故障や火災の原因に。(画像:(c) KTK Creatives - stock.adobe.com)

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台風だけでなく大雨やゲリラ豪雨の発生も増えている最近の日本の夏は、クルマが冠水・浸水する危険性も年々高まっている。災害が発生する恐れのあるときは不要不急の外出は控え、運転しないことが第一だ。それでも必要に迫られて運転する場合は、以下の3つのポイントに注意しよう。

1. クルマを安全な場所に移動し、雨が通り過ぎるのを待つ

台風や大雨、ゲリラ豪雨の注意報が出たら、低地を避け安全な場所にクルマを移動し、雨が通り過ぎるのを待とう。冠水や浸水の被害から免れる。普段から災害時はクルマを「どこに」移動させておくのか、ルートを含めて検討しておくと良いだろう。

2. 低地の道路を避ける

少しでも冠水の可能性がありそうな道路は避けて走ろう (c) jpimage - stock.adobe.com

台風や大雨の際は、道路の冠水、川の増水など、水害の危険が高まる。地下道やアンダーパスなど、低地の道路は雨水が溜まるため冠水や水没の被害に遭いやすい。特に、短時間で大量の雨が降ると排水が追いつかず、いっきに水位が上昇することもあるため、いつもの道でも最短の経路でも低地の道路は迂回するのが良い。

3. 冠水した道路を避ける

冠水した道路は見た目だけで水深をはかれない。ぱっと見て「浅そう」だと進入してみたら想像以上に深いということもある。しかも、運転席にいると車両の床面以上の水深でも、すぐには浸水しないため、気が付いたときには車両が浮かび上がり、前進も後退もできず、最悪はエンジンが停止して立ち往生することに。安易に大丈夫と判断せず、少しでも冠水の可能性がありそうな道路は避けよう。

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