2022年02月06日 23:20 掲載

旧車 水平対向エンジンでWRCを席捲したスバル。トヨタ博物館「激走!!2.5次元 ヴゥオオーン!! WRC」より


くるくら編集部 小林 祐史

インプレッサでWRCスバル黄金時代が到来

2年連続でWRCマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得した1996年仕様のインプレッサ

2年連続でWRCマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得した1996年仕様のインプレッサ 写真=小林祐史

 199210月、WRCの次期ベース車両となるインプレッサが発売された。インプレッサは、レガシィで培った水平対向エンジンや4WDを継承しつつ、運動性能を高めるためにボディをダウンサイジングするなど、ラリーを強く意識した車だった。

 インプレッサは、発売から約10か月後の19938月に行われた第91000湖ラリーでWRCにデビュー。そのデビュー戦でアリ・バタネンがドライブしたインプレッサが2位を獲得。1994年シーズンからフル参戦となったインプレッサは3勝し、ドライバーランキングでカルロス・サインツが2位となり、マニュファクチャラーズランキングでも2位を獲得した。

 万を持した1995年シーズンは全8戦中5勝をあげて、ドライバーズランキングでマクレー、サインツが12位を獲得し、マニュファクチャラーズランキングでも1位となりダブルチャンピオンを獲得する。

 1996年は中盤まで苦戦したが、後半戦で巻き返して全9戦中3勝をあげた。3勝したマクレーだが、ドライバーズチャンピオンは三菱のトミ・マキネンに奪われてしまう。しかしスバルはマニュファクチャラーズランキングを死守。

 そして翌1997年は全14戦中8勝をあげ、3年連続チャンピオンを達成。ただ、スバルドライバー同士で勝ち星を分散する形となり、ドライバーズチャンピオンは逃した。

1996年サンレモラリーのインプレッサ

1996年サンレモラリーのインプレッサ 写真=スバル

スバル インプレッサ
1996年仕様 諸元

全長:4340mm
全幅:1690mm
全高:1405mm
ホイールベース:2520mm
車両重量:1200kg
エンジン:EJ20型 (水平4DOHC) 1994cc
最高出力:224W(300ps)/6500rpm
最大トルク:-Nm(-kg-m)/-rpm
ドライバー/コドライバー:C.マクレー/D.リンガー


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