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ライフスタイル最終更新日:2023.07.06 公開日:2022.03.29

【フリフリ人生相談】メールで伝えるのが苦手

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【フリフリ人生相談】メールで伝えるのが苦手

50代の男です。
ずーっと在宅勤務なのですが、
メールで仕事の要件を伝えるのが苦手です。
直接、電話で会話すれば短時間で済むのに、
メールは文面を考えるのに時間もかかるので嫌いです。
メールを手短に書くコツってありますか?


天空

要件のキモはわかっているはず

昨今の若者というか、
新入社員は電話が苦手、
というのは、
最近、よく聞くよね。

そういう意味では、
今回のお悩みは、
「いまどき珍しい」と言えるかもしれない。

相談者は50代。
はじめての相手でも、
電話で要件を伝えるのは、
まったく苦ではないってことだよね。
つまり、
いまどきの若者なら
驚くようなスキルを身につけているわけだ。

経験によって培われた能力というか、
度胸のような側面もあると思う。
電話で伝わってくる相手の呼吸まで、
50代男さんは敏感に読み取ることができている。

その根本にあるのは、
「伝えるべき要件のキモ」がわかっている、
ということだと思うんだよ。

メールの場合でも、
まず大切なのは「要件のキモ」。

文面を考えたりする前に、
まずは「伝えるべきことは、なにか」だよね。

極端なことを言うと、
ビジネスメールの文面なんて、
シンブルなほどいい。

「ややこしいことになったら、
あとは電話でなんとでもなる」
くらいの気持ちでいれば、
メールはただの伝言板だ。
伝言板の文面に悩む必要なんて、
ないのだよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

純一

恵子


恵子

ひな形を利用する

ネットで
「メールの書き方」と検索すれば、
山のように文例が出てきます。

それに、
毎日たくさんのメールを受け取っているでしょうから、
「これはうまいな」
「これはわかりやすい」
というものがあるはすです。

そういうネットのサンプルや、
実際に受け取ったメールの数々を
参考にすればいいんじゃないですか。

ただ、ひとつだけ私の意見を言うと、
へんな話、
ちょっとあやしいカタコトの日本語メールでも
だまされてしまう人はいるわけです。
つまり、
メールの文面なんて、実はどうでもよくて、
いちばん肝心なのは中身です。
だまされちゃう人は、
その「中身」(たとえばネット利用の課金請求)とかに
反応してしまうわけですよね。

なので、これまでの仕事での信頼があれば、
シンプルに要件だけ書いても、
相手にはしっかりと伝わると思いますよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

純一


純一

仕事の能力の問題では?

メールは苦手、
でも、電話は得意ってことですが、
それは、ほんとうなのでしょうか。

電話の場合、
ただダラダラと話しても、
相手の反応に従って、
しだいに結論に導かれていく、
ということが、実はよくあります。

「あ、どうも、お世話になってます」
と、こちらが言えば、相手が、
「あの件、どうなりました?」
と聞いてくる。
「あれは、いま検討中です」
と答えると、
「早くしてくださいよ。今月末までにお願いしますよ」
と、相手が言う。
そうすると、
「今月中に必ず返答」という結論が導き出されてはいます。

でも、こちらはなにも言ってないし、決めてないのです。

はっきり言います。

「電話で会話すれば短時間で済む」
というのは、ただ相手が短時間で結論を言っているだけで、
こちらからはなにも提案できていないのではないか。
ゆえに、メールが苦手なのではないでしょうか。
メールが苦手ということは、
「こちらから、なにを伝えればいいか、わからない」
という状態だからです。

身も蓋もないことを言いますが、
「メールで伝えるのが苦手」
という相談者は、
実は「仕事ができない人」ではないでしょうか。

そして、残念ながら、
こういうビジネスマンは、とても多いのです。

昨今はコロナ禍で少なくなりましたが、
取引先の相手と酒を飲みにいくだけで
仕事をしたと思っているサラリーマンは、多いです。

回答になっておらず、すみません。

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

恵子


ライター・松尾の右往左往

天空に回答を聞き、
「なるほどなぁ」と思いつつ、
「話すように書けばいいんだよ」
と、私なりに思いました。

恵子の回答を聞き、
確かに、大切なのは要件だから、
シンプルでいいんだよ、と思いました。

と、そのつぎに、
高橋純一に話を聞きにいき、
いきなり、
「この人、仕事できないですよ」
と、ずばりと言われ、驚いたわけです。

いつになく辛辣な高橋純一。

「いや、こういう人、実は多いんですよ」
と、顔をしかめます。

さすが、埼玉の青年実業家、
たくさんの会社を経営しているだけのことはある、
ってことでしょうか。

「聞き上手」というタイプがいます。
そういう人との会話は成立します。
なにせ、聞き上手なので、
どんどん相手にしゃべらせているわけですから。

でも、その聞き上手な人が、
仕事ができるかというと、
まったく話が違う、と、高橋純一は嘆くわけです。

「聞き上手」という特性は悪いことではないが、
自分のポリシーとか政策がないと、
まったくビジネスにならないってことらしいです。

確かに。

そういう事例、まわりにありますよね。

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