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最終更新日:2023.07.06 公開日:2020.05.15

【フリフリ人生相談】在宅勤務で煮詰まってます

在宅勤務で煮詰まってます

50代の男です。
妻はフリーランスで、もともと家にいることが多いのですが、
私も在宅勤務となり、2か月以上になって、
ずっといっしょの日々です。

最初の2週間くらいは会話も増えたのですが、
それ以降は会話がどんどん減って無言の時間ばかり。
子供も独立して夫婦ふたりきりなので、煮詰まってきました。

どうすれば会話がはずむでしょうか?


由佳理

無理しない

このお悩みを読むと、
旦那さんとしては、なんとか会話をはずませたいと願っている感じですね。
いいですね。
すてきだと思います。

旦那さんに「会話したい」という気持ちがあるなら、
無理をせずに、奥さまを大切にしてあげることを優先していれば
いいんじゃないでしょうか。

女の人は、男のそういう気持ちにはちゃんと気づくものです。

奥さまもフリーランスで仕事をなさっていて、
旦那さんも仕事をしているなら、
相手を気づかう大切さは、わかりますよね。
たとえ会話がなくても、
うまくいくと思うので、
無理をせずに、愛情をもって接していればいいんです。

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山田一郎

純一


純一

夫婦という関係に甘えず

最近、テレワークで自宅にいて、
ただでさえ慣れないところに、
ずっと夫婦が同じ空間にいて、
少しばかりギクシャクしているという悩みが多いようです。

テレワークならではの悩みですね。

基本的な解決方法は、
「夫婦」という関係に甘えないことではないでしょうか。

会社で仕事をしていることを思い返してみてください。
たとえば、同僚と打ち合わせで食事に行ったり、
上司や後輩と飲みに行ったり、
会議では会議室を使ったり、など、
話の内容によって、いろいろと場所を変えていたはずです。

取引先とのつきあいも、そうですよね。
相手に機嫌よく仕事をしてもらうために、
いろいろ気をつかうと思います。

家族も実は、それと同じなのです。
「家族だから、気をつかわないのが当たり前」
なんていう考えかたは、古い。
そんなふうな古い感覚にこりかたまっていると、
家族から手痛いしっぺ返しを食らうことになります。

家族といえども、適度な緊張感を持って、気をつかう。
これに尽きると思います。

少しばかり会話が続かない状態なら、
たとえば、ふたりで散歩してみるとか。
食事の買いものとか、デリバリーに関しても、
無神経な態度ではなく、
しっかりと相談して、お互いが楽しめるように配慮する、とか。

夫婦という関係に甘えないこと。
これが基本だと思います。

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由佳理

山田一郎


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未来を語り合う

とても個人的な話ですが、
実は、由佳理さんがぼくの元妻です。
その元妻のいまの旦那さんが高橋純一さん。

ふたりには花子ちゃんという子どもがいます。

幸い、ぼくは、由佳理さんとも高橋純一さんとも、
いまでもとても仲よくしてもらっています。

なぜこんなに仲よくやっていけるのかと、
前から不思議でした。

で、今回のお悩みについて考えているうちに、
ふと、あることに気づきました。

ぼくと由佳理さんは、よく、花子ちゃんの未来について話すのです。
こんなふうになるといいね、
こんなふうに成長してくれるといいね、と。
それについては、高橋純一さんも、とても賛同してくれたり、
自分の思いを語ってくれたりします。

最近のコロナ騒ぎで、
自粛ばかりで家にいることが多くて、
家庭内不和だとか、DVだとかっていう話も聞きます。

イライラするとか、自分の思いどおりにならないとか、
不満はたくさんたまりまがちですが、
そういうときに大切なのは、
「未来を見つめる」ってことではないかと思うのです。

「50代男さん」には、いまは独立しているお子さんがいらっしゃるんですよね。
そのお子さんの未来について、
夫婦で話してみると、いいんじゃないですかね。

共通の、しかも、とても大切な未来の話です。
10年先、20年先、子どもがこんなふうに生活しているといいね。
とか。
お子さんのことだけじゃなくて、
自分たちの未来についても……。

そういう話題は、きっと、
夫婦の仲をもう一度強くするんじゃないでしょうか。
なぜかって……。
若いころに、そういう話をしてきたからこそ、
ふたりは結婚したのではないか、と。

そんなことを考える、今日ころごろです。

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由佳理

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ライター・松尾の右往左往

ここのところ、
ステイ・ホームが続いていて、
みなさん、ちょっとばかり、うつ状態ですかね。

個人的な話をすれば、
私はずっと、ここ10年くらい、基本的にステイ・ホームなんです。
ライターって仕事は、そういうものですからね。
取材とか、打ち合わせがあると外に出ますけど、
それ以外はずっと在宅。

20年近い会社勤めの経験もあるので、
最初は、すごく焦りました。
「こんなこと、してていいのか」
「昼すぎに犬の散歩をしているオヤジは、へんじゃないか」
とかね。

それに慣れるのに、2年くらいかかりました。
ステイ・ホームに慣れるのは、まじで、大変なんですよ。
私の場合、ずっと在宅勤務が続く、というのが前提ですし。

でも、コロナ騒ぎはいつか終息します。

「いまだけ」と覚悟を決めつつ、
改めて家族に愛情を感じてみる、いいタイミングではないでしょうか。

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