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クルマ最終更新日:2020.06.02 公開日:2020.06.02

glafitが立ち乗り電動バイク「X-SCOOTER LOM」を発表。Last One Mileの移動が便利に

glafit株式会社(以下、grafit)は5月28日、立ち乗りタイプの電動バイク「X-SCOOTER LOM」を発表。コンパクトで持ち運びも可能な本製品は、短距離移動の新モビリティとして活躍してくれそうだ。また同日、クラウドファンディングの「Makuake」で、応援購入サービスの先行販売も開始した。

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“キックしないキックボード”。立ち乗りスタイルの電動バイク「X-SCOOTER LOM

glafit株式会社が新たに発表した、立ち乗りタイプの電動バイク「X-SCOOTER LOM」

出典:glafit株式会社

 glafitは気軽にスムーズな近距離移動ができる新しいモビリティとして、「X-SCOOTER LOM(クロススクーターロム)」を発表した。本製品は、同社で2017年に開発、発売された電動バイク「glafitバイク GFR-01」に続く第2弾プロジェクトとして開発。GFR-01が自転車のようなデザインであったのに対し、今回はキックボードに似たデザインへと変化した。その理由として、同社の鳴海代表は「自転車ほど風景に馴染み過ぎず、目にとまるデザインにしたかった」と語った。
 さらにGFR-01のユーザーは50歳以上が多い中、LOMは若い世代をターゲットとし、スケボー、スキー、スノボ、そしてキックボードなどのアクティビティを “クロス” させたデザインにするため、2年前から構想を開始したという。予定される通常販売価格は14万9600円(税込)だが、ユーザーがプロジェクトを応援するクラウドファンディングサイト「Makuake」では、応援のための予約購入として限定数が安価に提供されている。実際に発売するかどうかを決める目標台数は初日に越え、新しいパーソナルモビリティとしての注目度も高いパーソナルモビリティだ。

美しいフォルムでの安定した走りが実現

X-SCOOTER LOMの後方部:ヘッドライト、ミラー、ウィンカーなど保安部品ももちろん付属している。

出典:glafit株式会社

 LOMは、国内では第一種原動機付自転車にあたる。公道を走行する際の速度は、「High」「Mid」「Eco」の3段階で調整が可能だ。前輪12インチ、後輪10インチのタイヤにすることで、安定感のある乗り心地を実現させたという。道の段差や石畳などにも滑らかな走行で対応できる様子は、発表会で上映された動画からも窺うことができた。もちろん、ヘッドライト、ミラー、ウインカーなど安全な走行のための、保安基準の求める装備も満たしている。

X-SCOOTER LOM:乗っている時の姿が美しくなるようにフォルムも計算されている。

出典:glafit株式会社

 さらには、スマートな見た目にもこだわり、特に立ち乗りスタイルの電動バイクだからこそ、運転している時の姿が美しくなるようにフォルムも計算されているという。

X-SCOOTER LOM:着脱可能のバッテリーは、通常と大容量サイズの2サイズが用意されている。

出典:glafit株式会社

 バッテリーの電圧は48Vで、航続距離は一充電約40km。オプションの大容量バッテリーに交換すれば一充電約60kmまで走行可能だ。このバッテリーには、パナソニック製BMSBattery Management System)モジュールが搭載されている。これにより学習機能が備わり、ユーザーの行動に合わせた航続距離や電池残量などをアプリ(現在開発中)で正確に表示してくれるのだという。
 また、従来の電動キックボードがバッテリーの寿命と共に廃棄になってしまうことが多いのに対し、LOMはバッテリーの着脱、交換によって長く所有することが可能となる。工具なども必要なく、メンテナンスが苦手だと感じていた層へのアピールポイントになりそうだ。

スマートフォンとコネクティッドした新モビリティ

X-SCOOTER LOM:アプリによるバイク本体の管理が可能。シェアリングモデルの普及への期待も高まる。

出典:glafit株式会社

 LOMはその見た目の特徴上、電動キックボードと比較されることがあるという。現在先進国において、電動キックボードはCO2削減などの環境問題の貢献のほか、「Last One Mile(ラストワンマイル)」(※)の移動に適したモビリティとして、シェアリングサービスが急速に普及している。しかし国内では法令上「原動機付き自転車」に該当することもあり、シェアリングサービスは実証実験のみにとどまっているのが現状だ。そうした中、LOMもシェアリングサービスを行うために欠かせないスマートフォンとのコネクト機能は備えており、今後、どういう形で普及が進むのか気になるところだ。

※ 交通ネットワークにおいては、公共交通機関から最終目的地への人や物の移動を表す。

 20201月にラスベガスのCESで初めて発表された「X-SCOOTER LOM」は、普及している電動キックボードにはないタフさや旋回性、そして環境配慮につながるバッテリーの取り外しなどが評価され海外メディアでも大きく取り上げられた。省スペースで宅内保管もできる新パーソナルモビリティ「X-SCOOTER LOM」は、近距離移動をスムーズにする乗り物として今後国内でも需要が高まるかもしれない。

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