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最終更新日:2017.08.24 公開日:2017.08.24

初のドリフト世界一決定戦、開催。

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 現在、世界40か国以上で行われているドリフト競技。各国のトップ選手が一堂に会しての世界一決定戦が、9月30日(土)~10月1日(日)、東京・台場の特設コースで開催されることが、8月21日に発表された。

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大会関係者から今大会開催が発表される中、喜びの弁を語る”ドリキン(ドリフトキング)”こと土屋圭一氏(中央)

 FIA(国際自動車連盟)公認の下行われるこの大会の名称は「FIA Intercontinental Drifting Cup」(IDC)。ドリフト競技公式戦としての国際大会は、これが初開催となる。ストリートモータースポーツを出自とするドリフト競技が、国際大会公式戦にまで発展したことは、関係者やファンにとって朗報でもある。

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ドリフトっていったい何?

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 そもそもドリフトとは、後輪もしくは4輪を滑らせながら走る走法のことをいう。このため、ドリフト競技では、カッコよさや華麗さを競う。

 ドライバーはコーナーのはるか手前からクルマを滑らせてドリフトを開始し、エンジン音をとどろかせてコーナーを通過。猛烈な白煙を上げて駆け抜ける。観客はその車の非日常的な動きに目を奪われ、熱狂するというわけだ。

 これまで国内では、JAF公式戦として「D1グランプリシリーズ」が開催されてきた。D1では選手が1人ずつ走る「単走」と2人で走る「追走」の2つの競技で順位が決まる。単走はどれだけ正確な技術を持っているかで採点し、追走では互いのドリフトに合わせた走り方ができるか、車の速度や角度が相手を上回っているかで勝敗が決まる。つまり、マシンの性能ではなくドライバーのウデで勝負する競技ともいえる。

 このドリフト競技だが、実は日本発祥とされている。世界大会の初開催地として日本が選ばれたのはそんな所以からでもある。

 なお、同大会の主催者であるサンプロスとFISCO Clubでは、今後世界中でシリーズ戦を開催する予定としている。

2017年8月24日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)

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