ポルシェ911 GT3の日本限定モデル「アルティザンエディション」が登場! 江戸切子と藍染からインスピレーション【新車ニュース】
ポルシェジャパンはこのほど、ドイツ本社と連携して開発した911 GT3の日本市場向け特別限定モデル「アルティザンエディション」を、30台限定で発売すると発表した。
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藍染に象徴されるジャパンブルーへの敬意を表現
アルティザンエディションは“真のラグジュアリーは細部に宿る”という思想のもと、カスタマイズプログラムの「ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー」によって特別に仕立てられた初めての日本限定車。機械工学とクラフトマンシップというふたつの卓越した世界を結びつけた、唯一無二のモデルだ。
アルティザンエディションは、911 GT3の徹底したエンジニアリングと、江戸切子と藍染という日本で最も尊ばれる伝統工芸の精神的遺産を融合。これは単なる自動車ではなく、手仕事によって完璧を追求する熟練の職人「アルティザン=Artisan」の精神を体現する1台なのである。
機械工学とクラフトマンシップという二面性をテーマとしたエクステリアは、ホワイトを基調に「クラブブルー(W60)ペイント・トゥ・サンプル」と淡いブルーのアクセントを施し、藍染に象徴されるジャパンブルーへの敬意を表現。サイドリバリーには、空気と時間の流れを象徴するグラデーションが施された。
ポルシェ911 GT3アルティザンエディション|Porsche 911 GT3 Artisan Edition
ダッシュボードおよびドアを含むインテリアのレザーには、内側にスピードブルー、外側にホワイトのダブルステッチを採用。公道とサーキットという二面性を象徴するとともに、コックピットに見られる精緻なステッチワークを想起させる。
ブラックのブラッシュドアルミニウム製イリュミネイテッド・ドア・シルガードには“GT3 Artisan Edition”のロゴがあしらわれ、ドライバーを特別に仕立てられた空間へと誘う。
シートのパターンは、何世紀にもわたり磨き上げられてきた日本の伝統的な藍染から直接着想を得たもの。深みのある色調と繊細な濃淡の変化で知られる藍染は、クラフトマンシップ、忍耐、そして精密さを体現する技法。その藍染の哲学は、オーナー用アクセサリーにも受け継がれている。
ウォレットとキーポーチは、いずれも唯一無二のポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー・アクセサリー。車両キーもまた、このモデルを引き立てる存在としてボディと同じホワイトで塗装され、エクステリアのリバリーを反映したグラフィックオーバーレイが施されている。
エアロダイナミクスパッケージを含む「マンタイキット」を装備
ポルシェ911 GT3アルティザンエディション|Porsche 911 GT3 Artisan Edition
パワーユニットは既存の911 GT3から変更はなく、最高出力375kW(510ps)、最大トルク450Nm(45.9kgf-m)を発生する4.0リッターの自然吸気式水平対向6気筒エンジンを積む。
だが、この限定車には4ウェイ調整式コイルオーバーサスペンション、スチールスリーブ付きブレーキラインセット、高速度域の挙動を安定させるダウンフォースを生み出すエアロダイナミクスパッケージを含む「マンタイキット」が装備されており、走りの質はさらに高められている。
エアロダイナミクスパッケージは、最適化されたアンダーボディコンセプト、フロントリップおよびフラップ、カーボン製エアロディスク、リアディフューザー、さらに大型エンドプレートを備えた強化カーボン製リアウイングで構成。高速域におけるダウンフォースと安定性を大幅に向上させる。
サーキット志向のディテールやマンタイならではのデザイン要素と相まって、911 GT3のバランスと精度を一段と洗練させる「マンタイキット」は、メーカーが正式に承認するパッケージとして、サーキットで実測可能なパフォーマンスの向上を実現するものなのだ。
マンタイは、ドイツ・ニュルブルクリンクに隣接するモイシュパトを拠点とする、ポルシェGTモデルに特化したスペシャリスト。元レーシングドライバーのOlaf Manthey(オラフ・マンタイ)氏が1996年に立ち上げたレーシングチーム「マンタイレーシング」がその出自だ。マンタイキットは世界中のポルシェ正規販売店ネットワークで展開されており、ニュルブルクリンク・サーキット北コースにおける市販車最速記録のひとつを保持している。
ポルシェ公式サイト「911 GT3アルティザンエディション」
https://www.porsche.com/japan/jp/artisan-edition




