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最終更新日:2023.06.23 公開日:2023.03.08

何をやってる研究所? 交通安全環境研究所がWebで一般公開中!

交通研こと交通安全環境研究所が、3月17日15:00までオンライン一般公開を開催中。何をやっているのか興味を持った方は、ぜひ一般公開を覗いてみてほしい。さらに4月に予定されているJAXAも含めたリアル施設公開の情報もご紹介。

文=くるくら編集部

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交通安全環境研究所って、何をやってる研究所?

(c)metamorworks – stock.adobe.com

 あまり馴染みのない名前だが、交通安全環境研究所は昭和25年(1950年)に旧運輸省の研究所として発足以来、自動車等の陸上交通にかかる施策の立案や基準の策定のための試験研究、自動車のリコールに係る技術的な検証等を行っている。研究所内には、乗用車用シャシーダイナモメータ、電波暗室(電磁波測定装置)、大型ドライビングシミュレータ、列車運行システム安全性評価シミュレータなどの施設がある。また、次世代低公害車 開発・実用化促進プロジェクトといった取り組みも推進している。

ゆるキャラ「くるマン」が案内してくれる動画も公開中

 交通安全環境研究所では、日頃の研究活動等を知ってもらうことを目的に、3月6日10時よりオンライン形式での一般公開を開催している。期間中は同研究所の公式ホームページから特設サイトにアクセスできるので、興味のある方はこの機会に覗いてみてはどうだろうか。事前前申し込みは不要、参加費も不要である。

【公開内容】
研究内容・フォーラム・講演会の様子について動画で紹介
交通研ヒストリー(30年前及び50年前の研究内容紹介)
ペーパークラフト・ぬりえのコンテンツ提供

【公式ホームページ】
https://www.ntsel.go.jp/

 動画では同研究所のゆるキャラ(?)・くるマンが、実際に行われている試験の内容を紹介してくれる。ちょっとゲーム的で一度はやってみたくなる「列車運行システム安全性評価シミュレータ」や、ロープウェーのロープなどの疲労試験を行う「ロープ曲げ疲労試験機」といった珍しい装置など、普段は見ることのできない同研究所ならではの装置類が興味深い。

4月には、JAXAも含めたリアルな施設公開も予定

 4月23日には、東京都三鷹市と調布市の市境付近にある交通安全環境研究所、海上技術安全研究所、電子航法研究所、そしてJAXA調布航空宇宙センターが、リアルな研究施設の現地一般公開を行う予定だ(入場無料・事前登録制:定員5,000人)。事前登録および詳細については、交通安全環境研究所のホームページから確認できる。

【現地公開についての告知ページ】
https://www.ntsel.go.jp/news/index_364.html

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