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クルマ2022.12.04

F1参戦のアウディがザウバーとタッグを結成し、頂点を狙う!

フォーミュラワン(F1)世界選手権に参戦することを表明しているアウディが、レーシングチームのザウバーとタッグを組むことを発表した。2026年以降、アウディのパワーユニットと、ザウバーのレースカーを融合させることで、一気にF1の頂点を狙う。

文=谷中朋未
写真=アウディ ジャパン

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アウディはパワーユニットを、ザウバーはレースカーを開発

アウディAG技術開発担当取締役会メンバーのオリバー・ホフマン氏(左)と。アウディAG取締役会会長のマルクス・デュースマン氏(右)。写真=アウディ ジャパン

アウディAG技術開発担当取締役会メンバーのオリバー・ホフマン氏(左)とアウディAG取締役会会長のマルクス・デュースマン氏(右)。

 今年の8月、F1に参戦することを明らかにしたアウディは、F1攻略における戦略的パートナーに、スイスのザウバーを選んだことを明らかにした。ザウバーはレーシングチームとして約30年の長い経験を誇り、F1でも高い知名度を誇るチームだ。今後、アウディはザウバーグループの株式を取得する予定となっている。

 アウディがF1に参戦する2026年に向け、新しいレギュレーションを導入するが、その中核にあるのが「パワーユニット」の開発だ。このパワーユニットを搭載することで、電動化の比率が大幅に増加されることが見込まれている。

 パワーユニットの仕様として、電動ドライブトレインは400kW(544ps)を発生する内燃エンジンと同様のパワーを発揮するとともに、搭載される1.6リッターターボエンジンもCO2ニュートラルで持続可能なバイオ燃料に切り替わる。F1は2030年までにCO2ニュートラルなレーシングシリーズにするという目標を設けられているため、その方向性に照準を合わせた開発となるようだ。

アウディF1ローンチカラーリングのコンセプトカー

アウディF1ローンチカラーリングのコンセプトカー

 アウディでは、環境に配慮したレギュレーションになることがF1参戦のための重要な前提条件だったといい、2026年シーズンから参戦するため、ドイツ・ノイブルク アン デア ドナウにアウディ フォーミュラ レーシングを設立。2023年にはスタッフ、建物、技術インフラ面におけるノイブルク拠点の拡張をほぼ完了させるという。

 パワーユニットはこのアウディ フォーミュラ レーシングで開発する。製造は同じくノイブルクにあるモータースポーツ・コンピテンス・センターでおこなう。一方、ザウバーはスイスの拠点でレースカーを開発・製造し、さらにレース運営の計画と実行もザウバーが担う予定だ。

アウディAG技術開発担当取締役 オリバー ホフマン氏のコメント
「私たちの野心的なFormula 1プロジェクトのために、経験豊富で有能なパートナーを迎えることができて嬉しく思います。私たちは、ザウバーグループが最先端の設備を持っており、これまでの協力関係からチームが豊富な経験を備えていることを知っています。私たちアウディは、彼らとともに強力なチームを作ることができると確信しています」

ザウバーホールディング会長 フィン ラウジング氏のコメント
「アウディは、ザウバーグループにとって最高のパートナーです。私たちは、価値観とビジョンを共有しています。力強く優れたパートナーシップにより、私たちは共通の目標を達成できると信じています」

 ザウバーの力を得たアウディが2026年のF1にどのようなマシンを送り出すのか。今からその時を楽しみに待ちたい。

アウディフォーミュラレーシングのCEO アダム・ベイカー氏。写真=アウディ ジャパン

アウディフォーミュラレーシングのCEO アダム・ベイカー氏

写真=アウディ ジャパン

この車両は量産モデルとしては入手不可能。

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