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最終更新日:2023.06.16 公開日:2020.06.17

国道357号「舞浜立体」開通に伴う首都高・B湾岸線の通行止め。6月22日16時から

E51東関道と首都高・B湾岸線に沿って千葉から神奈川までをつなぐ延長・約160kmの国道357号・東京湾岸道路。浦安市で6月28日(日)朝7時頃に開通するのが、延長約0.9kmの「舞浜立体」だ。この開通に伴い、首都高・B湾岸線の浦安出入口で通行止めが行われる。

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舞浜交差点をオーバーパスする国道357号・東京湾岸道路の舞浜立体の西行き(東京方面)。

 千葉県富津市から神奈川県横須賀市に至る国道357号・東京湾岸道路(※1)は、東京湾の重要港湾施設や羽田空港などを結ぶ幹線道路であることから交通量が多い。そこで、各区間において渋滞の緩和や交通の流れをスムーズにすることを目的に、立体交差(自動車専用部)の建設が進められている。今回、国土交通省関東地方整備局に配置されている首都国道事務所の管轄内で完成するのが、浦安市の舞浜交差点をオーバーパスする「舞浜立体」(延長・約0.9km)だ。2016年度から事業に着手され、いよいよ6月28日(日)朝7時頃に開通となる。

※1 国道357号・東京湾岸道路について:東京湾岸道路とは、正確には東京湾沿いに建設された高速道路と一般国道(自動車専用部+一般部)で構成される道路群の通称だ。高速道路は、首都高・B湾岸線やE51東関道、E16横浜横須賀道路、CA東京湾アクアラインなど。一般国道は357号の全区間、14号および16号の一部区間などで構成される。なお東京湾岸道路という通称は、国道357号単体の通称としても用いられている。また国道357号自体の延長は約80km。

舞浜立体の所在地。画像提供:首都国道事務所

舞浜交差点をオーバーパスする舞浜立体の東行き(千葉方面)。

 舞浜立体が建設された関係で、国道357号は上下線ともに舞浜交差点へのアクセス方法が変更となる。同交差点で右左折する場合は、周辺の案内標識に従って通行するよう推奨されている。

舞浜立体の航空写真。画像提供:首都国道事務所

B湾岸線(西行き)浦安出入口は3日間の通行止め

また、東京へ向かうB湾岸線(西行き)の浦安入口へのアクセス方法も変更となる。同入口への連絡路は、舞浜立体の西行き(東京方面)の途中、見明川(みあけがわ)にさしかかる手前から分岐する形だ。一方、B湾岸線(東行き)の浦安出口連絡路は、舞浜立体の東行き(千葉方面)の前方で国道357号に合流する。

舞浜立体の平面図。オレンジ色が舞浜立体だが、側道との分流はさらに手前で、合流は先になる。画像提供:首都国道事務所

 なお今回の舞浜立体の開通に伴い、B湾岸線では交通の切り替えを行うため、浦安出入口が以下の通りに通行止めとなる。浦安出口の代わりとしては、手前の葛西出口の利用が推奨されている。また浦安入口の代わりとしては、若干遠回りになるが、舞浜入口を利用するのがいいだろう。

【B湾岸線(西行き)・浦安入口】
●6月27日(土)19時~28日(日)7時

予備日:なし

【B湾岸線(東行き)・浦安出口】
●6月22日(月)16時~23日(火)20時

予備日:6月23日(火)、24日(水)、25日(木)

●6月24日(水)21時~25日(木)6時

予備日:6月25日(木)、26日(金)、27日(土)

●6月27日(土)21時~28日(日)6時

予備日:なし

右が舞浜立体・西行き(東京方面)と側道の分岐か所。ただし撮影した6月中旬の時点では、まだ左が国道357号で、右はB湾岸線・西行きの浦安入口の連絡路。


国道357号において、首都国道事務所が担当するのは千葉県市川市二俣から東京都江東区辰巳までの16.4km。この区間内で完成した立体交差は、舞浜立体で6か所目だ。そして残すは、市川市の塩浜交差点(南行徳駅前通りと交差)をオーバーパスする塩浜立体のみとなった。塩浜立体が完成すれば、首都国道事務所の管轄内16.4kmは全区間で信号の影響を受けなくなる。塩浜立体の完成時期は発表されていないが、2020年度は調査設計と塩浜地区の橋梁下部工事が実施される予定だ。

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