2019年の日本カー・オブ・ザ・イヤーはRAV4
日本国内で発表された乗用車のなかから、今年を代表する1台を選考する日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会が12月6日に開催され、トヨタのRAV4が選ばれた。
今年の1台を決める賞典、日本カー・オブ・ザ・イヤー
日本カー・オブ・ザ・イヤーは、その年を代表する1台を決める賞典で、前年11月1日から当年10月31日までに日本国内で発表された乗用車が対象となる。選考方法は、まずノミネート車の発表、ノミネート車を10台に絞る1次選考の順で行われる。
そして自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員が、各自の持ち点25点を、ベスト10から5台を選んで配点(1番高い評価を与えるクルマには10点を配点)。その配点(得点)の合計によって日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定する。
今年は、トヨタRAV4が「新時代のSUVとしてあらゆるニーズに高いレベルで対応した」ことや、「走りの快適性、楽しさ」「コネクティッドサービスを利用できるDCM(Data Communication Moudule:専用通信機)を全車標準装備」などの理由で選ばれた。今年の得点表は下記のとおり。
2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー得点表
また日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、輸入車を対象とした「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」や、イノベーション部門賞、エモーショナル部門賞、スモールモビリティ部門賞といった各賞も設けられている。
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:BMW 3シリーズ セダン
イノベーション部門賞:日産 スカイライン
エモーショナル部門賞:ジープ ラングラー
スモールモビリティ部門賞:日産 デイズ 三菱 eKクロス/eKワゴン
3年ぶりに国産車が受賞した日本カー・オブ・ザ・イヤー
2017年にはボルボXC60、2018年にはボルボXC40と、2年連続で輸入車が日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれており、今年のトヨタRAV4は国産車としては3年ぶりの受賞となった。