自転車を漕ぐスピードと360°映像が連動するVRアトラクション
「やさしいバーチャル体験、はじめました!」をキャッチコピーに、7歳からお年寄りまで簡単にVR体験ができるアトラクションが誕生した。どこにでもありそうな普通の自転車を漕ぎながら、360°映像を体験できるアトラクション「VR-CYCLE」(有料)である。実際に楽しめるのは、常設型VR専門エンターテインメント施設「VR Centerイオンレイクタウン店」。自転車を漕いだスピードと360°映像が連動するアトラクションとして、8月10日より稼働している。
自転車を漕ぐだけというシンプルさも、このアトラクションの大きな魅力。
自転車を漕ぐだけで、子どもからお年寄りまで楽しめる
専用ゴーグルを装着して自転車にまたがるだけで、予め用意された360°映像が目の前に展開。まるでその映像の中にいるかのような不思議な世界を体験できる。また「自転車を漕ぐだけ」というシンプルさがVR体験の敷居を下げ、子どもからお年寄りまで誰にでも楽しめるアトラクションとなっているのも大きな魅力だ。
このアトラクションの最大の特徴は、自転車を漕ぐスピードと、360°映像の再生スピードが連動している点。速く漕げば映像も速く進み、ゆっくり漕げば景色を楽しみながら進むことができる。さらに、実際に走ってる時のように風を浴びられるようになっていて、スピードに合わせて風力も変わるため、あたかも映像の中を走っているかのような没入感が味わえる。
バーチャルならではの異次元体験も魅力
現在、用意されている映像は、越谷レイクタウン内を360°カメラを付けたドローンで空撮したもの。さらに大自然の中へ移動し、空を飛んだり花畑を楽しんだりと、映画のワンシーンのような不思議な世界を体験できる。
VRアトラクションを楽しむ際は、写真のようにあちこち見渡して360°カメラの映像を堪能するのがオススメ。
VRアトラクションは、簡単に360°映像コンテンツを差し替えられるのも大きな特徴。今回紹介している「VR-CYCLE」も映像コンテンツを工夫することで、大きな可能性が生まれそうだ。マウンテンバイクでのアクロバット擬似体験や、SF映画のワンシーンのように月に向かって空を飛べたりできれば、自転車を漕ぐだけでかなりハイレベルなバーチャル体験ができるだろう。今後の可能性を秘めたテクノロジーにも大いに期待したい。